フレッシャーズのみなさん! 職場のごみ分別はココが違う!

事業活動によって出るごみは、「産業廃棄物」か「事業系一般廃棄物」です。

ごみは、大きく分けて「家庭ごみ」と「事業所ごみ」に分かれます。
家庭ごみと事業所ごみでは、収集の仕方や処理方法が違います。

そして事業所ごみは、廃棄物処理法が指定する20品目の「産業廃棄物」とその他の「事業系一般廃棄物」に分かれます。
この産業廃棄物は、様々な性状があり量も大量に発生するため、安全に且つ環境への負荷がより少ない方法で処理をする必要があります。

そのために、家庭ごみ・産業廃棄物・事業系一般廃棄物が混ざらないように、きちんと分別をすることが大切です。

ごみの種類

まずは、家庭ごみと事業系一般廃棄物の違いをマスターしよう。

自宅では、可燃ごみ・不燃ごみ・プラ容器・ペットボトル・紙衣類、といった分別をしていると思います。

職場(事業所)で分別するときは、「ごみを出す原因」と「その物の素材」に注目します。


例えば・・・


コンビニ弁当のプラスチック製容器の場合、自宅ではプラ容器か汚れているものは可燃ごみに分別していると思います。
職場ではまず、「ごみを出す原因」によって二択です。

  • ランチ用に自分で職場に持ち込んだ 事業系一般廃棄物
  • 職場の会議で配られた産業廃棄物

ポイントは、《事業活動を行うことで発生したか否か》です。
自分で職場に持ち込んだものは、職場の事業活動とはかかわりがないので、事業系一般廃棄物と考えます。
事業系一般廃棄物は、お茶殻などの生ごみ、落ち葉や草、リサイクルに出せない紙ごみ(使用済みティッシュなど)などがあります。
ごみ箱に「燃えるごみ」と表示している事業所もあるかと思います。

*-*-*-* 自宅とは違う分別のコツ *-*-*-*

一方で、職場の会議で配られたお弁当の容器は、事業活動の一環で発生したごみなので、産業廃棄物になります。

産業廃棄物はさらに、「その物の素材」ごとに分別をします。
お弁当のプラスチック製容器は「廃プラスチック類」です。
《産業廃棄物は素材ごとに分別》がポイントです。
金属やガラス、プラスチック、油など様々な性状の産業廃棄物は、素材ごとに処理方法が違うため、捨てる段階できちんと分別をお願いします。


プラスチック製容器の分別のイメージ図

お弁当容器の捨て方パターン(PDFファイル:438.1KB)

 

 

詳しいお話は、下のリンク先にある冊子をご覧ください。

(新生活、緊張も失敗も盛りだくさんの忙しい日々を過ごされているでしょうか。
廃棄物対策課もみなさんの奮闘を陰ながら応援してします。)

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更新日:2024年04月23日