臨江閣が国指定重要文化財に指定されました!

「臨江閣」を重要文化財に指定する旨が、平成30年8月17日発行の官報に掲載されました。
本年5月の文化庁答申から、待つことおよそ3か月。これをもちまして、臨江閣は正式に国の重要文化財となりました。

指定の概要

 今回指定を受けた内容は以下の通りです。

指定内容の詳細
名称 臨江閣
員数 3棟
本指定 本館、別館、茶室
附(つけたり) 天皇東宮行幸啓関係資料 6冊
所在地 群馬県前橋市大手町3丁目1番2
所有者 前橋市(群馬県前橋市大手町2丁目12番1号)
年代 本館 明治17年(1884年)
別館 明治43年(1910年)
茶室 明治17年(1884年)
指定の理由 資料等により建設背景も明らかで、明治期の地方における迎賓施設の展開を理解する上で、高い歴史的価値を有する。

臨江閣について

 臨江閣は近代和風の木造建築で、全体は本館・別館・茶室から成る建物です。
 本館は明治17年9月、当時の群馬県令・楫取素彦(かとり もとひこ)や市内の有志らの協力と募金により迎賓館として建てられました。
 茶室はわびに徹した草庵茶室で、京都の宮大工今井源兵衛によって明治17年11月に完成しました。
 別館は明治43年一府十四県連合共進会の貴賓館として建てられた書院風建築です。

 見学や貸館利用を承っております。詳しくは臨江閣のページをご覧ください。

地図

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更新日:2019年02月01日