病害虫発生予察情報
県内の主な農作物の病害虫について、発生予察情報をお知らせします。
特殊報
特殊報とは、新たな病害虫を発見した場合及び重要な病害虫の発生消長に特異な現象が認められた場合に発表する情報です。
群馬県において、「ナガエツルノゲイトウ」が初めて確認されました。
- 令和7年 11 月6日、館林市の水田畦畔において、本県未確認のナガエツルノゲイトウと疑われる植物が発見されました。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構に確認を依頼したところ、令和7年 12 月1日にナガエツルノゲイトウであることが確定されました。
- 本種は「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」により「特定外来生物」に指定されており、拡散を防ぐために保管、運搬、放出等が禁止されています。適切な手続きをとらずに生きた個体を保管、運搬すると法律違反となりますので、注意してください。
令和7年度病害虫発生予察特殊報(ナガエツルノゲイトウ) (PDFファイル: 652.5KB)
群馬県においてウリ類の病原細菌である「ザントモナス・ククルビタエ」によるニガウリの病害が初めて確認されました。
- 令和7年7月に県東部地域の露地ニガウリほ場において、葉に斑点症状が確認されました。現地ほ場で採取した葉から農林水産省横浜植物防疫所が分離した細菌について、同所で病原性、形態観察、細菌学的性質の確認及び遺伝解析を行ったところ、同年9月にザントモナス・ククルビタエ と同定され、10 月に褐斑症状の病原性が確認されました。
- 本細菌による褐斑症状は、国内でカボチャ、スイカ、メロン、キュウリ、ユウガオにおいて報告されています。一方国内のニガウリにおける病害の報告については、現在まで確認されていません。
令和7年度病害虫発生予察特殊報(ザントモナス・ククルビタエ) (PDFファイル: 188.7KB)
関連リンク
直近の病害虫発生予察情報や、過去3年度内発表の主な情報等は、下記リンク(群馬県農業技術センターホームページ)を参考にしてください。
農作物の病害虫写真や種類をこちらで確認できます。
外来種(植物)について(環境政策課のページ)
この記事に関する
お問い合わせ先
農政部 農政課 農産園芸係
電話:027-898-6704又は027-898-6707 ファクス:027-223-8527
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
お問い合わせはこちらから












更新日:2025年12月05日