特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」にご注意ください
【お知らせ】前橋市内でクビアカツヤカミキリによる被害が確認されました
特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」による被害が、令和3年に続いて、令和4年5月に前橋市内の果樹園で確認されました。
被害拡大を防ぐため、成虫やフラスを見つけた際には、速やかに足で踏みつぶすなどにより駆除にご協力ください。
特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」について
クビアカツヤカミキリとは、幼虫がサクラ、ウメ、モモなどの樹木に寄生し内部を食い荒らす外来昆虫です。繁殖力が高く、被害が進行すると木が枯れてしまうため、観光や農業に深刻な影響を及ぼします。
また、平成30年1月に特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や販売、飼育、野に放つことなどが禁止となりました。
クビアカツヤカミキリの特徴
- 体長は2センチメートルから4センチメートル(触覚を含まない)
- 胸部(クビの部分)が赤く、全体的にツヤのある黒色
- 成虫は6月から8月にかけて発生
- 幼虫は樹木の中で2年から3年かけて成長し、さなぎになる。
- 幼虫が寄生した樹木には、木くずやフンからなる「フラス」が大量に排出される。
- 木の中で羽化した成虫は、縦に長い楕円形の「脱出孔」と呼ばれる穴を開け、
木の中から脱出する。 - 「フラス」は幼虫の侵入孔から排出され、棒状(かりんとう状)で、木の下に大量に落ちる。
- 幼虫が寄生する樹木は、サクラ、ウメ、モモ(ハナモモ)、スモモ(プラム)などバラ科の樹木。
クビアカツヤカミキリの写真(群馬県自然環境課より提供)
フラスの写真(群馬県自然環境課より提供)
クビアカツヤカミキリと間違えやすい昆虫の例
クビアカツヤカミキリを発見した場合
駆除と情報提供にご協力お願いします
・クビアカツヤカミキリの成虫を確認した場合、その場で駆除し、下記のお問い合わせ先に情報提供のご協力をお願いします。またクビアカツヤカミキリの食害被害(フラスや脱出孔)を確認した場合も、情報提供をお願いします。
【情報提供先】
群馬県自然環境課「ぐんまクビアカネット」
パソコンやスマートフォンから簡単に被害状況の確認や目撃情報を投稿することができます。
目撃情報入力フォーム「ぐんまクビアカネット」 被害状況確認マップ
・クビアカツヤカミキリ対策に使用できる農薬等は、群馬県のホームページに掲載されていますので、以下のリンク先をご参照ください。群馬県「特定外来生物クビアカツヤカミキリに注意してください
前橋市農政課では生産者の防除費用を一部助成しています
前橋市ではクビアカツヤカミキリによる作物被害を防ぐために、防除にかかる費用を一部助成しています。詳しくは前橋市農政課の以下のリンクをご参照ください。前橋市「前橋市農業害虫防除対策事業補助金」
特定外来生物に関する注意事項
特定外来生物は、生きたままの運搬や販売、飼育、野に放つことなどが禁止されています。違反した場合は懲役や罰金が科されます。
関連書類
群馬県「サクラが危ない!チラシ」 (PDFファイル: 949.8KB)
外部リンク
この記事に関する
お問い合わせ先
環境部 環境政策課 GX戦略係
電話:027-898-6292 ファクス:027-223-8524
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
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更新日:2024年06月25日