RSウイルス感染症に注意しましょう

RSウイルス感染症とは?

RSウイルスを原因とする呼吸器の感染症です。
何度も感染と発症を繰り返しますが、2歳までにはほぼ100%の乳幼児が感染すると言われています。

主な症状は発熱・鼻水・咳などの軽い風邪様の症状から、重い肺炎まで様々です。
特効薬はなく、対症療法(症状を和らげる治療)を行います。

例年、秋から春にかけて多くの報告がありますが、ここ数年は、流行の時期が早まっています。

特に感染しないように注意すべき人は?

生後6か月以内の乳児、低出生体重児、心肺に基礎疾患がある小児等は重症化しやすく、注意が必要です。
また、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を有する高齢者も注意が必要です。

予防するために注意すべきことは?

感染経路は、接触感染と飛沫感染です。

接触感染対策としては、手洗いや手指の消毒などに加え、子どもたちが日常的に触れるおもちゃ・手すりなどを、アルコールや塩素系の消毒剤等でこまめに消毒もしましょう。

飛沫感染対策としては、鼻汁、咳などの呼吸器症状がある場合は、マスクが着用できる年齢の子どもや大人はマスクを着用しましょう。

予防接種もご検討ください

60歳以上の人を対象としたワクチンや、生まれてくる子どものRSウイルスを原因とする下気道疾患の予防を目的に妊婦に接種するワクチンがあります。接種を希望する人は、直接医療機関にお問い合わせください。
なお、RSウイルス感染症のワクチンは法令に定められた定期予防接種ではないため、接種を受ける場合は任意接種となり、接種費用は全額自己負担となります。

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健康部 保健予防課 感染症対策係

電話:027-212-8342 ファクス:027-224-0630
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更新日:2025年06月16日