Q 前橋市は黒字なの?

前橋市って黒字なの?

 令和4年度の決算では、51億1,217万円の黒字(プラス)でした。

実質収支のグラフの画像
実質収支額の推移
平成28年度 1,578,541千円
平成29年度 2,488,964千円
平成30年度 2,528,921千円
令和元年度 2,093,801千円
令和2年度 3,409,874千円
令和3年度 4,100,950千円
令和4年度 5,112,175千円

黒字のお金はどうしているの?

 法律により、黒字の半分以上を基金(貯金)に積み立て、経済情勢の変化で赤字(マイナス)になりそうな場合や災害が起きてしまった場合など、将来に備えることになっています。
 令和4年度のプラス分51億1,217万円のうち、36億円を基金に積み立て、残りを令和5年度の予算として使います。

黒字が続いているなら、前橋市の財政は安心なの?

 単純に安心とは言えません。
プラス、マイナスを計算する方法には、いくつか種類があります。過去のプラス分等を差し引いて計算する方法(単年度収支といいます)だと、令和4年度はプラスになります。このほか平成29年度、平成30年度、令和2年度及び令和3年度はプラスでしたが、平成28年度及び令和元年度はマイナスでした。

このため、平成28年度及び令和元年度は過去の黒字を取り崩して運営する状態であったと言えます。

 一方で、この数値のプラスが続くことは、毎年度余ったお金が貯まり続けることも意味します。自治体の主な収入は、市民の方々からの税金ですから、貯まったお金は行政水準を引き上げることなどで、市民の方々に還元する必要があり、結果としてある年度の単年度収支がマイナスとなってしまうこともあります。

単年度収支のグラフの画像
単年度収支額の推移
平成28年度 ▲1,731,795千円
平成29年度 910,423千円
平成30年度 39,957千円
令和元年度 ▲435,120千円
令和2年度 1,316,073千円
令和3年度 691,076千円
令和4年度 1,011,225千円
    

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更新日:2022年09月28日