ウェルビーイング指標(地域幸福度)について
デジタル庁が進めている「デジタル田園都市国家構想」では、「心ゆたかな暮らし」と「持続可能な環境・社会・経済」を実現することを目的としています。
地域全体の幸福度を示す指標として、(一社)スマートシティ・インスティテュートが作成・開発したLWC指標の活用が推奨されています。LWC指標とは、Liveable Well-Being City指標の略で、市民の「暮らしやすさ」と「幸福感(Well‐Being)」を指標で数値化・可視化したものです。
この指標を活用し、前橋ならではの地域特性を把握し、今後の政策立案に役立てたいと考えています。
ウェルビーイング指標(概要)
((一社)スマートシティ・インスティテュート)LWC(Liveable Well-Being City指標)ご紹介と活用について
前橋市のウェルビーイング指標概要表
ウェルビーイング指標では、客観指標と主観指標のデータをバランスよく活用しています。
- 主観指標:アンケート調査から市民のウェルビーイングを測定
- 客観指標:オープンデータ(健康診断受診率、小学校数、投票率等)から市民の暮らしやすさを測定
(一社)スマートシティ・インスティテュートが全国アンケート調査の結果(主観データ)及び自治体単位の暮らしやすさの客観データを偏差値化し、ホームページで公開しています。前橋市の客観指数のグラフをもとに、ウェルビーイング指標概要表を作成しました。
市民向け「暮らしやすさ」と「幸福感」に関するアンケート
無作為に抽出した20~80代の市民2,000人を対象に「暮らしやすさ」と「幸福感」に関するアンケートを実施しました。調査概要及び結果は下記のとおりです。
調査概要
- 対象者:20~80代の市民2,000人(年代ごとの人口構成比で無作為抽出)
- 回答方法:紙ベースかWEBのいずれか
- 回答期間:令和6年1月9日から同年2月8日
- 回答数:706件
調査結果(要約)
- 前橋市民は、幸福度・満足度ともに全国の平均値より高い。全国と比較し、20代から50代の市民の幸福度は特に高い。
- 前橋市民は、将来のために文化を残したい気持ち及び自宅での心地よさが顕著に高い。
- 時間的なゆとりがあると回答した市民は平均的に幸福度、生活満足度等が高く、市民にとって重要な因子であることが推察される。
- 「地域とのつながり」・「健康状態」・「住宅環境」・「公共空間」はアンケートの得点が高く、かつ幸福度との相関性も高い。
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更新日:2024年04月04日