ニガクリタケ
ニガクリタケ
モエギタケ科クリタケ属
発生時期
ほぼ一年中
発生場所
枯れ木、切り株や埋もれ木の地上に発生する。
形態
かさは径1~5センチメートル。丸山形からほぼ平らに開き、やや湿り気を帯び、黄褐色から硫黄色。周辺部に繊維状の被膜を付着することもあるが、消失しやすい。肉は黄色で強い苦味がある。ひだは初め黄色で、緑黄褐色から暗紫褐色。柄は長さ5~12センチメートル、かさとほぼ同色、付け根は黄褐色。
中毒症状:激しい嘔吐、下痢、けいれん。手足の麻痺などを経て神経麻痺、肝障害などを引き起こし、最悪の場合死に至る場合もある。
毒成分
ファシクロール類
備考
食用のクリタケと間違えやすいが、クリタケはかさが明るい茶褐色~赤レンガ色。ニガクリタケはきのこ全体が黄色で、肉に強い苦味があるのが特徴である。加熱すると苦味は消えるが、毒性は消えないので注意が必要。
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更新日:2020年10月07日