令和7年度第1回健康づくり推進協議会及び地域・職域連携推進協議会
審議会名
健康づくり推進協議会及び地域・職域連携推進協議会
会議名
令和7年度第1回前橋市健康づくり推進協議会及び地域・職域連携推進協議会
日時
令和7年10月16日(木曜日)午後1時30分~午後3時00分
場所
まえばし医療センター 2階 共用会議室
出席者
(委員)
家崎委員、宮久保委員、守山委員、富澤委員、小野里委員、浜委員(正式表記は旧字)、池田委員、松本委員、石井委員、六川委員、赤石委員、山口委員、山岡委員、福島委員、多胡委員
(事務局)
持田健康部長、大西保健所長、関沼健康増進課長、市田課長補佐、五百川課長補佐、阿久津課長補佐、唐鎌副主幹、関副主幹、亀山副主幹、竹内主任保健師、安藤主任保健師、中沢会計年度任用職員
(傍聴者)
なし
欠席者
塩ノ谷委員、藤野委員、前原委員
議題
(1)健康まえばし21(第3次計画)の概要について
(2)令和6年度の実績・今年度の関連事業の取組方針について
(3)今年度の取組について
(4)意見交換(適正体重を維持している者の増加について)
(5)その他
会議の内容
1 開会(司会:健康増進課長)
2 挨拶
(健康部長挨拶)
本日は、健康寿命の延伸を目的に策定された健康増進計画「健康まえばし21」の推進を担う健康づくり推進協議会と、地域・職域連携推進協議会の2つの協議会を同時開催している。
本日は、健康寿命の延伸を目的に策定された健康増進計画「健康まえばし21」の推進を担う健康づくり推進協議会と、地域・職域連携推進協議会の2つの協議会を同時開催している。
健康まえばし21は、昨年6月に第3次計画が策定され、今年で2年目となっている。第3次計画の基本理念である「みんなが健康 みんなで健康」を目指し、各年代を通し、切れ目のない、誰一人取り残さない健康づくりについて、委員の皆様と連携して進めるとともに、地域・職域それぞれの課題を共有し、市民の皆様の健康増進に受けた取組を積極的に進めて参りたいと考える。本日の会議が有意義なものとなるよう、委員の皆様には忌憚のないご意見をいただきたい。
3 自己紹介
各委員の自己紹介、事務局の紹介。
4 議事
(1)健康まえばし21(第3次計画)の概要について
(議事(1)については、竹内主任保健師が資料1により説明。)
(家崎会長)
健康寿命と平均寿命の差が、手助けが必要な期間ということであるが、健康寿命は、どのように計算しているのか。介護保険等を申請して要支援、要介護と認定された人を抽出しているのか。
健康寿命と平均寿命の差が、手助けが必要な期間ということであるが、健康寿命は、どのように計算しているのか。介護保険等を申請して要支援、要介護と認定された人を抽出しているのか。
(事務局)
国や県の健康寿命は、国民生活基礎調査における質問を元に算出している。参考指標のまえばし健康年齢は、前橋市の年齢別人口、死亡数、要介護2以上の人数等を元に算出している。
国や県の健康寿命は、国民生活基礎調査における質問を元に算出している。参考指標のまえばし健康年齢は、前橋市の年齢別人口、死亡数、要介護2以上の人数等を元に算出している。
(家崎会長)
国や県の健康寿命は自己申告ということか。
国や県の健康寿命は自己申告ということか。
(事務局)
ご認識のとおり。
ご認識のとおり。
(家崎会長)
資料14ページの国保特定健診における、HbA1c や血糖の有所見者割合は、保健指導値と受診勧奨値のどちらを基準にしているのか。
資料14ページの国保特定健診における、HbA1c や血糖の有所見者割合は、保健指導値と受診勧奨値のどちらを基準にしているのか。
(事務局)
保健指導値の基準よりも高かった人の割合を算出している。
保健指導値の基準よりも高かった人の割合を算出している。
(家崎会長)
保健指導値はあくまでも正常値のため、実際よりもかなり多くなるのではないか。
保健指導値はあくまでも正常値のため、実際よりもかなり多くなるのではないか。
(事務局)
おっしゃるとおりだが、国や県のデータと比較するために、現行の基準で算出している。
おっしゃるとおりだが、国や県のデータと比較するために、現行の基準で算出している。
(2)令和6年度の実績・今年度の関連事業の取組方針について
(議事(2)については、市田課長補佐が資料2により説明。)
(家崎会長)
内容が充実しており、市役所内で連携をして、様々な取組をしている。データを集めるのも大変で、ご苦労があることと思う。個々の指標については、改善されているところもされていないところもあるが、改善されている部分は医学の進歩によるところが非常に大きいと思う。市で様々な介入をしている効果が見られている部分もある。
内容が充実しており、市役所内で連携をして、様々な取組をしている。データを集めるのも大変で、ご苦労があることと思う。個々の指標については、改善されているところもされていないところもあるが、改善されている部分は医学の進歩によるところが非常に大きいと思う。市で様々な介入をしている効果が見られている部分もある。
5ページの 75 歳未満のがんの年齢調整死亡率の減少は、かなり減少傾向にあり、非常に素晴らしいことだと思う。総じてみると、女性は様々な取組に参加する傾向にあるが、働き盛りの男性は仕事で時間が取れない問題もあり、男性はあらゆるパラメーターにおいて悪化傾向にあるのが気になる。それから、歯科受診に関しては、特に高齢者は歯の健康を意識しており、糖尿病との関わり等も周知されている。内科医も糖尿病の患者がいた場合には、歯科受診を指導するように診療報酬上に規定されているため、そういったことも功を奏して歯科受診率が上がっていると感じる。
がん検診の受診はコロナ禍以降、受診控えがあり、なかなか元に戻らないのが現状。
糖尿病対策等では、新規透析導入者が減少しており、市の事業等が実を結んでいる感じがある。
(宮久保委員)
厚生労働省で制定されている、2040 年に健康寿命三年延ばすという健康寿命延伸プランの中でも、歯科領域において、60 歳代における咀嚼良好者の割合を 80%以上を維持して歯周病対策の強化をすることと、口腔がんの早期診断などが挙げられている。
厚生労働省で制定されている、2040 年に健康寿命三年延ばすという健康寿命延伸プランの中でも、歯科領域において、60 歳代における咀嚼良好者の割合を 80%以上を維持して歯周病対策の強化をすることと、口腔がんの早期診断などが挙げられている。
今年度は成人歯科健診の対象年齢を増やしていただき、口腔がんに関しては早期で対策を行うと五年生存率が 95%以上維持できることが多いため、より市の皆様と共に受診率の向上を協力して目指していければと考えている。また、喫煙のことも出ており、喫煙者は口腔がんが3倍から5倍増えるというデータもあるため、引き続き、喫煙に対する対策にも力を入れていただければと考える。
(3)今年度の取組について
(議事(3)については、安藤主任保健師が資料3・別添1より説明。)
(家崎会長)
ワーキング会議の内容は、先程の資料2に反映されているのか。
ワーキング会議の内容は、先程の資料2に反映されているのか。
(事務局)
資料2は、ワーキングメンバーに提供してもらった実績を元に作成している。あくまで実績確認の資料であるため、話し合いの内容は反映されていない。
別添1のちらし案や動画に、ワーキング会議の内容が反映されている。
資料2は、ワーキングメンバーに提供してもらった実績を元に作成している。あくまで実績確認の資料であるため、話し合いの内容は反映されていない。
別添1のちらし案や動画に、ワーキング会議の内容が反映されている。
(4)意見交換(適正体重を維持している者の増加について)
(家崎会長)
今年度のテーマの中から、適正体重を維持している者の増加に焦点を絞って、意見交換をしたい。適正体重を維持するために、団体で行っている取り組み、個人 的に行っている取り組み、また課題と考えていること等について、ご意見をいただきたい。働き盛りの男性が、運動がなかなかできない。コロナ禍もあり、様々な行動制約があったことも影響したかと思う。行っている取組等があれば伺いたい。
今年度のテーマの中から、適正体重を維持している者の増加に焦点を絞って、意見交換をしたい。適正体重を維持するために、団体で行っている取り組み、個人 的に行っている取り組み、また課題と考えていること等について、ご意見をいただきたい。働き盛りの男性が、運動がなかなかできない。コロナ禍もあり、様々な行動制約があったことも影響したかと思う。行っている取組等があれば伺いたい。
(宮久保委員)
歯科の関係では過去のデータで、BMI が 25 から 30 で歯周病の罹患率が 3.4 倍以上、30 以上では 8.6 倍以上と、太ってくると脂肪細胞から出される因子等が増加して歯周病が悪化してしまうことが挙げられており、患者さんにもなるべく周知している。また糖尿病等が悪化することも示されている。歯周病と糖尿病の両方を改善すると、HbA1C が1位良くなる方もいるため、歯科の方ではその辺りを周知するようにしている。
歯科の関係では過去のデータで、BMI が 25 から 30 で歯周病の罹患率が 3.4 倍以上、30 以上では 8.6 倍以上と、太ってくると脂肪細胞から出される因子等が増加して歯周病が悪化してしまうことが挙げられており、患者さんにもなるべく周知している。また糖尿病等が悪化することも示されている。歯周病と糖尿病の両方を改善すると、HbA1C が1位良くなる方もいるため、歯科の方ではその辺りを周知するようにしている。
マラソン等の行事も運動の啓蒙に良い思うが、参加者は増えているのか、参加した方の運動意識が向上しているかどうか、組織されている方の視点から有用かどうか、赤石委員にご意見を伺いたい。
(赤石委員)
前橋市まちづくり公社では、マラソン大会や自転車のヒルクライム大会等のスポーツイベントを多岐にわたって開催させていただいている。参加する方は、リピーターが多く、運動意識が高く、すでに運動している方が多い。運動はできればしたくないという方に運動していただきたい思いがあり、市民体育館では、ヘルスアップ教室という名前で、ストレッチ体操やダンベル体操の教室を開催している。また、トレーニングマシーンは、特に女性の方や高齢の方だと、機械を使ってウェイトトレーニングする習慣がなく、敷居が高いことから、レディーストレーニング教室を開催し、市民体育館のトレーニング施設を使って機械の使い方から、どのぐらいの重さをどのぐらいの回数あげたらいいのか伝える取り組みをしている。ただ、やはり集まるのは意識が高い方。様々な試みはしているが、本当に運動していただきたい人が、事業や教室にご参加いただけない現状がある。今後はその辺の人達に、どう体育館へ足を運んでいただくか、スポーツイベントに足を運んでいただくかが課題になってくる。
前橋市まちづくり公社では、マラソン大会や自転車のヒルクライム大会等のスポーツイベントを多岐にわたって開催させていただいている。参加する方は、リピーターが多く、運動意識が高く、すでに運動している方が多い。運動はできればしたくないという方に運動していただきたい思いがあり、市民体育館では、ヘルスアップ教室という名前で、ストレッチ体操やダンベル体操の教室を開催している。また、トレーニングマシーンは、特に女性の方や高齢の方だと、機械を使ってウェイトトレーニングする習慣がなく、敷居が高いことから、レディーストレーニング教室を開催し、市民体育館のトレーニング施設を使って機械の使い方から、どのぐらいの重さをどのぐらいの回数あげたらいいのか伝える取り組みをしている。ただ、やはり集まるのは意識が高い方。様々な試みはしているが、本当に運動していただきたい人が、事業や教室にご参加いただけない現状がある。今後はその辺の人達に、どう体育館へ足を運んでいただくか、スポーツイベントに足を運んでいただくかが課題になってくる。
(家崎会長)
健診等も、毎年受けている人は受けていて、本当に受けてもらいたい人はなかなか受けてくれないジレンマがある。
健診等も、毎年受けている人は受けていて、本当に受けてもらいたい人はなかなか受けてくれないジレンマがある。
(富澤委員)
学校では、体育の授業はもちろん、休み時間にも運動を推奨している。それから本校の場合は校区がとても広く、スクールバスや送り迎えで登下校するお子さんがとても多い。そのため、サーキット運動のような形で、様々な運動を日常的に行えるように心がけている。
学校では、体育の授業はもちろん、休み時間にも運動を推奨している。それから本校の場合は校区がとても広く、スクールバスや送り迎えで登下校するお子さんがとても多い。そのため、サーキット運動のような形で、様々な運動を日常的に行えるように心がけている。
やはり運動しているお子さんはやりすぎている。土日に何時間もサッカーや野球をしてずっと動きっぱなしで、月曜日に疲れた様子で学校に来るような状態。室内でゲームばかりしてなかなか運動しないお子さんとの、二極化が進んでいるのも課題かと思っている。また、中学校では部活動がこれから地域の方に変わっていくため、そこがスムースに行くことが運動を確保していくことにもつながると思う。生涯にわたってスポーツをする、体力づくりをするという考えを育てていくためにも、地域の方との連携がとても大切だと考える。
(守山委員)
うちは給食室を作っていて、お昼は給食を食べる。基本的に、ご飯、味噌汁、おかずというメニューで作っている。味噌汁を飲むと、塩分が控えめで少し味気ないと感じてしまうが、給食会議で栄養士に言うと、これが適正だと言われる。 私も人間ドックに毎年行っていて、こういう食事は摂らない方がいい、こういう食事を摂った方がいいと言われるが、こういう食事を摂るといいという食材も、摂りすぎはやはり良くない。そのため、適正なレシピや、例えば「血圧が高い人向けの 1 週間のレシピ」といったメニューを作ると、食事をつくる人がレシピを見て作ってみようというチャレンジになると思う。
うちは給食室を作っていて、お昼は給食を食べる。基本的に、ご飯、味噌汁、おかずというメニューで作っている。味噌汁を飲むと、塩分が控えめで少し味気ないと感じてしまうが、給食会議で栄養士に言うと、これが適正だと言われる。 私も人間ドックに毎年行っていて、こういう食事は摂らない方がいい、こういう食事を摂った方がいいと言われるが、こういう食事を摂るといいという食材も、摂りすぎはやはり良くない。そのため、適正なレシピや、例えば「血圧が高い人向けの 1 週間のレシピ」といったメニューを作ると、食事をつくる人がレシピを見て作ってみようというチャレンジになると思う。
今は、携帯でゲーム感覚で、歩数をポイントに還元するアプリがある。前橋のめぶくアプリで歩数をカウントし、歩数を還元していくような仕組みを作れば、運動をしない方も運動をしてくれるかと思う。
(浜委員)
健康事業所宣言ということで、会社単位で健康づくりに関する取組を宣言していただいている事業者向けに、オンラインのセミナーを用意をしている。様々な講座があり、運動関係も提供して、ご活用いただくことを事業として行っている。会社単位の取り組みとなると、あまり運動が好きではない方も、ある種トップダウン的にやらざるを得ない環境が出来るという期待もある。ただ、それが本人にとって本当に習慣化するかに関しては、例えばその会社を退職した途端にやらなくなるリスクもある。先々のことを考えると、本人の楽しみにつながるような仕掛けがあるといいとは思うが、なかなかそこまでたどり着けていない状況である。宣言事業所として取り組んでいただける事業者さん増やしていけたらと思っている。
健康事業所宣言ということで、会社単位で健康づくりに関する取組を宣言していただいている事業者向けに、オンラインのセミナーを用意をしている。様々な講座があり、運動関係も提供して、ご活用いただくことを事業として行っている。会社単位の取り組みとなると、あまり運動が好きではない方も、ある種トップダウン的にやらざるを得ない環境が出来るという期待もある。ただ、それが本人にとって本当に習慣化するかに関しては、例えばその会社を退職した途端にやらなくなるリスクもある。先々のことを考えると、本人の楽しみにつながるような仕掛けがあるといいとは思うが、なかなかそこまでたどり着けていない状況である。宣言事業所として取り組んでいただける事業者さん増やしていけたらと思っている。
(松本委員)
健康保険組合として、経営の事業所を対象に、「減量チャレンジ」という事業をやっている。3ヶ月に3キロ痩せたら達成となる。毎年、ホームページや広報誌で周知していたが、今年度は BMI の 25 以上の方に対して、一人一人に勧奨通知を出したところ、多数の応募があった。参加者が3キロの減量を達成したかどうかというのは、これから検証していかなければならないと思うが、個々に通知を出したら参加者が増えたということは、事実として残っている。約3倍か4倍に増えた。
健康保険組合として、経営の事業所を対象に、「減量チャレンジ」という事業をやっている。3ヶ月に3キロ痩せたら達成となる。毎年、ホームページや広報誌で周知していたが、今年度は BMI の 25 以上の方に対して、一人一人に勧奨通知を出したところ、多数の応募があった。参加者が3キロの減量を達成したかどうかというのは、これから検証していかなければならないと思うが、個々に通知を出したら参加者が増えたということは、事実として残っている。約3倍か4倍に増えた。
(家崎会長)
ここまで、体重が多いことについて意見が出たが、歯科の観点から、やせに関してご意見はあるか。
ここまで、体重が多いことについて意見が出たが、歯科の観点から、やせに関してご意見はあるか。
(宮久保委員)
やせの原因にもよるかと思うが、単純に必須栄養素の不足や水分の不足の観点から考えると、水分摂取が少ないと全身的な免疫力の維持が保たれなくなる。唾液のインがないとアウトもないため、唾液の量が減ることで唾液中に含まれる消化酵素や粘膜保護作用、その他口腔内を清浄したり細菌を減らしたりする作用が減るため、粘膜が脆弱化し、ひいては腹部消化管にも影響を及ぼしてしまう。栄養の中でも、特にビタミン E・K や、カルシウム、マグネシウム、ビタミン D などが少なくなると組織の維持にも支障をきたすため、その辺りを維持することは大事かと思う。
やせの原因にもよるかと思うが、単純に必須栄養素の不足や水分の不足の観点から考えると、水分摂取が少ないと全身的な免疫力の維持が保たれなくなる。唾液のインがないとアウトもないため、唾液の量が減ることで唾液中に含まれる消化酵素や粘膜保護作用、その他口腔内を清浄したり細菌を減らしたりする作用が減るため、粘膜が脆弱化し、ひいては腹部消化管にも影響を及ぼしてしまう。栄養の中でも、特にビタミン E・K や、カルシウム、マグネシウム、ビタミン D などが少なくなると組織の維持にも支障をきたすため、その辺りを維持することは大事かと思う。
(福島委員)
歯科衛生士会では、健康教室の時によく噛む大切さを強くお話ししている。よく噛むと、満腹中枢が働いて食べ過ぎ防止になる。よく噛むことによって刺激を受けて唾液がたくさん出る。唾液の作用の中には自浄作用があり、虫歯や歯周病を予防する働きがある。歯周病は糖尿病、肥満にも大きく関わっているため、その辺りのお話をさせていただいている。
歯科衛生士会では、健康教室の時によく噛む大切さを強くお話ししている。よく噛むと、満腹中枢が働いて食べ過ぎ防止になる。よく噛むことによって刺激を受けて唾液がたくさん出る。唾液の作用の中には自浄作用があり、虫歯や歯周病を予防する働きがある。歯周病は糖尿病、肥満にも大きく関わっているため、その辺りのお話をさせていただいている。
小学校や幼稚園にも伺うことがあるが、一口 30 回噛みましょう、噛むときはしっかりお口を閉じましょう、鼻で呼吸をするようにしましょうという話もさせていただいている。
(石井委員)
老人福祉センターでは、痩せというよりも適正体重より増えている方が多い。老人福祉センターでは前橋市が推奨しているピンシャン!元気体操を1日に4回実施している。ピンシャン!元気体操の対応で、体操をしたらシールを配っている。当センターは土曜日、日曜日と祭日が休みなので、一年間で 250 回、毎日来ている方がいる。コロナ禍が明けてから、一年間 250 回毎日来ている方がいて、1000 回の方が出てきている。このピンシャン!元気体操のいい点は、やはり筋肉の維持。高齢者で筋肉量が増えることは難しいかもしれないが、維持しているのがすごく重要で、そこで体重管理がしっかりできる。保健師や看護師は、対象が高齢者で既往歴等もあるため、すぐに指導に入るのではなく、体操をしながらコミュニケーションを取りつつ、食生活や運動の指導をすることを心がけている。
老人福祉センターでは、痩せというよりも適正体重より増えている方が多い。老人福祉センターでは前橋市が推奨しているピンシャン!元気体操を1日に4回実施している。ピンシャン!元気体操の対応で、体操をしたらシールを配っている。当センターは土曜日、日曜日と祭日が休みなので、一年間で 250 回、毎日来ている方がいる。コロナ禍が明けてから、一年間 250 回毎日来ている方がいて、1000 回の方が出てきている。このピンシャン!元気体操のいい点は、やはり筋肉の維持。高齢者で筋肉量が増えることは難しいかもしれないが、維持しているのがすごく重要で、そこで体重管理がしっかりできる。保健師や看護師は、対象が高齢者で既往歴等もあるため、すぐに指導に入るのではなく、体操をしながらコミュニケーションを取りつつ、食生活や運動の指導をすることを心がけている。
一人で何かを成し遂げるのは非常に難しい。職員としては、ウォーキングでも適正体重の維持でも、仲間づくりの支援ができるように取り組んでいる。
(山岡委員)
老人保健施設で勤務しており、入所されている要介護状態の方を見させていただいている。私の施設では、平均年齢が 85 歳位だと思うが、BMI の平均をこの間出してみたところ、19 だった。やはり痩せている方は入れ歯が合わなくなってしまったり、食事を食べるのが難しくなってしまったり、栄養状態も悪い方がほとんど。噛むことも大事だが、口の状態が悪いと噛まなくてもいい食事にせざるを得なくなってしまい、そうすると口の筋肉や喉の筋肉も衰えるという負のスパイラルのような状態だと感じている。
老人保健施設で勤務しており、入所されている要介護状態の方を見させていただいている。私の施設では、平均年齢が 85 歳位だと思うが、BMI の平均をこの間出してみたところ、19 だった。やはり痩せている方は入れ歯が合わなくなってしまったり、食事を食べるのが難しくなってしまったり、栄養状態も悪い方がほとんど。噛むことも大事だが、口の状態が悪いと噛まなくてもいい食事にせざるを得なくなってしまい、そうすると口の筋肉や喉の筋肉も衰えるという負のスパイラルのような状態だと感じている。
栄養士会の中でも小児に関わる者や、保育園の栄養士もおり、減塩を心がけたり、よく噛む体操をしたりしている。小さい時からの食習慣はすごく大事と感じている。小さい時から減塩を心がけ、よく噛んで、 よく運動して、健やかに年を迎えられるといいなというのが願い。現状では、施設の方たちの BMI をいかに上げるか、日々頑張っている。
(山口委員)
私たちは減塩の調理実習を大体の地区で行っている。1食につき2グラム前後のメニューで教室をやっている。来てくださる方は気をつけている方が多く、「うちより全然薄いね」「これから気をつけていきたいなと思っています」等と言ってくださっている。
私たちは減塩の調理実習を大体の地区で行っている。1食につき2グラム前後のメニューで教室をやっている。来てくださる方は気をつけている方が多く、「うちより全然薄いね」「これから気をつけていきたいなと思っています」等と言ってくださっている。
(家崎会長)
群馬は味付けが濃い。食塩は、胃がんとの関わりもあり、東北地方が胃がんが多い。食生活も原因で一つだが、個人の嗜好の問題もあり、なかなか改善は難しい。
群馬は味付けが濃い。食塩は、胃がんとの関わりもあり、東北地方が胃がんが多い。食生活も原因で一つだが、個人の嗜好の問題もあり、なかなか改善は難しい。
(六川委員)
ピンシャン!元気体操に地域で取り組んでいる。ピンシャン!元気体操は座って行う、立って行う、寝て行う、さらにはお口アップ体操で唾液腺を刺激するというメニューがあり、全部行うと体にいいのがわかる。高齢者向けに作ってあるが、若い人がやってもいい体操だと思う。うちの地区は高齢化率が上がっており、なかなか遠くまで行けない高齢者が多い。集会所まで歩いて来られる方が来て、ピンシャン!元気体操クラブをやっているが、あまり無理をすると、今度は来るのも嫌になってしまう方もいると思う。今は月 2 回やっており、だんだんと回数を増やしていきたいと思っている。この間はピンシャン!元気体操クラブに、専門職の方に来ていただいて、肩回し等の体操を紹介してもらった。来ている方は 80 代、90 代の方が多いため、あまり無理せずに取り組んでいる。会場の集会所まで来るのに歩いて来る方が多いので、それだけでも運動になっていると思う。参加者の食事の様子では、とにかく具だくさんのスープや味噌汁を作って食べているという話をよく聞く。
ピンシャン!元気体操に地域で取り組んでいる。ピンシャン!元気体操は座って行う、立って行う、寝て行う、さらにはお口アップ体操で唾液腺を刺激するというメニューがあり、全部行うと体にいいのがわかる。高齢者向けに作ってあるが、若い人がやってもいい体操だと思う。うちの地区は高齢化率が上がっており、なかなか遠くまで行けない高齢者が多い。集会所まで歩いて来られる方が来て、ピンシャン!元気体操クラブをやっているが、あまり無理をすると、今度は来るのも嫌になってしまう方もいると思う。今は月 2 回やっており、だんだんと回数を増やしていきたいと思っている。この間はピンシャン!元気体操クラブに、専門職の方に来ていただいて、肩回し等の体操を紹介してもらった。来ている方は 80 代、90 代の方が多いため、あまり無理せずに取り組んでいる。会場の集会所まで来るのに歩いて来る方が多いので、それだけでも運動になっていると思う。参加者の食事の様子では、とにかく具だくさんのスープや味噌汁を作って食べているという話をよく聞く。
減塩については、食生活改善推進員さんに、減塩の料理教室を開いていただき、地域の人が参加した。また、自治会長向けに減塩の食事を作って振る舞っていただいた。美味しく食べられた人もいた一方で、ほとんどの方が味が薄いなと言っていたようだが、そのくらいの塩分でいいと参考にしてもらえたら良いと感じた。
保健推進員会では、健康まえばし 21 推進事業を各地区でやっている。自分の地区は減塩についての管理栄養士からの話と、実際に自分で作った味噌汁あるいはインスタントの味噌汁を、小さなビニールに持ってきて、塩分測定をしてもらう取り組みを実施する。それから保健師によるストレッチも取り入れたいと思っている。
自分自身は、若い頃は痩せすぎていた。低血圧で、風邪はよく引き、健康だとは言えなかったと思う。段々と脂肪や肉がついてきて、今度は、肥満を心配する体型になってきたが、今はほとんど風邪も引かず、血圧もほどほどで、逆に今は体調が昔よりも良くなっている。一体何がいいのかよく分からなくなっているというのが現状。
(小野里委員)
商工会議所としては、健康優良法人の認証の推奨をしている。(委員の所属する)会社でも4〜5年前に取得した。認証は少しずつ伸びているが、事業者の規模や、経営者の手間が増えることもあり、なかなか急激には伸びない状況。会社では引き続き、毎月 1 回位で社内の電子掲示板に健康の情報をあげて周知している。健康診断を年 1 回実施し,体重が多い人や、高血圧の人の対応をしている。現場に出ているので、運動不足はあまりないが、その分アルコールを飲んでしまう人が多い。
商工会議所としては、健康優良法人の認証の推奨をしている。(委員の所属する)会社でも4〜5年前に取得した。認証は少しずつ伸びているが、事業者の規模や、経営者の手間が増えることもあり、なかなか急激には伸びない状況。会社では引き続き、毎月 1 回位で社内の電子掲示板に健康の情報をあげて周知している。健康診断を年 1 回実施し,体重が多い人や、高血圧の人の対応をしている。現場に出ているので、運動不足はあまりないが、その分アルコールを飲んでしまう人が多い。
私はこの半年ぐらいで4〜5キロ体重を落とした。代謝が落ちているため、夜食べ過ぎたら次の日の昼食を減らす形で食事の量を気をつけた。月1キロ位で、ストレスなく減量することを社員にも伝えている。
(池田委員)
「うちの会社は健康診断をやってくれない」という苦情をいただくことがある。健康診断を受けさせるという義務があるという認識すらないような社長さんもいらっしゃる。一年に1回健診を受けさせないといけないいうところから指導することが多い。健康診断後のより適正な対応も指導しなければいけないところではあるが、最低限の健診実施に向け取り組んでいる状況である。
「うちの会社は健康診断をやってくれない」という苦情をいただくことがある。健康診断を受けさせるという義務があるという認識すらないような社長さんもいらっしゃる。一年に1回健診を受けさせないといけないいうところから指導することが多い。健康診断後のより適正な対応も指導しなければいけないところではあるが、最低限の健診実施に向け取り組んでいる状況である。
(多胡委員)
うちの義母は、義父が亡くなり、もともと 2 人で生活していて、誰かのために食事を作ってあげるとか、一緒に食べるということができなくなった途端、自分が食べる意欲がなくなり、ほとんど食べられなくなってしまった。その後に入院して、長女の家に行って、誰かと一緒にいることが、食べる意欲に繋がった。ちらし案に「共食は最高の調味料」と書いてあるが、誰かと一緒に話をしながら食べることが、食べるスパイスになるのを感じた。
うちの義母は、義父が亡くなり、もともと 2 人で生活していて、誰かのために食事を作ってあげるとか、一緒に食べるということができなくなった途端、自分が食べる意欲がなくなり、ほとんど食べられなくなってしまった。その後に入院して、長女の家に行って、誰かと一緒にいることが、食べる意欲に繋がった。ちらし案に「共食は最高の調味料」と書いてあるが、誰かと一緒に話をしながら食べることが、食べるスパイスになるのを感じた。
訪問看護で関わった方も、一人で食事を食べていて、お弁当をまずくて食べたくないと言っていた方が、食事の時に訪問して話をしながら食べるようになったら、ペロッと食べるようになった。やはりコミュニケーションはすごく大事だと感じた。
(5)その他
意見なし
4 閉会(司会:健康増進課長)
以上
配布資料
(資料1)健康まえばし21(第3次計画)の概要について (PDFファイル: 1.9MB)
(資料2)令和6年度の実績・今年度の関連事業の取組方針について (PDFファイル: 638.8KB)
この記事に関する
お問い合わせ先
健康部 健康増進課
電話:027-220-5783 ファクス:027-223-8849
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号
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更新日:2025年11月19日