平成30年度第2回前橋市労働教育委員会

審議会名

 前橋市労働教育委員会

会議名

 平成30年度第2回前橋市労働教育委員会

日時

 平成30年9月3日(月曜日)午前10時00分~11時00分

場所

 ジョブセンターまえばし 3階 会議室

出席者

委員

労働者側委員

沖山副会長、青木委員、樋口委員、天田委員、森田委員、生形委員

使用者側委員

降旗委員、糸井委員、狩野委員

学識経験者委員

石川会長、養田委員、中島(克)委員、田村委員

事務局

櫻井産業経済部長、木村産業政策課長、粕川課長補佐兼雇用促進係長、植木主事

欠席者

労働者側委員

唐澤委員

使用者側委員

中島副会長、小暮委員、田子委員、石川(修)委員

学識経験者委員

足立委員、岡部委員

議題

  1. 開会
  2. 会長挨拶
  3. 議題
    前橋市雇用対策事業に関する提言書の作成について
  4. 閉会

会議の内容

1 開会

(木村課長)
定刻になりましたので、平成30年度第2回前橋市労働教育委員会を開催させていただきます。
皆様には、大変お忙しい中、ご出席いただきまして、誠にありがとうございます。
私は、本日の進行を務めます、前橋市産業政策課長の木村と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

2 会長挨拶

(木村課長)
それでは、委員会に先立ちまして会長の石川様よりご挨拶をいただきたいと思います。
石川会長よろしくお願いいたします。
(石川会長)
それでは会を代表して、一言ご挨拶を申し上げます。
本委員会は労働問題や前橋市の雇用施策等について提言を行う審議会として活動しておりまして、前回7月の委員会におきましては、前橋市の雇用対策事業に関する提案・意見を皆さんから頂き、活発な意見交換を行いました。
その内容を提言書の案として作成しましたので、今日の委員会ではぜひ忌憚のない意見を述べていただき、内容の充実した提言書にしたいと考えております。
前橋市の産業の振興と雇用の安定のために、皆さんのお力添えをいただきますようお願いいたします。簡単ではございますが、あいさつといたします。
(木村課長)
ありがとうございました。

新任委員紹介
(木村課長)

続きまして、前回の委員会でご紹介いたしましたが、連合群馬前橋地域協議会の役員退任に伴い、労働者側委員の森田委員が新任されました。
本日ご出席いただいておりますので簡単に自己紹介をお願いしたいと思います。森田様、お願いいたします。
(森田委員)
今回任務に就くことになりました、JP労組前橋中央郵便局の森田と申します。このような場は初めてでございますので、ご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、精一杯務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
(木村課長)
ありがとうございました。

3 議題

(木村課長)
それでは、引き続き議題に移りたいと思います。
前橋市労働教育委員会設置要綱第6条により会長が議長となることになっておりますので、これより先は石川会長に議題の進行をお願いいたします。
(石川会長)
それでは議題を進めてまいります。
先ほど申し上げましたが、前回の委員会でまとまった意見につきまして、提言書の案として作成しましたので、まずは事務局から説明をお願いいたします。
(粕川補佐)
それでは説明をさせていただきます。委員の皆さまから様々な意見をいただき、前回の委員会においてそれをまとめていただきました。今回その意見を提言書の案として作成しましたので、まずは説明させていただきます。
~提言書(案)説明~
(石川会長)
この提言書をもとに今後の当初予算要求に向けて事業の検討を行うそうですので、内容についてぜひ忌憚のない意見をお願いしたいと思います。
提言の項目ごとに対応する参考資料は今回用意していないようですので、「説明に厚みを増したほうがよい」「ニュアンスを少し変えたほうがよい」など、何でも結構です。
提言ごとに意見を聞いていきたいと思いますので、まずは1つ目の「補助金による中小企業者人材確保支援」について意見をお願いいたします。
(糸井委員)
一つひとつを見る前にそもそもの質問となりますが、昨年度はどのような内容の提言書を出したのでしょうか。
(植木主事)
本委員会は平成28年度から審議会形式となりまして、これまでは「まえばし女性活躍推進計画」の策定にご協力いただいた他、女性活躍や働き方改革に先進的な企業の視察を行ってまいりました。
今回初めて提言書という形で取りまとめて提出していただきます。
(青木委員)
会長が先ほど話されていたように、参考資料などが今回ないというところで、3ページの「しかしながら~」の部分なども、背景となる資料をご用意いただいた方がよかったと思います。
(田村委員)
参考に、今後も提言は毎年行っていく予定ですか。
(植木主事)
来年度はまた先進企業視察を予定しておりますので、視察を通して感じていただいたことを翌年度に提言として出していただければと考えております。
(粕川補佐)
毎年は難しいと思いますので、時期は検討してまた皆さんにお願いすることになると思います。
(降旗委員)
先ほど説明の中で、学校の空き教室を放課後児童クラブとして使用している件数が7か所とお伺いしましたが、これは法律的には問題なく、学校側で受け入れるかどうかということでしょうか。
(粕川補佐)
はい、そのとおりです。
(石川会長)
1つ目の項目については以上でよろしいでしょうか。
続きまして、2つ目の「セミナーによる市内企業の女性活躍・働き方改革支援」について意見をお願いいたします。
  ~特に意見なし~
(石川会長)
続きまして、3つ目の「伝わりやすい情報提供の仕組みづくり」について意見をお願いいたします。
(青木委員)
5ページの文章の方は読めばわかるのですが、2ページの提言要旨について、“誰が”時間がなかなか割けないのか、主体がわからないので、はっきりさせたほうがよいかと思います。
また、5ページの「前述のとおり」についてはどこを指しているのかわかりづらいので取ってしまったほうがよいかと思います。
(粕川補佐)
要旨の方の頭に“企業が”という文言を追加します。また、5ページは確かにわかりづらいので取らせていただきます。
(狩野委員)
5ページに関連して、チラシに「仕事と育児/介護の両立支援セミナー」がありますが、必要な内容を網羅していて良いセミナーだと思いました。わかりやすい情報の提供ということで、どのような周知をしているのでしょうか。申込みが産業政策課とありますが、組織として横ではなく縦に区切られているような気がしますので、実際に利用する立場の人に届く仕組みを作っていければと思います。
(粕川補佐)
情報は従来ですと、紙のチラシを作成して市有施設や公共施設に配布する他、ホームページやSNSでの周知を行っております。なかなか届かないという部分もございますので、セミナーに関係する方々に対していかに届けられるかが課題です。
(狩野委員)
今回のセミナーで言えば、働く人が親の介護に直面した場合、まずはケアマネージャーさんに相談するわけですから、ケアマネージャーさんに届いていなければならないと思います。
(粕川補佐)
庁内には長寿包括ケア課など関連する部署がありますので、連携して情報発信をさせていただきます。
(狩野委員)
講師の所属はどこになりますか。
(植木主事)
この事業は株式会社パソナが厚生労働省から「中小企業のための育児・介護支援プラン導入支援事業」を受託し、自治体と連携して実施しているもので、今回前橋市にお話をいただき実施する運びとなりました。講師は株式会社パソナが用意した講師の方となります。
(田村委員)
チラシはどのような場所に配られているのでしょうか。
(植木主事)
市有施設では各地域の市民サービスセンターや保健センター、市民文化会館など、外部施設では県立図書館や生涯学習センターなどに配布しております。また、商工会議所の会報誌「糸都」にもチラシを折込させていただき、会員企業へ周知しております。さらに群馬県とも連携しておりますが、今回県内のかなりの数の企業へ郵送物があるとのことで、そちらに同封させていただきました。
(石川会長)
この委員会にも多くの団体から委員として集まっておりますので、せっかくですから一人ひとりが知っていただいて、各団体に下ろしていただくなど上手く活用し合えればと思います。
(石川会長)
3つ目の項目については以上でよろしいでしょうか。
続きまして、4つ目の「保育施設の充実による仕事と家庭の両立支援」について意見をお願いいたします。
(石川会長)
先ほど説明があった学校の空き教室を利用した放課後児童クラブ7か所については、実際どのような使い方をしているのでしょうか。
(植木主事)
空き教室そのものを一つ借りて放課後児童クラブの場所として使っています。
(沖山副会長)
市が運営しているのですか。
(植木主事)
NPO法人などが運営していることが多いと思います。
また、7か所以外の施設については、学校の敷地内にプレハブがあるケースもあれば別の場所にあるケースもあります。
(田村委員)
上から3行に関して具体的な資料や数字を示していただければと思います。群馬県内は、待機児童は統計上いないような状態でありますので。
(石川会長)
4つ目の項目については以上でよろしいでしょうか。
続きまして、5つ目の「定住政策や企業誘致の推進」について意見をお願いいたします。
(中島(克)委員)
定住政策について、今人口減少とともに街なかに空き家が増えていて、市役所が住宅団地を作る時代ではないことは重々承知しているところですが、空き家の解体、利活用の補助金について各自治体が取り組んでいる中で、前橋市の補助金額が高崎市などに比べて少ないようです。単に高崎市に追いつけということではないですが、そういったところを利活用することは意義があることですし、壊すことによって固定資産税収入が減るから補助金が少ないということではなく、次のことを戦略に入れた補助制度が必要かと思います。これは産業政策課の所管ではないですが、庁内の連携の中でそういった意見を言っていただきたいと思います。
(養田委員)
産業構造の転換に合わせた企業誘致が必要だと思います。企業もM&Aの再編により最適立地を世界中どこでも求めるような話を聞きますが、文内にも具体的な現状を触れておいていただけるとインパクトが強いと思います。
(石川会長)
定住政策について、住環境を良くするなどの膨らみがあってもよいかと思います。帰ってくるだけでなく、住環境が良くなければ住み着かないので、そのような文言を入れたほうがよいかと思います。
(石川会長)
その他、全体を通して意見があればお願いしたいと思います。
(糸井委員)
委員会として具体的な施策をそれぞれ一つ二つ入れられないか、と思います。
(中島(克)委員)
労働行政について雇用促進係が行っている事業を個別に評価する、というやり方の方が、PDCAサイクルにかけて事業の予算化を検討できるという点では良いのかなとも思います。
(石川会長)
さらに一歩踏み込んだ内容にしたいと思いますので、具体的な項目を挙げていただいて皆さんの意見が多かったものを入れるなど、検討したいと思います。

(石川会長)
他にご意見はございませんか。
~生涯現役シニア相談窓口の紹介、セミナーの案内、働き方改革関連法リーフレットの紹介~
(石川会長)
それでは以上をもちまして、委員会を閉じさせていただきます。ご協力ありがとうございました。
それでは、事務局に進行をお返しします。

4 閉会

(木村課長)
石川会長、議事の進行ありがとうございました。
それでは、以上をもちまして平成30年度第2回前橋市労働教育委員会を閉会させていただきます。
長時間にわたるご審議と、スムーズな進行にご協力いただき、ありがとうございました。

配布資料

この記事に関する
お問い合わせ先

産業経済部 産業政策課 雇用促進係

電話:027-898-6985 ファクス:027-224-1188
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
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更新日:2019年04月23日