市債(借金)について(Q&A)
なんで借金をするの?
家庭だと、家を建てたり、車を買ったりするときにお金を借りることがあると思いますが、市でも大きな事業をするときにお金を借ります。
例えば、学校の建設や補修、橋を作ったりするのには、まとまった費用がかかりますので、
このようなときに、市役所もお金を借りて、何年かに分けて、お金を返します。一つには一度に払うのは大変だということがありますが、なにより、こういう施設は、何十年も使うもので、今、税金を納めている年代の人だけでなく、広い年代に分けて、少しずつ負担していくことが公平だと考えているからです。

前橋市の市債残高(借金残高)は?
令和6年度末の市債残高(一般会計)は1,411億円です。
こんなに市債(借金)があって大丈夫なの?
前橋市と同じくらいの規模の都市と比べると、やや市債残高(借金)が多い状態です。しかし、市債残高と収入の大きさなどで、借りているお金が適正な範囲かどうかを図る指標がいくつかあり、大丈夫な範囲になっています。例えば、実質公債費比率という指標では、18%以上が要注意ですが、前橋市の令和6年度は7.9%です。 また、新しい借入額は、毎年度の元金返済額を超えないように気をつけることで市債(借金)の残高を減らしています。
実質的な市民負担となる市債(借金)はどのくらいあるの?
令和6年度末の一般会計の市債残高は1,411億円で、このうち臨時財政対策債が552億円、通常債が859億円となっています。臨時財政対策債は、後年度に返済額の全額が地方交付税措置されますので、実質的な市民負担はありません。また、通常債859億円のうち、約307億円は、後年度に地方交付税措置される見込みですので、実質的な市民負担となる市債残高は、この措置を差し引いた約552億円(通常債の約64%)となります。
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更新日:2022年09月28日