令和5年度第2回健康づくり推進協議会

審議会名

健康づくり推進協議会

会議名

令和5年度第2回前橋市健康づくり推進協議会

日時

令和5年12月19日(火曜日) 午後1時30分 ~午後3時00分

場所

議会庁舎 2階 研修室

出席者

(委員)
家崎委員、塩ノ谷委員、福島委員、内田委員、西田委員、小野里委員、小室委員、大友委員、松本委員、石井委員、六川委員、吉澤委員、山口委員、滝沢委員、福島委員、三浦委員

(事務局)
宮坂健康部長、大西保健所長、樋口健康増進課長、淺井課長補佐、五百川課長補佐、原田課長補佐、唐鎌主任保健師、伊藤主任保健師、関主任保健師、亀山主任歯科衛生士、酒井保健師

(傍聴者)
なし

欠席者

黒岩委員、小林委員

議題

(1)健康まえばし21(第2次計画)評価報告書変更点について

健康まえばし21(第3次計画)素案について

(2)健康まえばし21(第3次計画)概要版について

(3)地域・職域連携推進協議会 働く世代への取り組みについて

会議の内容

1 開会(司会:健康増進課長)

 

2 挨拶

(健康部長挨拶)

本協議会は、本市の健康増進計画健康まえばし21の策定及び推進のため、開催されている。本日は令和6年度からの健康まえばし21第3次計画の素案、概要版及び地域・職域連携についてご協議いただく予定。第3次計画の素案の基本理念を「みんなが健康みんなで健康」として、各年代を切れ目なく、誰一人取り残さない健康づくりについて、委員の皆様と連携して進めていきたい。健康まえばし21の推進は行政だけでできるものではない。皆様には市民の健康増進のためご指導、ご協力をお願いすると共に、連携の足がかりとして有意義な会議となるよう、多様なご意見をいただきたい。

 

3 議事

(1) 健康まえばし21(第2次計画)評価報告書変更点について

健康まえばし21(第3次計画)素案について

(議事(1)については、事務局より資料1・2・2-1・2-2により説明。)

(会長)

特徴とするとKDBに新しいデータベースNDBが追加されて、より多くのサンプルからデータを抽出すること。また、第3次において女性のライフスタイルを考案した骨粗鬆症検診。

気になったこととして、検診の精検受診率は概ね良好だが、大腸だけ精検受診率が90%いかない。

 

(事務局)

加えて、飲酒の量の設定を男性と女性で分けたところが変わったところ。飲酒の量があるということを知っている方が少ないと思う。改めて周知していきたい。

 

(会長)

要するに、アルコールの適正量が男性と女性で、肝障害を起こす量が違うということか。近年、女性の飲酒量が、社会進出等の事情もあって増えているので、そこを強調したということか。

 

(事務局)

ご認識のとおり。

 

(委員)

追加項目の重点課題の中で、参考値として食塩の摂取量の減少原因ということを謳っているが、今まで全く触れていなくて、県の数値目標にはデータがでている。食育推進計画との整合性はどうなっているか。

 

(事務局)

食育推進計画の担当係と相談し、計画の時点では明確ではなかったが、評価をするためには、市民がどのような状況なのかということを把握することが大事ということから始めようとしている事業。食育推進計画には詳細が記載されていないが、計画として整合性はあると考えている。

 

(委員)

食育推進計画にも食塩摂取量を減らすという項目が追加できればよいが、現段階でできないと思う。

 

(事務局)

ご認識のとおりだが、今後、食育推進係とも協力して進めていきたい。

 

(会長)

市が食塩摂取量を調査する予定なのか。

 

(事務局)

国が行っている国民健康栄養調査の中で、県民の食塩摂取状況はわかるが、前橋市民となると数が少なく、評価できない。そのため、前橋市独自に、市民の方に食事の日記をつけてもらったり、尿検査を行ったりして、食塩摂取量を把握しようと取り組んでいる。

 

(会長)

特定健診時に行うのか。

 

(事務局)

健康増進課で行っている健康教育の中で取り組んで行こうと考えている。

 

(委員)

P8「(5)医療費の動向」で、国民健康保険の一人当たりの医療費が令和4年度は令和元年度と比較して減少している。しかし、日本全体で見た時に、実際に一人当たりの医療費が毎年高くなっている。そのことについて、どう考えているか。

 

(会長)

透析や糖尿病発症率が多いため、群馬県が全国に比べて医療費が低いのかは疑問に思っている。

人口は減ってくるが、高齢者が増え平均寿命が延びてくるので、医療費が増えるのではないか。

 

(委員)

11月の新聞で、全国において視力1.0未満の児童が増えているとあった。高校生だと7割ほどが視力1.0未満。群馬県だと中学生において平均を上回っており、スマートフォンやインターネット等の健康被害だと思う。現在、小中学生が学校でタブレットが配布されているが、どのように考えているか。

 

(事務局)

学校からの健康教育の依頼で、タブレット等の画面を見ることでどのような影響がでるかについての講演希望が多くある。小中学生がわかるように良い点・悪い点について話をしている。計画に一つ一つ項目を盛り込むことは難しいが、学校の担当課と協力して学ぶ機会を増やしていきたいと思う。

 

(会長)

その問題は、群馬県の眼科医会で非常に話題になっている。タブレットの使用によって視力が低下していることが多いため、学校で行っている眼科検診を重点的に取り入れる動きがある。群馬県が対策をすると思う。

 

 (2)健康まえばし21(第3次計画)概要版について

(議事(2)については、事務局により資料3により説明。)

 

(委員)

国民健康保険の特定健診受診率は40%と高いが、担当はどこか。

また、協会けんぽとは連携は取れているのか。

 

(事務局)

担当課は国民健康保険課。がん検診は健康増進課。

協会けんぽとは協定を結んでおり、国民健康保険課・健康増進課・協会けんぽとで連携を取りながら進めている。

 

(会長)

社会保険の配偶者の健診は国民健康保険課が行っているのか。

 

(事務局)

被扶養者となるため、社会保険で行っている。

 

(会長)

前橋市が優れているのは、各種がん検診を各医療機関で受ける割合が多い点。全国でも進んだがん検診が行われている地域だと思う。

第3次計画は13年間となっており、その中で年齢構成や疾患構成の変化や医師の働き方改革もありどうなっていくかわからないが、頑張っていきたい。

 

(3)地域・職域連携推進協議会 働く世代への取り組みについて

(議事(3)については、事務局より資料4より説明。禁煙をテーマにGWを実施。ご意見は別紙のとおり。)

 

4 閉会(司会:健康増進課長)

 

以上

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更新日:2024年01月18日