コンロの火災にご注意を!!

コンロによる火災の発生状況

前橋市内ではコンロが原因となる火災が令和3年は11件、令和2年は5件、令和元年は8件発生し、令和3年は出火原因第1位となっています。なお、コンロによる火災は、家庭用コンロの他にも、業務用コンロ、アウトドア用コンロからも発生していますので注意しましょう。

火災予防対策!!

・調理中はその場を離れない。(やむを得ず離れる場合は「必ず火を消す」)

・コンロの近くに燃えやすい物を置かない

・グリル内など油かすがたまりやすい場所をこまめに清掃する

・コンロの調子が悪いときは機器メーカーの点検を受ける。

・取扱説明書をよく読み、「各部に異常がないことを確認」してから使用する。

住宅用火災警報器を設置し、早期に火災を発見する。
(注釈 前橋市火災予防条例では住宅用火災警報器の台所設置は義務ではありませんが、蒸気や大量の煙の誤作動を防止するために「熱式」の設置をおすすめします。)

・安全センサーつきのSiセンサーコンロを使用する

Siセンサーコンロってなに??

Siセンサーコンロは「調理油加熱防止装置」「立ち消え安全装置」「消し忘れ消火機能」などの安全センサーを全てのバーナー部に搭載したコンロで、平成20年10月以降に販売されているコンロは全てSiセンサーコンロとなっています。

エスアイコンロかどうか見分ける写真。ごとく中央に円柱状のセンサーがあります。

IHコンロ等の電気調理器は火災にならないの??

IHコンロは電気を使用し熱を発生させる調理器で、「火を使わないから火災が起こらない」と思われる人もいますが、油を少量しか入れないで揚げ物をしたり、変形の著しい鍋を使用すると、出火するケースもあります。
使用の際は、各メーカーの取扱い説明書を読み、正しい使用方法で調理を行ってください。

最後に

近年、メーカー各社の技術革新等により、安全なコンロが日々開発されていますが、使用する人も火災予防を意識することで火災リスクを減少させることができます。
皆様の身近なコンロの使用方法について、この機会に考えてみましょう。

この記事に関する
お問い合わせ先

消防局 予防課

電話:027-220-4507 ファクス:027-220-4527
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町四丁目22-2
お問い合わせはこちらから

更新日:2022年03月31日