スローシティ前橋・赤城について

スローシティとは?

 スローシティとは、平成11年(1999年)本市の友好都市イタリア・オルビエート市などが発祥で、地域の食や農産物、生活、歴史文化、自然環境を大切にした個性・多様性を尊重したまちづくりを目指す取り組みです。
 令和6年1月5日現在、イタリアをはじめとするヨーロッパを中心に33か国296都市が加盟している国際的な運動です。

(注意)チッタスローが正式名称ですが、原則としてスローシティを用いています。

チッタスローのロゴマーク(副題付き)

自然豊かな場所で生き、ゆっくりと前進するカタツムリが、背中に人々の暮らす街を背負っています。

スローシティチラシ表
スローシティチラシ裏
小冊子

スローシティ国際連盟が発行している小冊子の日本語版です。

 

スローシティの概要や取組が紹介されています。PDFをダウンロードの上、ぜひご覧ください。

 

訳:

東洋大学国際学部鈴木研究室

前橋市のスローシティ国際連盟加盟

 本市は、赤城南麓のブランド力向上のため、スローシティ国際連盟への加盟を申請しておりました。
 審査の結果、平成29年5月12日に前橋・赤城地域(芳賀・大胡・宮城・粕川・富士見地区の一部)の加盟が認定されました。日本では、宮城県気仙沼市に次いで2番目の加盟となります。

チッタスロー認定証
チッタスロー国際連盟加盟の告知が記載された前橋市役所国際課のフライヤー

 イタリア・オルビエート市在住の本市国際交流名誉アドバイザー徳永詢氏に多大なるご協力をいただき、スローシティに関係する市民団などが、平成29年6月16日にスローシティ国際連盟本部(オルビエート市庁舎内)を訪問。
 その際、本市とオルビエート市との友好都市20年という繋がりから、特別にオルビエート市長より、スローシティ国際連盟事務局長など関係者立ち合いのもと、スローシティ国際連盟加盟認定証が、市民団代表に授与されました。

オルビエート市長及びチッタスロー国際連盟関係者と前橋市市民団による加盟記念撮影
スローシティ国際連盟加盟認定証を掲示するオルビエート市長
チッタスロー旗を手にするオルビエート市長

11月4日「前橋・赤城スローシティフェア」が開催されました

スローシティ国際連盟加盟を記念するとともに、イタリア・オルビエート市との友好都市締結20周年を祝し、11月4日に、ぐんまフラワーパークを会場に「2017前橋・赤城スローシティフェア」を開催。
メイン会場のぐんまフラワーパークは開園25周年記念事業として入園は特別無料。
本市の食や農産物を味わっていただき、歴史文化など体験、体感できるイベントでした。
当日は晴天の中、サブ会場を含めて3,000人の方々にお越しいただけました。

認定証の受領風景

スローシティ国際連盟ピザニ会長から認定証授与

山本市長らにより大きく掲げられたチッタスロー旗

スローシティ旗と山本市長及び関係者

認定証と共に写る日伊各来賓

イタリア及び日本のご来賓の方々

伝統芸能ステージにて披露される八木節

伝統芸能ステージでの八木節の披露

2017前橋・赤城スローシティフェアのチラシ表面
2017前橋・赤城スローシティフェアのチラシ裏面

イベント詳細は、下記をご確認ください。

2017前橋・赤城スローシティフェアの当日チラシその1
2017前橋・赤城スローシティフェアの当日チラシその2

市役所にお立ち寄りの際はぜひご覧ください。
友好都市20周年を迎えるイタリア・オルビエート市の紹介パネルも設置しています。

スローシティ区域に表示看板を設置

スローシティ区域内の道の駅など観光施設9か所にスローシティ前橋・赤城地域を表示する看板を設置しました。(2018年3月)

・設置場所
  場所 所在地
  1

畜産試験場交差点

(スローシティモニュメント設置場所)

前橋市富士見町小暮2416-1

2

赤城山総合観光案内所

前橋市富士見町赤城山1-14

3

ぐんまフラワーパーク

前橋市柏倉町2471-7

4

道の駅ふじみ

前橋市富士見町石井1569-1

5

道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡

前橋市滝窪町1369-1

6

粕川温泉元気ランド

前橋市粕川町月田372

7

道の駅赤城の恵

前橋市荻窪町530

8

赤城南面千本桜の森公園

前橋市苗ヶ島町2511-2

9

あかぎ広場

前橋市富士見町赤城山大沼付近

 

kanban

スローシティ区域表示看板

畜産試験場交差点に「シンボルモニュメント」を設置しました

 スローシティ「前橋・赤城」を周知するため、スローシティ国際連盟のシンボルであるカタツムリをモチーフにしたシンボルモニュメントを平成30年3月28日に畜産試験場交差点に設置し、関係者にお披露目しました。
 制作者の茂木康一さんからは、作品に込められた想いや赤城山へ自転車で登るヒルクライマーの待ち合わせ場所などとして、スローシティ「前橋・赤城」のシンボルになれば嬉しいとのお話がありました。

  • 名称
    スローシティシンボルモニュメント
  • 材質
    ステンレス(本体、頭部)、鉄(撚糸機械部品)
  • 設置場所
    前橋市富士見町小暮2416-1(畜産試験場牧草地内)
  • 制作者
    茂木康一氏(金属彫刻家)
スローシティシンボルモニュメントの近接写真

スローシティシンボルモニュメント

スローシティシンボルモニュメントお披露目時の写真

制作者の茂木康一氏や山本市長など関係者によるお披露目の様子

八洲(やしま)総合石材様が「シンボルモニュメント」の周囲に無償で花壇を造成くださいました(平成30年6月25・26日)

スローシティ「前橋・赤城」を周知するため、畜産試験場交差点に設置したシンボルモニュメントの周囲には柵等がなく、子どもが触ってけが等をする可能性があり危険だとの声がありました。

こうしたことから、モニュメントの周囲に花壇を造成し事故防止に役立てたらどうだとの声が上がり、富士見地区地域づくり協議会の声掛けにより、地元企業である八洲(やしま)総合石材様がモニュメントの周囲に無償で花壇を造成してくださいました。誠にありがとうございました。

八洲総合石材様に対しては、11月4日に開催した赤城山スローシティフェスタ(サイクルフェスタ)の開会式において感謝状を授与しました。

モニュメント周囲の花壇造成時の写真

花壇造成の様子

完成したモニュメント周囲の花壇の写真

完成した花壇

八洲総合石材様への感謝状授与の写真

八洲総合石材様への感謝状授与

富士見商工会女性部の皆様により、「シンボルモニュメント」の周りが花いっぱいに(平成30年7月12日)

八洲総合石材様によって設けられた花壇が黄色とオレンジのマリーゴールドや紫色のアゲラタム計約100鉢で彩られました。

この花苗は竹内園芸群馬農場さんよりご提供いただいたもので、植栽は富士見商工会女性部の皆様の手によって行われました。花の植え替えや水やりなどの管理も富士見商工会女性部の皆様が行っていただいております。誠にありがとうございます。

「スローシティ」は地域の食や農産物、歴史文化、自然環境を大切にし、ゆとりある質の高い生活を推進する市民主体の取り組みです。今回、地域の皆さまの手により美しい花壇が設けられました。本市としてもこれをひとつのきっかけに、スローシティ「前橋・赤城」の啓発活動を継続して行うとともに、エリア内の地域資源を磨き上げ地域の活性化や観光振興に繋げたいと考えています。

スローシティシンボルモニュメント周囲の花壇へ花植え時の写真

富士見商工会女性部の皆様による花植え

花が植えられたスローシティシンボルモニュメント周囲の花壇の写真

完成した花壇

モニュメントを前に富士見商工会女性部の皆様の写真

花植えを実施いただいた富士見商工会女性部の皆様

木質燃料ストーブの購入を補助しています

環境にやさしい木質燃料(薪)ストーブは、森林資源の活用促進による森林環境の保全などの効果があり、環境に配慮しゆったりとした生活を送るスローシティの考え方に通じます。このため、薪等を燃料として使用するストーブの購入費の一部を補助する取り組みを行っています。(2017年から実施)

 

  • 補助対象者

    スローシティ前橋赤城地域を含む富士見・宮城・大胡・粕川・芳賀地区の居住者

     

  • 補助対象経費

      木質燃料ストーブ本体と煙突の購入費

スローシティセミナーを開催

スローシティの周知や市民啓発、スローシティ運動の機運を高めることを目的にスローシティセミナーを2回にわたって開催しました。

▶(第1回)赤城南麓スローシティセミナー ~地域の持続的発展を求めて~

・開催日 2018年9月28日(金曜日)

・会 場 音羽倶楽部(神沢の森1番地)

・講 師 小林元(はじめ)氏(小林国際事務所代表 元東レ・イタリア社長)

・内 容

イタリアでアルカンターラ社の経営に従事し同社をイタリア企業NO1と評価されるまでに育て上げた小林氏からスローシティ発祥の地イタリアの事例を交えながら、赤城南麓地域の持続的発展についてご講演いただいた。約60名が参加。第2部の意見交換会では白熱した議論が行われた。

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講演する小林氏

▶(第2回)赤城南麓スローシティセミナー ~地域の眠った宝を探して磨こう~

・開催日 2018年10月18日(木曜日)

・会 場 大胡シャンテ ホール(大胡町15番地)

・講 師 松本謙(ゆずる)氏

株式会社ファーマーズ・フォレスト代表取締役

道の駅うつのみやろまんちっく村、えにしトラベル等を運営

地域資源をブランド化し内外に販路を築く「地域商社」として活躍

・内 容

同社が取り組んでいる地域ぐるみの6次産業化や課題解決型観光ツアー等「地域商社」としての取り組みについてご講演いただいた。

地域の価値を高め住民の生きがいとなる同社の取り組みは、地域固有の文化や暮らしを尊重したまちづくりを目指すスローシティの考え方と共通するもので大変興味深く、会場からも多くの質問が寄せられた。

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講演する松本氏

松本氏と市長

松本氏と山本市長によるトーク

「赤城山スローシティフェスタ」、「赤城山サイクルフェスタ」が同日開催されました(平成30年11月4日)

多くの方にスローシティの理念とこの地域の魅力を知っていただくことを目的に、カネコ種苗ぐんまフラワーパークで「赤城山スローシティフェスタ」が開催されました。また、今年度初めて「赤城山サイクルフェスタ」が開催され、「赤城山グルメライド」が同日開催されました。

イベントの情報は以下ホームページをご覧ください。

2018赤城山スローシティフェスタのチラシの表面

2018赤城山スローシティフェスタチラシ(表)

2018赤城山スローシティフェスタチラシの裏面

2018赤城山スローシティフェスタチラシ(裏)

2018赤城山サイクルフェスタチラシの表面

2018赤城山サイクルフェスタチラシ(表)

2018赤城山サイクルフェスタチラシの裏面

2018赤城山サイクルフェスタチラシ(裏)

スローシティ

赤城山スローシティフェスタ会場の様子

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イタリアワイン「ノベッロ」の販売

ceremony

~赤城山グルメライド~

開会式で参加者の記念撮影

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~赤城山グルメライド~

地元の食を楽しみながらサイクリング

サイクルオアシスを設置

  赤城山周辺を走行するサイクリストに対し、安心と安全を提供する“おもてなしスポット”としてサイクルオアシスの整備に取り組んでいます。

 

具体的にはサイクルラック、簡易工具、空気入れ等を市と設置施設(店舗)間で協定を締結して貸与し、利用者へ貸し出すものです。

 

   赤城山ヒルクライム大会コース周辺を中心に2022年3月現在、83か所が開設中です。

rack

ポスター サイクルラック

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空気入れ 簡易工具

赤城白樺牧場で7頭の羊を放牧

 レンゲツツジの群生地として知られる白樺牧場では、牛の放牧が終了した後、雑草が生い茂ってしまうなどツツジの生育環境の悪化が懸念されていました。

 

 放牧は赤城自然塾や赤城山観光連盟、地域おこし協力隊などと協力し、ツツジの保護を目的とした雑草の除草効果や新たな観光振興策として実施。6月から10月末までサホーク種の雌5頭を放牧しています。(2018年から実施)

2023年6月、新たに2頭の仔羊も仲間に加わりました。

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赤城白樺牧場で放牧される羊

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「AKAGI PIG-OUT CAMP」が開催されました(令和元年5月25日・26日)

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2019 AKAGI PIG-OUT CAMPチラシ

前橋・赤城スローシティ地域づくり推進のため、AKAGI PIG-OUT CAMPの開催やIRORI場に隣接するスローシティインフォメーションセンター開設への支援等を実施しました。

スローシティ国際会議への参加について(令和元年6月21日~23日)

本市の友好都市イタリア・オルビエート市で開催されたスローシティ国際会議に参加しました。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

映画「そらのレストラン」スローシティ前橋・赤城特別企画を実施しました(令和元年6月13日~30日)

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スローシティ前橋・赤城特別企画チラシ

前橋シネマハウスでの映画「そらのレストラン」上映に合わせ、関係者によるトークイベントやパネル展示、ロブソンコーヒーアーツ前橋店での「赤城の恵」ブランド認証品を使った特別メニューの提供などのスローシティ前橋赤城特別企画を実施しました。

前橋・赤城スローシティ活動報告会を実施しました(令和元年9月7日)

スローシティ国際会議の開催結果や古民家IRORI場の運営状況、スローシティ区域内の取組状況を関係者間で共有する目的で、スローシティ活動報告会を実施し、約50名が参加しました。(会場:IRORI場及び太陽殿)

スローシティエリア内PR動画を作成しました(大胡支所地域振興課)

大胡地区におけるスローシティ事業として「暴れ獅子」や「さんぽ道・大胡ぐりーんふらわー牧場」のPR動画を作成しました。YouTubeのAkagi Trip赤城山ツーリズムチャンネルよりご覧ください。

スローシティ写真コンテスト

韓国・全州市で開催される「第6回全州ワールドスローネスフォーラム2022」に参加しました(令和4年10月25日~28日)

韓国内のスローシティネットワークである全州スローシティ協会からの招待を受け、「第6回全州ワールドスローネスフォーラム2022」に参加しました。また、韓国内のスローシティ加盟地域である長興郡への視察・訪問を行い、本市のまちづくりに活かしていきます。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

第1回スローシティウェビナーを実施しました(令和5年2月15日)

令和5年2月15日(水曜日)に、スローシティ国際連盟加盟都市である前橋市と宮城県気仙沼市の共催で、スローシティの輪を国内の市町村に広げるため、第1回スローシティウェビナー「スローシティって? ~よりゆっくりと、ていねいに、幸せが響くまちづくり~ 世界33か国287都市の仲間になりませんか」をオンラインにより実施しました。

当日は、自治体関係者や民間事業者、大学、各種団体など220名以上の方にご参加いただきました。

詳しくは以下リンクをご覧ください。

スローシティマルシェを開催しました(令和5年10月28日・29日)

スローシティの日本国内ネットワーク「スローなまちづくり全国推進委員会」設立を記念し、本市や同じくスローシティ国際連盟加盟都市である宮城県気仙沼市のスローフードの販売、ワークショップなどを通じたスロー体験を実施しました。

詳しくは以下リンクをご覧ください。

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更新日:2023年01月11日