令和6年度第2回上川淵公民館運営推進委員会
審議会名
上川淵公民館運営推進委員会
会議名
令和6年度第2回運営推進委員会
日時
令和7年3月7日(火曜日)午後1時30分~午後2時20分
場所
上川淵公民館会議室
出席者
委員
三橋好委員長、新井はな子副委員長、大島明委員、米澤正和委員、南雲隆夫委員、南雲美津代委員、高岸正義委員、塩原義生委員、纐纈富美子委員、須藤佳津之委員
公民館
木村稔館長
議題
- 令和6年度上川淵公民館事業報告について
- 令和7年度上川淵公民館事業方針について
会議の内容
三橋委員長が議長を務め、令和6年度上川淵公民館事業報告および令和7年度事業方針について公民館長が説明、その後質疑応答を行った。
【主な説明】
(1)令和6年度事業報告について
〇第1回委員会で今年度の計画を審議していただいた。今回は実施結果を報告し、皆さんからの意見を次年度につないでいきたいと思っている。よろしくお願いしたい。
<家庭教育学級>
〇「収穫チャレンジ」は上川淵地区として特徴ある講座である。地区地域づくり協議会食育部会の協力を得て、ジャガイモとサツマイモの2回を実施。公募による地域の親子が収穫を体験した。サポーターの親切な指導の下、親子で楽しい時間を過ごし世代間交流も図られた。
〇ベビープログラムは、インターネットに情報があふれている現代において、講師から直接話を聴き、親どうしの交流ができる大切な機会であると考えている。初めての子育て、核家族、友達もいないなど、精神的に辛い人もいると思う。虐待防止にもなると思う。
〇子育て支援に関しては、「子育てサロン かみかわ」(団体事業)も、大変重要な役割を果たしている。講座と両方で、上川淵の子育てを支援している。
<子育て支援講座>
〇子育て支援講座ではヤングケアラーを取り上げた。社会的な問題となっているが、なかなか受講者が集まらず、どのように地域の方に関心を持ってもらうか課題として残った。
<少年教室>
〇未来を担う子どもに様々な体験を通し将来を考えてもらえるよう、夏休み期間を利用し小学生を対象に5講座を実施した。
〇「真夏の夜のお話会」では読み手を公民館報で公募した。
〇「涼しいところを探そう」は様々な所の温度を測定、また、打ち水で温度を下げるなどの体験を通し環境について考えた。
〇アナウンサー体験はテレビ朝日の出前講座に応募。アナウンサーである講師の指導はわかりやすく子どもも役になりきり、わずかな時間でとても上手にしゃべることができるようになった。
〇農業体験ワークショップは、全市的に部活動が休みとなる「中学生・多様な学びの日」に合わせて企画した。中学生に地域のイベントに参加する機会を提供するという方針を踏まえて企画したが申込者いなかった。内容や学校との連携が今後の課題となった。
<高齢者教室>
〇運動会での披露を目的にフォークダンス教室を開催した。老人クラブ連合会とフォークダンスクラブに協力いただいた。当初、他にも講座を実施予定であったが実施できなかった。来年度は早めの準備を心がけたい。
<世代間交流事業>
〇七夕短冊かざり展には、234枚もの短冊が飾られた。子どもから高齢者、外国の方まで多様な方の参加があった。
<地域づくり講座>
〇パラリンピックに合わせ、地区社会福祉協議会と共催してボッチャのパネル展を行った。障がい者への理解につながることを期待する。当地区でもボッチャをサロン等の活動に取り入れる町が増えている。
〇地区住民の関心の高い健康に関する講座を地区保健推進員と共催で実施した。「インターバル速歩」の学習、実践と「糖尿病と高血圧の予防でやわらかい血管づくり」をテーマにパネル展を行った。
<人権・男女共同参画事業>
〇男女共同参画パネル展示「だれもがどれも選べる社会に」および地区内小中学校に協力していただき児童、生徒の作品を展示する「こどもと人権パネル展」を行った。
<食育講座>
〇上川淵の古代米を使った料理教室1.は、地区地域づくり協議会食育部会と連携して実施し、古代米と活動のPRも行った。食育サポーターも参加し一般参加者と交流も図った。当日は、古代米の薄いピンク色が映えるよう裏巻きずしを作った。
<生涯学習奨励員研修>
〇「自転車の安全マナー教室」は、自転車事故やマナーの悪さが報道等でも増えていることを踏まえて実施した。
〇「市長と語る・地域が支える学びと愛~こどもたちのために地域ができることを考えよう~」を実施した。市長の子育てや教育に関する話の後、地域における子どもの環境について活発な意見交換が行われた。
<自主学習グループ支援事業>
〇安全にグループ活動に来てもらえるよう、「命を守るための安全運転講座」を実施した。あわせて行ったシニアカーの試乗も大人気だった。
〇グループ連協加盟団体は、いつでも、誰でも、入会、退会ができることとなっているが、「グループ体験月間」を設け積極的に会員募集を行った。学習グループは多様な学習機会を地区住民に提供し、学びたい住民の受け皿となっている。公民館活動において需要な役割を果たしている。
<公民館DX事業>
〇昨年に引き続きスマホ講座を実施。今年度は2日間の連続講座とし約1週間後に、デジタルよろず相談を開催してフォローアップに努めた。
<文化祭>
〇昨年より多くの団体の参加があり、来場者も多く賑やかに開催された。昨年同様「のびゆくこどものつどい・ふれあいの広場」と同時開催とすることで子どもの来場も多く世代間交流も図られた。今年度は、開会式で名桜中吹奏楽部に演奏していただいた。また、ボランティアとして七中、名桜中の生徒が活躍してくれた。皆からいただいた反省点の改善に努めながら次年度の計画をしたい。
<団体支援事業>
〇資料のとおり実施
(2)令和7年度公民館事業方針について
〇令和7年度上川淵公民館事業方針については、今年度と同様と考えている。
【質疑応答】
(委員)文化祭で明桜中吹奏学部が演奏したことはとてもよかった。七中にも出演の機会があるとよい。2つの中学、4つの小学校にローテーションで出演してもらうことはできないか。楽器の運搬が難しいか。
(委員)書道や美術の展示だったらできるのではないか。
(委員)市民運動会で鼓笛がなくなったのは、時間短縮のためか。
(館長)学校から出演がなかなか難しいと聞いている。市内全体でそういう状況のようだ。子どもも忙しく、運動会用に練習する時間が取れないと聞いた。また、現在、鼓笛は全員ではなくクラブ活動の扱いになっているようだ。
(委員)前橋祭りでは以前は行進したが、今は固定の箇所での演奏となっている。(委員)町のお祭りとかで、演奏してもらってもよいと思う。
(委員)学校は、いろいろな町の子がいるので、特定の町のお祭りは難しいかもしれない。
(委員)楽器の運搬がない歌や、ピアノ、リコーダー等でもよい。
(委員)文化祭に七中と明桜中が交代で出られるとよい。しかし、七中は楽器の運搬が難しいか。休日は先生の働き方の問題もある。
(委員)子どもの発表の場があると良い。孫とか見られる機会があると喜ぶ人も多いと思う。
(館長)今年度は明桜中の体育館で開会式を行ったが、公民館の大規模改修が終われば公民館でできると思う。無理のないところで学校に出てもらう機会を作っていきたい。
(校長)学校の保護者アンケート結果でも、キャリア教育、人権教育が重要との結果が出ている。No7(薬剤師体験)、No10(アナウンサー体験)、No11(農業体験)、No18(子どもと人権パネル展)は、それに対応している。
(委員)第1回推進委員会で高齢者教室の計画に入っていた「さわやか生活セミナー」はどうしたのか。
(館長)高齢者教室の反省として申し上げたが、今年度は実施することができなかった。来年度は、ぜひ、早めに計画し実施したい。老連にも相談させていただく。
以上の質疑を行い、会議を終了した。
配布資料
この記事に関する
お問い合わせ先
市民部 市民協働課 上川淵市民サービスセンター(公民館)
電話:027-265-0455 ファクス:027-265-4861
〒371-0813 群馬県前橋市後閑町35
お問い合わせはこちらから
更新日:2025年03月26日