第22回アーツ前橋運営評議会 報告

審議会名

アーツ前橋運営評議会

会議名

第22回アーツ前橋運営評議会

日時

平成31年3月20日(月曜日) 午後2時30分~午後4時30分

場所

前橋市中央公民館506会議室

出席者

委員

小島委員長、友岡副委員長、片倉委員、長谷川委員、水沢委員、佐々木委員、黛委員

事務局

原田課長、住友館長、新保副館長、堺主任、高山主事、辻学芸員、今井学芸員、五十嵐学芸員、山田学芸員、若山学芸員、吉田学芸員

議題

報告事項

(1)事業の実施結果
・岡本太郎と『今日の芸術』絵はすべての人が創るもの【10/5~1/14】
・滞在制作事業(海外作家、群馬県ゆかり作家)
・文化支援事業 前橋まちなかアーツ助成
・学校連携事業(スクールプログラム)、あーつひろば
・アーツナビゲーター研修
・表現の森継続事業
(2)事業の進捗状況
・前橋身体論 早春ゼミナール2019
・やなぎみわ展 神話機械 【4/19~ 6/23】
・身体と記憶 アーツ前橋所蔵作品から
(3)前橋市収蔵美術品専門委員会の結果
(4)関連記事/視察・団体受入
(5)前回までの指摘事項
(6)その他
 

協議事項

(1)平成31年度スケジュール
(2)評議会年間予定について

会議の内容

1 開会

2 報告事項
小島委員長が議長となり、担当から説明・報告を行った。

(1)事業の実施結果 [資料1]
資料に基づき、事務局から説明を行った。主な意見・質疑は次のとおり。

【委員】
来館者数の初来館の人数は、無料と有料で分かれているのか。

【事務局】
分かれてはいない。

【委員】
岡本太郎展は、開幕当初は無料にしたが、有料にしてそのまま尻つぼみというふうにならずによかったと思う。

【委員】
岡本太郎展の事業評価調書には、波及効果が記載されていない内容もあるが、なぜか?

【事務局】
波及効果は、事業を行った後、時間がたってから生じるものを記載するケースがあるためである。

【委員】
「該当なし」とするのではなく、「後日記入」がいいのではと思う。

【委員】
事業評価調書は、評議会で報告するために作成するのか、自分たちで確認するために作っているのかで、変わってくる。

【事務局】
事業評価調書のフォーマットを組み立てるにあたり、友岡副委員長から、まずは自己評価するものから始めては、とアドバイスを頂いている。

【委員】
表現の森継続事業は、社会的な課題としてどう向き合うか。社会情勢の変化で新しい課題が生まれたり、課題だったものが課題でなくなったりしていく。こういった事業の類似例はあるのか。

【事務局】
横浜美術館が年に2回ほど病院へ出向く事業を実施している。

【委員】
まだまだ可能性もあるし評価をしていきたい。

(2)事業の進捗状況 [資料2]
資料に基づき、事務局から説明を行った。主な意見・質疑は次のとおり。

【委員】
アーツ前橋では、やなぎみわ展の観覧料は600円と安いが、他館はどうなっているのか。

【事務局】
高松市と福島県の美術館は一般1,000円である。是非アーツでご観覧いただきたい。

【委員】
値段はどうやって決めているのか。

【事務局】
アーツ前橋では、個展はいくら、というように展覧会によって異なり、固定金額で観覧料を決めている。開館当初に検討して、観覧料収入の増加よりもアーツ前橋の浸透を目指して、安価な設定をした経緯がある。

【委員】
岡本太郎のようなネームバリューごとに料金の設定をしているわけではないのか?

【事務局】
今後、そのようなかたちで料金を変更していく可能性はある。なお、条例では常設展は100円、企画展は1,500円以内と設定している。

【委員】
ポスターのデザインは巡回館では同じとなるのか?

【事務局】
高松、前橋、福島までは桃を使っており、それ以降は新作のビジュアルになる予定である。

【委員】
やなぎみわ展の標題(神話機械)は、どういう経緯でつけたのか。

【事務局】
主催館や、やなぎ氏本人と協議をしながら決定した。

【委員】
「闇に刻む光」展も同様か。

【事務局】
共催となる場合は、通常同じ名前を使用している。

(3)前橋市収蔵美術品専門委員会の結果 [資料3]
資料に基づき、事務局から説明を行った。特に意見なし

(4)関連記事/視察・団体受入[資料4]
資料に基づき、事務局から説明を行った。特に意見なし

5)前回までの指摘事項
事務局から説明を行った。
・「資料関係が読みにくい」という指摘については、事前に職員で打合せて文字数の縮減の端的な説明を心掛けた。
・ 「岡本太郎展の無料期間は詳細な分析が必要」という指摘については、アンケートのクロス集計分析を行った。判明したことは次回以降につなげていきたい。

(6)その他
資料に基づき、事務局から説明を行った。

〇開館時間の変更について
【委員】
金曜日など週末は、開館時間を延長して遅くまでやることはないのか。

【事務局】
難しいと考えている。高崎市美術館に確認したところ、人数は1ケタ程度とのことである。

【委員】
宇都宮美術館では、夜間の開館を凍結している。

【委員】
高崎市美術館に、夜20:00まで居たところ、自分たちしかいなかった。

【委員】
夜間はガクッと落ちる傾向がある。

【事務局】
平成30年度の1年間に統計をとってみて、開館時間を変更した経過がある。

3 協議事項【非公開】

4 その他
【事務局】
〇委員任期
任期は2年間であり、3月31日までとなる。この2年間は委員の入れ替わりもあったため、事務局としては継続してお願いしたいと考えている。別途確認させていただく。

〇次回開催予定
次回の評議会を6月の中旬で考えている。やなぎみわ展もあるので、6月17日(月曜日)を第一候補に進めたい。決まり次第、連絡する。

以上

主な意見等

・岡本太郎展は、開幕当初は無料にしたが、有料にしてそのまま尻つぼみというふうにならずによかったと思う。

・事業評価調書の波及効果の部分で、後々効果が生じるものであるならば、その記載方法は、「該当なし」とするのではなく、「後日記入」がよい。

・運営評議会の議論では、内容について話し合う時間を設けた方が良い。どういうものを開催する予定か、どういった展覧会を実施するか、という思いを語っていただくだけで十分である。予算や決算を見ても、委員がどうこういうことはできない。

・入館者数は、夜間はガクッと落ちる傾向がある。
 

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更新日:2020年08月06日