市有施設の統廃合や財源確保等の取組み
前橋市では、ファシリティマネジメントが着目される以前から、統廃合による施設集約や適正配置、維持管理費の削減などに取組んでいます。これらの取組みは、単純に施設の縮小・廃止を目的としたものではなく、サービスの維持や向上を考慮して進めてきたものです。
ここでは、これまで前橋市が行ってきた各取組みの実績を紹介します。
公共施設の統廃合等
1.共同調理場
市内の他の調理場機能を強化し、配送校を見直すことで、老朽化した施設を廃止ました。現在、6か所の共同調理場で前橋市立の小学校・中学校・特別支援学校及び幼稚園の全70か所に給食を供給しています。なお、令和5年度より東部共同調理場、西部共同調理場及び南部共同調理場の3場で調理業務と配送業務を民間に委託しています。
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廃止年 |
施設名 |
跡地の利活用 |
|---|---|---|
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平成24年 |
中央共同調理場 |
土地・建物を民間企業へ売却 |
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平成29年 |
粕川共同調理場 |
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2.保健センター
地域担当職員制度の導入や個別健診サービスなどの各種ソフト事業の充実を図ることで、平成の合併により町村から引き継いだ各保健センターを順次廃止し、跡地の利活用を進めています。
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廃止年 |
施設名 |
跡地の利活用 |
|---|---|---|
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平成26年 |
宮城保健センター |
土地・建物を地元へ譲渡 |
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平成27年 |
粕川保健センター |
土地を民間企業へ貸付 |
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平成28年 |
大胡保健センター |
大胡公民館に転用 |
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令和2年 |
富士見保健センター | 土地・建物を民間企業へ売却 |
3.保育所
就学前児童数の推移と保育ニーズ等を踏まえ、サービス向上や運営費用の節減を図るために公立保育所の民営化及び統廃合を進めています。
また、保育料については、第3子以降は無料とするなど本市独自の取組みも行っています。令和7年度には第二保育所と第三保育所を統合し、六供保育所の運営を開始しています。
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民営化した年 |
施設名 |
|---|---|
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平成19年 |
上陽保育所 |
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平成20年 |
第五保育所 北保育所 |
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平成21年 |
石倉保育所 木瀬保育所 |
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平成31年 |
第四保育所 総社保育所 |

4.市営住宅
広瀬団地建替えなど住宅の特徴に応じて適切な整備内容を選択し、より効率的かつ効果的に改善によって、長寿命化を図るほか、エレベーターを設置し、高齢者等にやさしい住環境整備を進めるなど、多様な世帯に配慮した住環境の提供を図ったうえで、老朽化が進む団地や効率的な建替えが困難な団地について、順次用途廃止を進め、管理戸数の適正化に努めています。その結果、令和6年には平成29年の5,460戸から80戸少ない5,380戸となっています。
5.中学校プール
プールの利用期間は夏季に限られていること、また、中学校の水泳の授業時間数は小学校に比べて少ないことなどから、老朽化で改修が必要となった中学校プールについては、民間や公営プール等の代替施設の活用を進めたうえで取り壊し、 体育館の建替え用地に利用するなど、限られた学校敷地の有効活用を図っています。なお、プールを維持していくためのコストと、民間施設等を利用した場合のコストを比較すると、民間施設等を利用する場合の方が経費が少なくなる結果となっています。
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解体年 |
学校名 |
代替施設(現在) |
|---|---|---|
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平成17年 |
第一中学校 第六中学校 |
民間スイミングスクール |
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平成19年 |
桂萱中学校 |
桂萱小学校 |
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平成23年 |
みずき中学校 |
民間スイミングスクール |
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平成25年 |
第五中学校 |
天川小学校 |
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平成26年 |
荒砥中学校 |
前橋総合運動公園コミュニティプール |
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平成27年 |
東中学校 |
東小学校・箱田中学校 |
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平成28年 |
元総社中学校 |
元総社北小学校 |
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平成28年 |
木瀬中学校 |
前橋総合運動公園コミュニティプール |
6.小・中学校
少子化により児童数が減少している中で、学校の小規模校化が進んでいることから、児童生徒の教育環境の維持・充実を目的に「前橋市小中学校の適正規模・適正配置基本方針」に基づく学校の統廃合を行っています。平成21年度に71校(分校を除き、小学校49校、中学校22校)あった学校数は令和6年度には66校(分校を除き、小学校46校、中学校20校)になりました。
| 統廃合年 | 施設名 | 小学校児童数(全体) | 中学校生徒数(全体) |
|---|---|---|---|
| 平成23年 | 第二中学校+第四中学校→みずき中学校(第四中学校敷地に新校舎建設) | 18,112人 | 9,186人 |
| 平成27年 | 芳賀小学校+嶺小学校→芳賀小学校(芳賀小学校校舎を使用) | 17,099人 | 8,813人 |
| 平成28年 | 桃井小学校+中央小学校→桃井小学校(桃井小学校敷地に新校舎建設) | 16,784人 | 8,788人 |
| 平成29年 | 朝倉小学校+天神小学校→わかば小学校(朝倉小学校校舎を使用) | 16,582人 | 8,563人 |
| 令和3年 | 広瀬中学校+春日中学校→明桜中学校(天神小学校校舎を使用) |
15,598人 |
7,963人 |
なお、広瀬中学校の跡地はスポーツカルチャーセンター(整備中)、春日中学校の跡地は民間企業へ売却、嶺小学校の跡地は、民間企業へ貸付けを行っています。
嶺小学校の跡地について詳しくは、下記をご覧ください。
7.その他
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その他統廃合施設 |
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|---|---|
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平成16年 |
粕川有機肥料供給センター(し尿処理施設) |
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平成21年 |
萱野団地排水処理施設 |
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平成21年 |
富士見衛生センター(し尿処理施設) |
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平成24年 |
南部清掃事務所 |
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平成25年 |
大胡衛生センター(し尿処理施設) |
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平成29年 |
大胡幼稚園+大胡東幼稚園→おおご幼稚園 |
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令和4年 |
東部農村環境改善センター |
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令和4年 |
日吉児童館(総合福祉会館内) |
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令和6年 |
第一・第二・第三福祉作業所統合→地域活動支援センターこころ |
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令和7年 |
粕川農産物直売所、ふるさと館廃止 |
自主財源の確保
1.普通財産の売払い
用途廃止後の跡地など、所期の行政目的を達成し、今後利用する予定のない低・未利用の普通財産については、保有しているだけでも除草等の経費が必要となるため、売払いを進め自主財源の確保に努めています。
平成16年度から令和元年度までの売払い総額は74.8億円です。

2.愛称命名権(ネーミングライツ)の導入
施設運営の安定化と市民サービスの向上などを目的として、前橋市が所有する施設でネーミングライツ制度を導入しています。
詳しくは、下記をご覧ください。
その他利活用の推進
1.支所・市民サービスセンター・公民館・図書館分館の複合化
昭和の合併により11地区に配置されている市民サービスセンターや支所は、公民館や図書館分館との複合施設とし、地域住民の利便性の向上を図るとともに、配置人員や施設管理コストの合理化に努めています。
2.市庁舎への広告板等の導入
空きスペースを利用し広告版などを設置することで、市有資産の有効活用や住民サービスの向上に努めています。
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設置物 |
設置場所 |
設置目的 |
写真 |
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広告板 |
市庁舎エレベーター内 |
市有資産の有効活用 地域経済の活性化 歳入確保 |
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デジタルサイネージ |
市庁舎1階ロビー |
庁舎内、市域及び市政に関する情報を分かりやすく案内 歳入確保 |
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宅配便ロッカー |
市庁舎正面玄関脇 前橋プラザ元気21北側入口脇 |
住民サービスの向上 再配達に伴う二酸化炭素の排出抑制及び労働環境の改善への協力 |
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| 広告付きAEDの設置 | 市庁舎1階ほか市有14施設 (市有施設等におけるAED設置施設の一覧は下記のリンクから) |
AEDの充実 経費削減 |
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3. 粕川支所内への金融機関スマート出張所の開設(令和5年4月24日から)
金融機関の統廃合により、当該地域の金融機関が廃止されることとなり、地域住民の利便性の低下が課題となっていましたが、支所内の余剰スペースにスマート出張所を開設することで、地域住民の利便性の維持及び資産の効率的利活用を図ることができました。

JA前橋市粕川スマート支所の外観
この記事に関する
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財務部 資産経営課 資産活用推進室
電話:027-898-6654 ファクス:027-243-6144
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
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更新日:2026年06月05日