「梅毒」が増えています!~過去の病気ではありません~

近年、梅毒に感染する人が増えています。適切な予防策を取り、感染を防ぐことがとても重要です。

心配なことがあれば、医療機関や保健所で相談・検査をしましょう。

梅毒とは

梅毒トレポネーマという病原菌による感染症で、「性的接触によって感染する病気」と定義される性感染症の1つです。

感染後、約3~6週間の潜伏期を経て、経過した期間により様々な症状が出現します。

早期治療で完治可能ですが、治療が遅れると脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。

感染症法の五類感染症に規定され、国への届出が必要です。
 

感染経路

性行為の際、皮膚や粘膜の病変部分に直接接触することで感染します。

症状

病気は1期から4期まであり、治療しないと徐々に進行し、重症になると神経が侵され死に至ることもあります。

  • 第1期:感染後約3~6週ー感染した部位(性器・口など)に発赤や赤色の堅いしこりやただれができ、近くのリンパ節が腫れる。
  • 第2期:約3~12週ー発熱や全身倦怠など全身症状とともに、皮膚に様々なタイプの発疹が現れる。
  • 第3期:約10~30年ー心臓や血管、脳・神経が冒される。

※妊娠している人が感染すると、胎盤を通して胎児に感染します。これは流産や死産の原因となったり、赤ちゃんに先天性の障がいを引き起こす恐れがあります(先天梅毒)。

検査

医療機関または保健所で検査可能です。

保健所では匿名・無料で検査が受けられます。詳しくはお電話等でお問合せください。

症状が出ている場合には、医療機関での検査をお勧めします。

【受診科】

男性:泌尿器科、内科、皮膚科

女性:婦人科、内科、皮膚科

 

治療

一般的には、抗菌薬(主としてペニシリン系)の内服治療です。内服期間等は病期によって異なるため、必ず医師の判断に従いましょう。病変の部位によっては、入院して抗菌薬の点滴が必要になる場合もあります。

なお、梅毒はいったん完治しても適切な予防策が取られていなければ、感染を繰り返します。

予防方法

感染部位と皮膚や粘膜が直接接触をしないように、コンドームを使用することが重要です。

しかし、コンドームを装着しても100%感染を防止できるわけではありません。パートナー同士で感染症有無を確認しておくことや、不特定多数の相手と性的接触を持たないことも感染予防のためにとても大切です。

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お問い合わせ先

健康部 保健予防課 感染症対策係

電話:027-220-5779 ファクス:027-224-0630
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号(保健センター4階)
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更新日:2022年10月13日