ツキヨタケ
ツキヨタケ
キシメジ科ツキヨタケ属
発生時期
夏~秋
発生場所
ブナ、ミズナラなどの広葉樹の枯幹に発生する。
形態
かさは長径10~25センチメートル、半円形~腎臓形。表面は初め黄橙褐色で小鱗片があるが、成菌では紫褐色から暗褐色になる。新鮮なものは暗所で青白く光るが、成熟したものは発光しない場合もある。ひだは垂生し、白色。柄は長さ2センチメートル程度で側生、隆起した低いリング状のつばがある。縦に裂くと柄の根元に黒褐色のしみがあるのが特徴だが、まれにしみがないこともあるので、注意が必要である。
中毒症状
嘔吐、腹痛、下痢。死亡例もある。食べてから30分~1時間程度で症状が現れる。
毒成分
イルジン類
備考
食用のムキタケ、シイタケ、ヒラタケと間違えることがある。また幼菌ではナメコことも混同しやすい。ムキタケとツキヨタケは同じ枯幹から発生していることもあるので注意が必要である。
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更新日:2020年10月07日