カエンタケ
ニクザキン科 ポドストロマ属
発生時期
夏~秋
発生場所
広葉樹の枯株やその周辺の地上に発生する。
形態
高さ3~10センチメートル。円柱形または扁平状でしばしば分岐する。表面は赤橙色~赤色で光沢がある。肉は白色でかたい。
中毒症状
食後30分ほどで腹痛、悪寒、頭痛、手足の痺れ、嘔吐、下痢、喉の渇きなどの症状が現れ、その後、腎・肝・呼吸器・循環器不全、脳障害などの症状で死に至ることもある。また、粘膜刺激性が強く、粘膜びらんを起こすため、噛むことも避ける。
毒成分
トリコテセン類
備考
発生はまれであるが県内に分散する。毒性は強く2000年10月に県内で中毒事故が起き、1名が死亡した。
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更新日:2020年10月07日