前橋市新最終処分場整備検討委員会適地選定専門部会(第5回)

審議会名

前橋市新最終処分場整備検討委員会

会議名

第5回前橋市新最終処分場整備検討委員会適地選定専門部会

日時

令和2年1月20日(月曜日) 午前9時30分から午前10時20分まで

場所

第一コミュニティセンター 2階ホール

出席者

(委員)

荒井会長、片野委員、田中委員、西村委員

 

(事務局)

南雲環境部長、堤掃清施設整備室長、柴崎課長補佐兼清掃施設整備担当係長、神田主査、金井主任

 

(エックス都市研究所)

小日向主任研究員、中村研究員

欠席者

土倉委員

議題

1  開会
2  挨拶
3  議事
  (1)二次選定について
  (2)その他
4  閉会

会議の内容

1開会

堤清掃施設整備室長から、会議は非公開とし、議事概要について公開(一部非公開)するとの説明を行った。

2挨拶

南雲環境部長及び荒井会長が挨拶を行った。

3議事

堤清掃施設整備室長から本日の出席委員数が5人中4人であり、定足数を満たし会議が成立する旨の報告があり、この後、荒井会長が議長に指名され議事を進行した。

(1)二次選定について

(柴崎課長補佐)
本日は、前回までにご協議いただいた二次選定の選定方法に沿って、候補地3か所の地元の意向や経済性についての評価をまとめたので、その評価方法等について協議いただきたい。

資料1 前橋市新最終処分場用地選定報告書(案)
これは、平成29年8月に策定した「前橋市最終処分場施設整備方針」に基づき、新最終処分場建設に向けて建設用地の選定を開始してから、これまでの経過をまとめたものになる。
1ページ第1項として、まずは市有地での候補地選定を行ったが、利用計画、環境保全、災害危険の観点から建設可能な市有地はなかった。
次に、3ページ以降が第2項として、公募による選定で、資料2として、公募の候補地9か所の位置図を用意したので確認いただきたい。この9か所の中から委員の皆さんにご協議いただき3か所に絞った一次選定についての記載が資料1の3ページから20ページまでとなる。
本日は、21ページ以降の二次選定について、協議いただきたいが、4ページの候補地選定フローに一部修正があるのでご説明する。
フロー右側の下部に本日の第5回専門部会の開催と次回開催予定の第6回専門部会の記載を追加した。また、二次選定の分類を地元自治会から地元の意向に変更し、項目を自治会との意見交換会と地権者の意向に分けた。これは、自治会の意向と地権者の意向には違いがあることも想定されたことから、別々に評価をすることにした。
21ページの5 二次選定をご覧いただきたい。二次選定では、一次選定の結果に、地元の意向、経済性の観点を加えて総合的に判断することとした。
まずは(1)として、二次選定候補地の概況を記載した。具体的な場所については、地元へ配慮して、記載を控え、3候補地の現状を記載した。
資料3として一次選定結果の応募地概要を用意したので確認いただきたい。
次に、(2)地元の意向であるが、先ほど、フロー図での説明のとおり、自治会と地権者を分けて、アとして、各候補地の地元自治会役員との意見交換会を実施し、処分場建設に対する意見を伺った。各自治会とも灰の飛散や水処理、搬入車両による影響等を心配する質問はあったが、建設に対して反対の意見はなかった。
資料4として、自治会との意見交換会の結果について各自治会で行った意見交換会での主な質疑をまとめたので、後ほどご覧いただきたい。
また、イとして、申請者以外の地権者や隣接居住者に対しては個別に訪問し、意思の確認を行ったところ、宮城地区の一部地権者から反対意見もあったが、おおむね賛成をいただいた。
以上のことから、各候補地の地元自治会の意向に優劣をつける差は無く、また、地権者の意向では宮城地区で一部反対意見があったことから、若干劣ると判断した。
次に、(3)経済性については、表2の9、経済性の算出条件を基にイの算定方法により算出した。

 

(ア)埋立地については、今年度建設している伊勢崎市の建設単価の立米9.5千円をもちいることとした。

次に、(イ)浸出水処理施設の建設費については、他市町村の実績から推計した。また、維持管理費については、メーカー実績から年間1立米当たり90万円で40年間稼働することとして算出した。
次の(ウ)用地費については、固定資産税評価額を参考に算出した。
次に(エ)の支障物件については、本市の区画整理事業等で一般的な住宅の移転に係る平均的な金額から算出した。
次に、(オ)の搬入道路整備費と(カ)の排水管整備費については、他市町村の実績から推計した。
最後に、(キ)の埋設物移設費については、水道局や農業用水の管理者へ移設に係る概算事業費の算出を依頼した。
以上の条件で算出した結果が、24ページの表2の10になる。埋立地の建設費については、3か所とも大きな差はないが、近隣のボーリング調査結果を参考に検討した結果、芳賀地区ナンバー3と宮城地区に関しては、地盤改良工事が必要と思われることから、芳賀地区ナンバー3が3億9千万円、宮城地区が2億9千万円のプラスとなる。
資料5が、近隣のボーリング調査から想定した各候補地の地質の状況となる。
次に、浸出水処理施設の建設費については、埋め立て面積に応じて芳賀地区ナンバー3、芳賀地区ナンバー1、宮城地区の順に増えていき、それに準じて維持管理費も増えている。
その他の内、用地費は宮城地区が最も安価で芳賀地区ナンバー1、ナンバー3の順に高くなる。
支障物件は、芳賀地区ナンバー1は住宅等がなく安価となっている。
逆に、搬入道路では芳賀地区ナンバー1が最も高額になる。
排水施設については、芳賀地区ナンバー1が最も安価で、宮城地区、芳賀地区ナンバー3の順に高価になる。
埋設物の付け替えでは、芳賀地区ナンバー1は特になし、芳賀地区ナンバー3は水道、宮城地区は農業用水埋設管の付け替えが必要となる。
その他の費用の合計では、芳賀地区ナンバー1が最も安価で6億1千8百万円、宮城地区が8億1千8百万円、芳賀地区ナンバー3が最も高価で9億8千万円となった。
以上の結果から、総額では芳賀地区ナンバー1が77億8百5十万円で最も安価となり、次が芳賀地区ナンバー3の82億4千6百5十万円で、宮城地区は91億2千5百万円で最も高価となったことから、芳賀地区ナンバー1と芳賀地区ナンバー3の経済性が優れていると評価した。
次に、25ページの(4)総合評価結果では、前出の(2)地元の意向と(3)の経済性の結果を踏まえ、表2の11二次選定、総合評価の結果のとおり、芳賀地区ナンバー1が二重丸4つ、芳賀地区ナンバー3が二重丸3つに丸が1つ、宮城地区が二重丸1つに丸が3つとなった。 資料1の説明は以上となる。
資料6として河川流量測定調査の結果が出たので、報告したい。
これは、平成31年4月から令和元年10月までの間、9か所の候補地の排水予定河川の流量を調査したもので、10番については、調査開始後に検討した排水場所のため、7月分からとなっている。
また、1番、7,8,9番については、二次選定に残らなかった候補地用のため、9月以降は調査を中止した。
今回の施設計画における排水河川の選定に当たっては、利水者の有無、河川の流量や状況などを総合的に評価し、利水者の理解が得られやすいと思われる河川を選定した。
今後、候補地が選定されれば、これらの結果を基に、利水者の皆さんに安心していただける排水計画を策定していきたい。
説明は以上となる。

 

(荒井会長)
今の事務局説明で、何か意見や質問はあるか。

(荒井会長)
私から一つ質問がある。25ページの総合評価結果の表があるが、結果については未記入になっているがどういうことか。

(堤清掃施設整備室長)
今回の委員会で、こんな形の評価方法でよろしいか了解が得られたら、次の委員会で結果を記載したいと考えている。

(荒井会長)
ということは、この部会では生データのみを議論するということで、その後で結果が入るという理解でよいか。

(堤清掃施設整備室長)
次の委員会で、今日の委員会の結果を踏まえ、評価結果を記載したいと考えている。

(田中委員)
資料4の意見交換の芳賀地区ナンバー1の質問の9で、環境アセスの質問があるが、今回の新処分場の建設は、環境アセスの対象にならないとあるが、これは規模でならないのか。

(堤清掃施設整備室長)
規模が小さいためアセスの対象にはならない。生活環境影響調査は行う。環境アセスに近いものは実施する。

(荒井会長)
最終処分場で大規模なものは国の環境アセスが対象となり、それより小さいものは県の条例の対象になり、それより小さい規模のものについては環境省が定めているのだがミニアセスと呼ばれる生活環境影響調査をすることになる。

(西村委員)
この報告書は、何月に報告書として公表されるのか。

(堤清掃施設整備室長)
3月31日までには出来上がるので、公表は4月以降で考えている。

(西村委員)
報告書の内容とは異なるが、この一連の報告書と付随する資料は、行政文書としての保管期間は何年なのか。

(南雲環境部長)
永年になる。

(西村委員)
うちの学生が、最終処分場の選定について卒業論文のテーマに選んで、現在稼働している荻窪処分場候補地選定過程の情報について問い合わせたら、選定過程の情報はないとの回答だった。
荻窪の処分場はずいぶん前のことだったので、今の考え方は当たらないと思うが、この報告書は、予測に基づいて評価をしているものなので、今後新たに設置する施設については、この評価が正しかったのか、妥当だったのかということを検証していかなければいけないのではないかと思う。
どういった過程で決定したかということについてはきちんと情報の保管をすることと、過去のものについても、どういった過程で決定してきたのか検証することができるように資料の保管と管理をきちんと行っておくことをお願いしたい。

(片野委員)
環境アセスの件で、群馬県では、県が係る公共工事については、自然環境課に問い合わせて、貴重な動植物の生息があるかどうかの確認を行っている。このことは市町村にもお願いしている。
場合によってはその時に、動植物生息調査を行ったほうが良いのではないかという話を受けて、事業実施主体単位で簡単なアセスをするところがあるので、この時に何か出てくる場合がある。その場合の対応ができるよう調整しておいていただきたい。

(荒井会長)
生活環境影響調査は、決められた5項目であるが、それを超えてやることは、妨げるものではないから、より良い調査になる。

(南雲環境部長)
アセスとしての手続きを取らないことだと思うので、それに準じたものを調査ということでやることだと考えている。

(荒井会長)
先ほどの文書の関係についてはどうか。

(南雲環境部長)
文書の関係だが、今回の選定と、この後開かれる検討委員会に関するものは、すべて永年保存としている。その中で、どこまで公開できるかできないかについては、公開請求が来た時点の判断になってくると思う。
先ほどの現在の処分場についての用地選定の件だが、当時こういった用地選定会や検討会自体が開催されていない。そのため、資料はない。用地の取得経過が、今回の用地選定とは異なる状況だった。その取得の状況が、地元の皆さんにとって不満だったということで、地元協議が非常に長引いたという経緯があった。
今回は、そういうことが無いようにこういった委員会を設けて、なおかつ、公にしながらやっていこうということでこういう形をとっている。
委員さんが指摘のとおり、当時と今の行政文書の我々や市民のかたの考え方が変わってきているので、我々としても行政文書についてはしっかりと管理していかなくてはいけないものと考えている。

(荒井会長)
最近、こういった候補地の選定委員会というのが多くなってきている。昔はそんなのは必要ないということで、とりあえず地元へ入っていき、済んでしまった時期もあった。今はなかなかそういう形は取れない。そういう意味で公平性、公正性を担保するためには記録に残して事を進めていくことが大切になる。そういう方向性に沿って市は対応するということである。

(荒井会長)
他に何かあるか。
ないようなので一点質問する。
宮城地区が地元の反対をする人が一部いたということだが、強烈な意見なのか、それともただ反対を表明しただけなのか。

(堤清掃施設整備室長)
1回あった限りでは、絶対私は反対です、と頑なな態度であった。

(荒井会長)
それでこういう評価になったということである。
25ページの地権者の意向は、反対なしを二重丸にして、一部反対は丸にしているが、二進も三進もいかないような状況だとバツということも考えられたのか。

(堤清掃施設整備室長)
考えられた。

(荒井会長)
ほかに何か意見質問はあるか。
ここで、用地選定報告書案について、了解であれば次の段階として、本委員会のほうへ提案をしていきたいと思う。

(南雲環境部長)
先ほどスケジュールの話があったと思うが、この報告書は、委員会で答申するという形ではなくて、市がこれを作ったという形をとりたいと思っている。これを委員の皆様にチェックしてもらっている。中身を審議して意見をいただくという形をとっている。
表紙については2020年3月という日付が入ってくると思うが、公表については4月以降、早い時期4月もしくは5月くらいの発表を考えている。用地選定と、この後会議がある基本構想と同時に発表するようなかたちで考えている。
公表の仕方については、議会関係とか地元の方への連絡調整とかを行いながら、発表のタイミングをこれから決めたいと思っているが、3月中にこれを仕上げて発表というのは考えていない。

(荒井会長)
この用地選定の動きについては、期間、まとめるにあたっては委員さんの意見を聴取して取り入れるということで、最終的には市責任の下に公表するということでよろしいか。
それではこの用地選定案については、この委員会として了承するということでよろしいか。

(異議なし)

注文が幾つかついたが、文書の保存期間の問題とか、アセスの範囲とか、そういったところについては対応をお願いする。

 

(2)その他について

(荒井会長)
その他について委員の皆様で何か意見はあるのか。 ないようなので事務局からその他についてお願いする。

(柴崎課長補佐)
次回の日程を3月2日(月曜日)午後3時から開催したい。日程はいかがか。

(荒井会長)
都合の悪い方はいるか。

(特になし)

(荒井会長)
それでは次回会議を3月2日(月曜日)午後4時からの開催としたい。ほかに何かあるか。
他に意見もないようなので、本日の議事は終了する。

 

4閉会

(堤清掃施設整備室長)
第5回前橋市新最終処分場整備検討委員会適地選定専門部会を終了する。

 

配布資料

資料2 応募地位置図

資料3 一次選定結果

資料6 流量調査結果

*資料2、資料3、資料6につきましては、意思決定過程にある情報であること及び、用地買収に関係する事務事業執行情報であることから非公開とさせていただきます。

この記事に関する
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環境部 清掃施設整備室

電話:027-898-5846 ファクス:027-223-8524
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
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更新日:2020年04月22日