小児用肺炎球菌予防接種
お知らせ
使用するワクチンの種類について
第61回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(令和6年7月18日)において、令和6年10月から、定期予防接種で使用するワクチンが沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(以下、「20価ワクチン」)になることが示されました。
使用ワクチン | |
令和6年3月31日まで | 13価ワクチン |
令和6年4月1日~9月30日 | 15価ワクチン ※ただし、当面の間は13価ワクチンの使用可能 |
令和6年10月1日以降 | 20価ワクチン ※ただし、当面の間は15価ワクチンの使用可能 |
肺炎球菌とは
肺炎球菌は、子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、時に細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を引き起こします。
致命率や後遺症例の頻度はヒブよりも高く、約21%が重い後遺症が残るとされています。現在は、ワクチンの普及により肺炎球菌性髄膜炎などの侵襲性感染症は激減しましたが、肺炎球菌による化膿性髄膜炎は5歳未満人口10万人対2.6~2.9とされ、年間150人前後が発症していると推定されていました。
小児用肺炎球菌予防接種の概要
小児用肺炎球菌予防接種は、生後2~7か月未満で1回、その後1歳3か月までの間にそれぞれ規定以上の間隔をあけて3回接種します。なお、生後7か月を過ぎて1回目の接種をした場合、接種回数が変わります。
接種回数 | 最大4回 ※1回目接種時の年齢によって回数が変わります |
対象年齢 | 生後2か月~5歳未満 |
標準的な 接種開始期間 |
生後2か月~生後7か月未満 ※生後7か月を過ぎた場合、接種回数が変わります |
小児用肺炎球菌予防接種は1回目接種時の年齢によって回数が変わります
小児用肺炎球菌ワクチン月齢別接種表 (PDFファイル: 64.7KB)
接種回数 | 初回:3回 追加:1回 |
標準的な 接種間隔 |
初回2回目:1回目から27日以上の間隔をあけて1歳までに接種 初回3回目:2回目から27日以上の間隔をあけて2歳までに接種 追加(4回目):3回目から60日以上の間隔をあけて、1歳から1歳3か月までの間に接種 |
※初回2回目及び3回目の接種を2歳までに行うことができなかった場合、残りの初回接種は行わず、追加接種を行います(接種は合計2回となります)。また、初回2回目の接種を1歳を超えて行った場合、初回3回目の接種は行わず、追加接種を行います(接種は合計3回となります)。
接種回数 | 初回:2回 追加:1回 |
標準的な 接種間隔 |
初回2回目:1回目から27日以上の間隔をあけて、1歳までに接種 追加(3回目):2回目から60日以上の間隔をあけて、1歳になった後に接種 |
※初回2回目の接種を2歳までに行うことができなかった場合、初回2回目の接種は行わず、追加接種を行います(接種は合計2回となります)
予診票
「前橋市予防接種予診票つづり」内の予診票に「お名前シール」を貼付して使用してください。
接種場所(接種日時等は医療機関に直接お問い合わせください)
市内の医療機関
※実施医療機関は予防接種・各種健康診査が実施できる医療機関一覧(PDFファイル:480.7KB)をご確認ください。
※一覧に掲載されていない医療機関や掲載内容に変更がある場合がありますので、あらかじめ医療機関にお電話で相談・予約をお願いします。
※市外・県外の医療機関での接種を希望する場合はこちらをご覧ください。
接種費用
無料
接種当日の持ち物
・母子健康手帳
・マイナ保険証又は資格確認書
・福祉医療費受給資格者証
・予診票(お名前シール貼付)
小児用肺炎球菌予防接種の副反応
主な副反応として、接種部位が赤くなったり、腫れたり、痛みがでることがあります。発熱がみられることもあります。また、極めてまれにアナフィラキシー等の症状やけいれん(ひきつけ)等の症状がでることがあります。症状がひどかったり、長引くような時は、早めに接種医またはかかりつけ医にご相談ください。
関連サイト
この記事に関する
お問い合わせ先
健康部 保健予防課 予防接種係
電話:027-212-3707 ファクス:027-224-0630
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号 前橋市保健所2階
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更新日:2024年03月01日