定例記者会見概要版(令和6年1月26日開催)

令和6年1月26日に開催された定例記者会見の要旨です。

日時

令和6年1月26日(金曜日)午後2時~3時15分

会場

市役所 4階 庁議室

動画配信(前橋市公式ユーチューブ)

1 案件説明

(1) 前橋プラザ元気21にマルエドラッグがオープンします

(市長)

中心市街地の前橋プラザ元気21内で営業するフレッセイさんが閉店し、後継店としてマルエドラッグさんが出店することになりました。本日は株式会社クスリのマルエの江黒社長にご出席いただいておりますので、出店への思いなどをご説明いただきます。また、前身の松清からフレッセイさんには長い間、中心市街地において市民の生活を支える食を提供いただきましたことにお礼を申し上げます。

(株式会社クスリのマルエ 江黒代表取締役)

前橋プラザ元気21への出店計画の概要をご説明させていただきます。出店の目的は、企業理念の追求、前橋中心市街地における買い場の提供、健康推進のランドマークとしての出店です。

売場面積は約300坪を想定しております。通常、弊社で取り扱っている医薬品や処方箋調剤、化粧品はもちろんのこと、まちなかでの買い場の喪失という観点から、生鮮食品やお弁当、惣菜など食品の提供をしていきたいと考えております。

弊社の親会社、ウエルシアホールディングスグループの企業理念は「お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供します」であり、弊社の企業理念は「地域の人々の健康生活向上に貢献する」です。そうしたことを踏まえ、地元企業としてお客様に必要な商品と健康な暮らしを提供していきたいと考えております。

出店と併せて、まちなか活性化の取組みに関する連携協定も締結させていただきました。前橋プラザ元気21でイベントなどを実施するほか、まちなかのイベントにも積極的に参加し、健康を軸としたサービスを提供したいと考えております。

また、前橋プラザ元気21の名前にふさわしい健康推進のランドマークとして、店舗で商品を販売するだけではなく、お客様や市民の方と交流しながら、より健康的な生活を送るためのサポートをしていきます。過去にも市の健康イベントに参加したことがありますが、さらに推進し、市と一緒に市民の健康作りに取り組んでまいります。前橋中心市街地における生活インフラとして、美と健康を発信・提供し、新しい価値を創造する店舗を作っていきます。弊社としても新しい取り組みで中心市街地に貢献したいと考えておりますので、皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

(2) 世界一小さな本屋「tiny tiny bookstore」がギネスに認定

(株式会社ソウワ・ディライト 渡邉代表取締役)

昨年12月23日、世界一小さな本屋としてギネスワールドレコーズの認定をいただいた「tiny tiny bookstore」についてご説明させていただきます。

制作の経緯についてです。私の本業は電気工事会社で、電気工事を通じてお客様に弊社のメッセージを投げかけていましたが、それだけでは大切にしているものやアイデンティティを伝えることが難しいため、小さな小屋をリフォームした「Tiny library」という地域図書館のような図書館を運営しておりました。

市のイベントなどを通じて知り合った方からイベントへの参加を依頼され、出張図書館、出張本販売のようなことを行っていましたが、そこで、大人が小さなこどもの興味を削いでしまうという行為をよく目にしました。例えば、子どもの「こういう本が欲しい」という意見に対し、「そんなの早いよ」とか「そんなのは分からないと思う」などと大人が言ってしまうことがあり、そもそも大人が入り込めないような本屋さんがあったら面白いのではないかと作ったのが、この「tiny tiny bookstore」です。

1.246平方メートルというサイズは世界一小さく、ギネスからも世界共通の概念である本を通じて価値を発信することは、素晴らしいとのお話しをいただきました。この記録がどこで生まれたかが重要との話もあり、前橋の「めぶく。」というビジョンを意識し、子どもたちの可能性を芽吹かせてあげたいという感覚があったことを覚えています。

建物は三夜沢町の赤城神社にある樹齢数百年を超える御神木を使い、照明は世界的アーティストのリトルサンというアートピースを使用しております。宇宙工学の専門家や微生物研究のチームにも参画いただき、微生物から宇宙までのつながりを中心に選書しています。この場所を通じて、私たちが大切にしようとしているものを自分たちの言葉でしっかりと伝えたいと思っております。

(3) 本市オリジナルのコミュニケーションボードを作成しました

(市長)

能登半島地震でも大きな課題となっている、障害をお持ちの方の救急活動を補完するため、本市では聴覚に障害がある方との円滑なコミュニケーションを図るためのメッセージボードを作成しました。聴覚障害者福祉協会、手話通訳者協会、消防局からご説明させていただきます。

(前橋市聴覚障害者福祉協会 山田会長)

手話に関わる方たちと消防局が協力し、聴覚障害者も安心して救急車を利用できる取り組みを行いましたのでお伝えします。これまで、聴覚に障害がある人は救急者を呼んでも救急隊員への病状の伝え方に不安があり、救急車を呼ぶことを躊躇する方もいました。救急車に積載されたホワイトボードの筆談では、思うようなコミュニケーションが取れず、特に高齢の聴覚障害者は文章を書くのが苦手な方もいます。自分の病状をどう書いていいのか分からず、不安を感じてしまいます。まして症状が重篤な時はなおさらです。

こうしたことから、聴覚障害者団体と手話関係者、障害福祉課、消防局が協議を重ね、前橋市のオリジナルコミュニケーションボードを作成しました。救急隊員が手話を習得することにより、聴覚障害者も病状やアレルギーなどを伝えることができ、安心して救急者を呼べるようになります。このことが実現できたのは、これまでご協力いだいた皆様のおかげです。ありがとうございました。次に、コミュニケーションボードについて消防局救急課からお伝えします。

(消防局救急課)

山田会長からご説明があったとおり、聞こえない方や聞こえにくい方と救急隊とのコミュニケーションは筆談で行っておりました。救急隊員が丁寧な表現で書いた文章は伝わりにくく、文章が苦手な方もいるため、筆談以外のコミュニケーションの方法を必要としていました。そこで、救急活動用のコミュニケーションボードを作成しました。

このコミュニケーションボードは、前橋市自立支援協議会手話施策検討部会手話教室ワーキンググループに、消防局救急課が加わり、前橋市聴覚障害者福祉協会、前橋手話サークル連絡会、前橋手話通訳者協会の方々と力を合わせて作成しました。

ワーキンググループでは「安心感が伝わるコミュニケーションボードにしたい」とか、「分かりやすい言葉やイラストだけで伝わるようにできないか」などたくさんの意見がありました。検討を重ね完成した試作品を前橋手話サークル連絡会に所属する手話サークルあさひの会の方に使っていただき、たくさんの貴重なご意見をいただきました。

また、掲載されているイラストは消防局の職員が全て作成しました。この前橋オリジナルのコミュニケーションボードは市内の全ての救急車に積載されています。次はこのコミュニケーションボードを使った救急隊員向け手話研修会について前橋市手話通訳者協会会長の小畑さんからご説明いたします。

(前橋市手話通訳者協会 小畑会長)

新たに作成したコミュニケーションボードの使い方を含めた手話研修会を昨年10月・11月に消防局の救急隊員を対象に開催しました。講師は前橋市聴覚障害者福祉協会、前橋手話サークル連絡会、前橋市手話通訳者協会の役員8名が担当し、80人の救急隊員が4日間に分かれて受講しました。

講習会では、ろう者について知ってもらい、ろう者とのコミュニケーション方法である筆談や手話について学習いただきました。また、コミュニケーションボードの使い方を学習し、救急活動のロールプレイを行いました。

コミュニケーションボードや講習会で覚えた手話、筆談、その他コミュニケーション方法を駆使し、緊急活動で必要とする情報を円滑に収集することができていたと思います。参加した救急隊員さんは皆さん真剣に取り組んでくださり、手話の覚えも早くて驚きました。次に救急隊員の岡本さんからろう者へのメッセージをお願いします

(消防局救急課)

今回の研修会を受講し、聴覚に障害のある方が救急隊員とのコミュニケーション方法に不安を抱き、救急車を呼ぶことに躊躇する方がいると知りました。市内全ての救急車にコミュニケーションボードを積載し、救急現場で役に立つ手話を覚え、聞こえない、聞こえにくい方が有事の際に安心して救急車を利用できるように私たち救急隊はこれからも前進していきます。最後にネット119緊急通報システムへの事前登録について前橋市聴覚障害者協会副会長の高橋さんからご説明します。

(前橋市聴覚障害者福祉協会 高橋副会長)

音声による119番通報が困難な方が円滑に消防への通報を行えるようにするネット119緊急通報システムへの事前登録のお願いです。ネット119はスマートフォンなど通報用ウェブサイトにアクセスして消防へ救急や火災の通報を行い、チャット機能で詳細な情報を確認できる仕組みです。自宅だけではなく、外出先からでもスマートフォンのGPS機能で救急車が必要な場所を特定しやすく、119番通報が円滑にできます。

ネット119を利用するには事前登録が必要です。利用できる人は、音声による119番通報が困難な方で前橋市内在住・在勤・在学の方が対象です。もちろん私も登録しています。しかし、登録されている方は現在約70人と聞いています。1人でも多くの音声による119番通報が困難な方に登録をしていただきたいです。まだ登録されていない方は前橋市消防局通信指令課にメールかファクスでご連絡ください。

(4) 令和6年能登半島地震に関する支援について

(防災危機管理課)

改めまして、この地震で被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。本市では、被災地支援のため募金や寄付の受け入れのほか、被災市に職員を派遣する人的支援に取り組んでおります。

義援金の募集についてですが、1月4日から受け付けを開始しており、市役所1階ロビー、各支所・市民サービスセンターに日本赤十字社の災害義援金箱を設置し、義援金を募集しております。1月19日現在、3,228,206円をお預かりしております。

次に人的支援についてですが、1点目は緊急消防援助隊による救助です。地震発生当日の1月1日に出発し、1月11日まで活動を行いました。期間中、延べ96人の消防隊員が石川県能登地方に派遣され、1人を救助、16人を救急搬送しました。

2点目は日本水道協会を通じた要請による派遣です。1月6日から活動しており、石川県輪島市で給水車による給水活動や水道管の応急復旧などを行っています。これまで、5班により活動を行い、現在は6班目が石川県志賀町で応急復旧支援を1月29日まで行う予定です。

3点目は建物被害認定調査です。1月14日から群馬県災害対応支援チームの一員として石川県かほく市で罹災証明発行に係る住宅被害認定調査業務を実施しています。現在は2班目の2名が1月27日まで活動する予定です。

  4点目は保健士による健康管理業務です。1月18日から活動し、厚生労働省からの派遣要請で群馬県保健師等応援派遣の一員として、石川県輪島市で被災者の健康管理のため戸別訪問や避難所での巡回を行っており、派遣人数はこれからの予定も含め5名です。

(政策推進課)

ふるさと納税の代理寄付について説明させていただきます。1月16日から被災地の自治体に代わってふるさと納税を代理で受け付ける事務を行っております。

受付期間は1月16日から3月31日までの予定です。支援先の自治体は、七尾市・珠洲市・羽咋市・志賀町・穴水町・能登町の6自治体です。

仕組みは、寄付者が本市にふるさと納税で寄付をし、本市から寄付金の受領書を発行します。その後、まとめて被災自治体に寄付金を送付する仕組みです。

本日午前中までの寄付金額の合計は、671件、1,857万4,400円です。こうした仕組みをご理解いただき、寄付へのご協力をいただければと思います。

2 その他

(1)「こどもフードパントリー事業」2回目の食品等を発送します

(市長)

本市では、協賛団体から寄付された食品や日用品をひとり親世帯の希望者に対して提供する「こどもフードパントリー事業」を実施しています。昨年11月に1回目の発送を行い、1月26日から2回目の発送を行います。発送内容は、精米、インスタト麺、レトルト食品、菓子、飲料、ティッシュなど約10品目、8キロです。

第1回発送の際にひとり親世帯が必要とする行政情報の一覧を同封しましたが、日本語が分からないというご意見をいただき、今回は英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語の手引きを入れました。これまで、こうした行政の支援が届いていなかった方に対して支援内容を周知できればと考えております。

(2) 令和5年度GunMaaSとめぶくPayの連携キャンペーンの実施について

(交通政策課)

GunMaaSとめぶくPayの利用促進を図るため連携キャンペーンを実施します。2月1日から3月24日までの期間中にGunMaaSで公共交通のデジタルチケットを購入しご利用いただくと、めぶくPayにポイントが還元されます。

また、3月5日から中心商店街の対象店舗で買い物をすると、さらに500ポイントがめぶくPayに還元されるキャンペーンも実施します。

3 質疑応答

(1) 前橋プラザ元気21にマルエドラッグがオープンします

(記者)

取り扱う商品について、生鮮食品や総菜などの食料品類が店舗全体の何割程度なのか教えてください。

(株式会社クスリのマルエ 江黒代表取締役)

まだ明確には決定していませんが、売り場面積の30パーセント強程度になると想定しております。

(記者)

郊外型のスーパーと比べた場合に規模が小さいエリアかと思います。収益の点で課題があるのか教えてください。

(株式会社クスリのマルエ 江黒代表取締役)

レギュラーの店舗と比べると、お客様の数は少し減るかもしれません。ただ、前橋プラザ元気21利用者の人数も聞いており、また、まちなかに訪れる方々の声を聞く限り、なんとか採算を合わせていけるのでないかと考えております。

(記者)

通常の店舗と異なり生鮮食品を扱うということですが、こうしたスーパーの機能を持つ店舗は初めてでしょうか。

(株式会社クスリのマルエ 江黒代表取締役)

現在も一部、精肉や青果など生鮮食品を取り扱っている店舗があり、そうした店舗以上の品揃えをしていこうと準備を進めています。昨年オープンした前橋市川原町の店舗は、JAファーマーズさんと一緒にやっており、一つの店舗でスーパーとしての機能を果たせる品揃えとなっています。そうしたノウハウも生かしながら、中心市街地の方々の生活を支えられるように準備をしているところです。

(記者)

中心市街地には、過去スーパーがあったとのことですが、何年前からあったのでしょうか。

(にぎわい商業課)

平成20年3月7日の前橋プラザ元気21開館時から約16年間フレッセイさんに入居いただいております。

(記者)

クスリのマルエの出店により、中心市街地におけるスーパーとしての機能が担保されたということだと思いますが、これで十分なのか、将来的にはもっと拡充していきたいのか、市の考えをお聞かせください。

(にぎわい商業課)

フレッセイさんが退店する意向が示された後、サウンディング調査を行いましたが、同業のスーパーの出店が難しい状況でした。クスリのマルエさんに出店いただき、食料品類も扱っていただけるとのことですので、実際に営業された後、周辺住民等の声を聞くことができればと考えております。

(記者)

地下2階の駐車場はフレッセイ専用の駐車場だったと思いますが、マエドラッグも同様に専用の駐車場となるのでしょうか。また、駐車場台数を教えてください。

(にぎわい商業課)

マルエドラッグ専用の駐車場として使用いただく予定で、台数は54台です。

(記者)

売り場面積を教えてください。

(にぎわい商業課)

約300坪、991平方メートルです。

(記者)

フレッセイよりも少し狭くなるということでしょうか。

(にぎわい商業課)

そのとおりです。

(記者)

生鮮食品を取り扱うとのことですが、具体的には野菜や肉、卵、惣菜、弁当などを取り扱うということでよろしいでしょうか。

(株式会社クスリのマルエ 江黒代表取締役)

野菜と肉は生活に必要な最低限は確実に置くようにします。卵、牛乳、納豆などの日配品、冷凍食品もお客様に不満がないように取り揃えてまいります。

まちなかの立地は初めての挑戦のため、市民の方々からいろいろなご意見をいただき、極力、リクエストにお答えしていきたいと考えています。弁当や総菜は自社製造する能力を持っていませんので外から仕入れます。弁当について既に販売している店舗もありますのでそれを拡充し、可能であれば地域で飲食店をされている方々とうまく連携をしながら販売につなげていければと考えています。

(記者)

店舗名は正式決定ではないのでしょうか。

(株式会社クスリのマルエ 江黒代表取締役)

正式決定ではございません。

(記者)

前橋プラザ元気21は市が所有するビルで、クスリのマルエさんとの間で、貸借契約を結ぶということでよろしいでしょうか。

(にぎわい商業課)

そのとおりです。

(記者)

フレッセイさんが撤退される理由は、売上の不振という理解でよろしいでしょうか。

(にぎわい商業課)

売上が厳しい中、営業されていたと聞いています。

(記者)

他のスーパーにも出店を打診していたとのことですが、何社に打診したのでしょうか。

(にぎわい商業課)

サウンディング調査を行い、スーパー5社から意見を聞きました。

(記者)

カフェテリアコーナーなどがあるスーパーもありますが、そうしたスペースを用意される予定はありますでしょうか。

(株式会社クスリのマルエ 江黒代表取締役)

現在、レイアウトを検討していますが、上の階を訪れる方で昼食を買った方の飲食スペースがないとか、座る場所ないなどの声を聞いています。極力、イートインスペースなどを用意する方向でレイアウトを考えています。

(記者)

まちなかでの立地は初めての挑戦というお話がありましたが、スーパーの機能がある店舗の立地が初めてなのか、それともマルエドラックの出店自体が初めてなのか、どちらの意味合いでしょうか。

(株式会社クスリのマルエ 江黒代表取締役)

どちらかというと前者です。高崎駅の近くに店舗があり、そこは通常のドラッグストアとして営業しています。高崎駅周辺とはニーズが異なり、生活インフラとして中心市街地での初めての立地ということです。

(記者)

今後、スーパーの機能を充実させた店舗の進出を加速させていく予定でしょうか。

(株式会社クスリのマルエ 江黒代表取締役)

お客様のニーズと合致しているのであれば、弊社がすべき範囲をしっかりと見定めた上で、食品を強化していく方向で進めていきたいと考えています。

(記者)

賃貸借契約は何日付けでしょうか。

(にぎわい商業課)

令和6年1月22日付けです。

(記者)

建物と土地、どちらも市所有ということでよろしいでしょうか。

(にぎわい商業課)

そのとおりです。

(記者)

5月オープンということですが、内装工事などを実施するのでしょうか。

(にぎわい商業課)

その予定です。

(2) 世界一小さな本屋「tiny tiny bookstore」がギネスに認定

(記者)

建物の面積や構造を教えてください。

(株式会社ソウワ・ディライト 渡邉代表取締役)

面積は1.246平方メートルで、高さは最も高いとこで約1500cmです。約300冊程度の本が入る木造の小屋のような空間です。

(記者)

微生物や宇宙などの本を扱っているとのことですが、子供用の本ではなく大人向けの一般書ということでよろしいでしょうか。

(株式会社ソウワ・ディライト 渡邉代表取締役)

絵本のテイストは残していますが、大人が読んでも新たな発見があるような内容になっています。実際、大人の方も多く訪れています。

(記者)

子どもが分かりやすいような表現になっているということでしょうか。

(株式会社ソウワ・ディライト 渡邉代表取締役)

専門的に研究されている方と絵本を選書できる方にお願いしており、子どもたちにも分かりやすく、大人も再発見できる内容となっております。

(記者)

新刊を販売する書店ということでよろしいでしょうか。

(株式会社ソウワ・ディライト 渡邉代表取締役)

そのとおりです。

(記者)

場所のソウワ・ディライト coco no mori(ココノモリ)内というのは、本社敷地内ということでよろしいでしょうか。

(株式会社ソウワ・ディライト 渡邉代表取締役)

本社隣の敷地です。

(3) 本市オリジナルのコミュニケーションボードを作成しました

(記者)

コミュニケーションボード作成における具体的な苦労や工夫を教えてください。

(前橋市聴覚障害者福祉協会 山田会長)

聞こえない高齢者の意見を参考に作りました。ロールプレイを実際にやってみましたが、通じないことが非常に多くありました。全国各地に同じようなコミュニケーションボードがありますが、消防局と意見交換をしながらオリジナルのボードを作成しました。

(記者)

県内の市町村で初めての作成と資料にありますが、全国には類似の事例や先行事例があるか教えていただけますでしょうか。

(消防局救急課)

東京消防庁にもこうしたコミュニケーションボードがあります。他都市ではA4サイズ表・裏の物が多く、本市のボードは17ページあり、1枚のページが一問一答式になっている点が特徴です。

(記者)

他に工夫した点があれば教えてください。

(消防局救急課)

聞こえない方には伝わりにくい言葉があることが分かりました。例えば、「かかりつけ」という言葉が分かりにくいということで、「いつも行く」という言葉に変えました。

(記者)

「かかりつけ」以外に、今まで伝わりにくかった質問内容や誤解が生じていたことなど具体例があれば教えてください。

(消防局救急課)

これまでは筆談でコミュニケーションを取っていましたが、伝わっていないときに、救急隊が血圧を測ったり患部を触ったりすることに不安を感じるという意見をいただきました。コミュニケーションボードにそのような記載を行い伝わる工夫をしております。

(記者)

コミュニケーションボードの使用実績はあるのでしょうか。使用実績がある場合は感想も教えてください。

(消防局救急課)

昨年12月から全ての救急車に積載されていますが、これまでコミュニケーションボードを使用するような救急はありません。

(4) 令和6年能登半島地震に関する支援について

(記者)

6自治体への寄付の時期は、3月31日より後になるのでしょうか。

(政策推進課)

3月31日で締めてから、支援先の自治体の都合により柔軟に対応したいと考えております。

(記者)

前橋市が代理寄付をした事例は過去にあるのでしょうか。

(政策推進課)

今回が初めてです。

その他案件

(2) 令和5年度GunMaaSとめぶくPayの連携キャンペーンの実施について

(記者)

チケット購入によりめぶくPayにポイントが還元されるキャンペーンは今回初めての実施でしょうか。

(交通政策課)

他のサービスと連携しためぶくPayポイント還元キャンペーンは初めての実施です。

(記者)

対象となるチケットの「土日祝日限定前橋市無料サブスクパス」と「サブスクパス」はどのような内容のチケットなのでしょうか。

(交通政策課)

「土日祝日限定前橋市無料サブスクパス」は市内の15歳から22歳が対象のバスや上毛電鉄が無料となるチケットです。「サブスクパス」はJRの一部区間と上毛電鉄、JR前橋駅と上毛電鉄中央前橋駅をつなぐシャトルバスが2週間乗り放題になるというチケットです。

案件外

前橋テルサの活用方針について

(記者)

休館している前橋テルサの活用方針を教えてください。

(市長)

前橋テルサの再開に向け、前橋商工会議所との連携における検討が始まっています。会議所からは文化施設であるホールは、市が関わりながら動かしていくべきで、残りの施設はパートナーとなる事業者を探している状況との報告を受けています。

また、最近になって、文化ホールについても商工会議所が関わる財団を作り管理運営することができるのではないかとの提案がありました。本市としても、収益性が少ないホールは、市が一定の関わりを持ち、再開に向けて協議を進められればと考えており、早期にホールの使用ができるようになればと考えております。

(記者)

ホールのみ先に開館すると方針いうことでよろしいでしょうか。

(市長)

ホールの再開が先で、残りの施設は後になると考えます。施設全体の再開はまだ先になると思います。

(以上で終了)

この記事に関する
お問い合わせ先

総務部 秘書広報課 広報係

電話:027-898-6642 ファクス:027-224-1288
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
お問い合わせはこちらから

更新日:2024年02月14日