市内保育施設における環境教育を推進する取組

地球温暖化対策や資源循環の取組を推進するためには、次代を担う子どもたちに対し、環境に関する学習機会の充実を図ることが重要であると考えます。保育園児などの幼少期において、ごみ減量に関するきっかけや関心を高めていくことも重要であることから、この度、市内保育施設で環境教育を実施することとしました。

園児が食品ロスやSDGsの目標などについて楽しく学ぶ機会を提供することにより、園児からその保護者へと取組が広がり、家族全体で環境課題解決に向けた「環境にやさしい生活スタイル」の実践につなげていくことを目的とします。

【六供保育所】

【赤城育心こども園】

(1) 事前学習

食品ロスやSDGsの目標などについて学ぶ事前学習を行います。

(2) 環境講座

ごみ政策課マスコットキャラクター「ラジアス」の食品ロス啓発動画（YouTubeにて

配信中）の放映や、ラジアスのぬり絵を行うなど、園児にもわかりやすく食品ロスを

学ぶ機会を提供します。

参加した園児にラジアスが描かれた模擬紙幣をプレゼントしてお菓子と交換する

など、駄菓子屋さん的要素も加え、楽しく食品ロスを学んでもらう講座となって

います。

(3) 事後学習

講座実施後の一定期間、ラジアス紙幣を継続的に活用する機会を作ります。

前橋市立六供保育所 5月30日（金曜日）

赤城育心こども園 6月4日（水曜日）

今年度下半期においても、2か所程度の市内保育施設を対象に同様の取組を実施する予定です。

また、翌年度以後も希望する市内保育施設を対象に継続実施を予定しています。