第七次前橋市総合計画

 第七次前橋市総合計画は、前橋市におけるまちづくりの最上位計画です。総合計画が示す考え方は、前橋市が所管するあらゆる計画や事業推進の前提とし、相互に補完し合うことで各分野における取組の効果を高めます。

※総合計画の計画期間は10年ですが、推進計画については、3~4年ごとに見直します。ICT社会の進展や新型コロナウイルス感染症の発生などの社会状況の変化や、各取り組みの進捗状況などを踏まえて2021年3月に改訂を行いました。

これからのまちづくりの羅針盤=総合計画

 少子高齢化が進むとともに、これまで経験したことのない人口減少が目前に迫っており、低成長時代を前提とした自治体経営が求められています。
 このような厳しい時代の中でも、市民がまちに愛着や誇りを持ち、多様な価値観のもと、それぞれの自己実現が図られ、繋がり合うことを目指して、「前橋らしさ」を発揮しながら持続可能なまちづくりを進めることが大切です。
 その実現に向けた方向性を示す「羅針盤」を地域全体で共有することを目的に第七次前橋市総合計画を策定しました。

前橋らしさを発揮し、「新しい価値の創造」をめざして

 第七次前橋市総合計画は、長期的な視点に立って、地域全体で共有していく基本理念や目指すべきまちのあり方を示す「基本構想」と、基本構想のもと、中・長期的に推進する重点テーマや施策を示す「推進計画」の2層構成とし、よりわかりやすく、実効性のある計画を目指します。
 計画期間は2018年度から2027年度までの10年間としますが、推進計画は、社会情勢の変化やPDCAサイクルによる短・中期的な見直しが必要となることが想定されることから、3~4年ごとに見直しを行います。

基本構想

 基本構想は、まちづくりの基本理念を表す「ビジョン」と、まちづくりを推進するための「政策方針」から構成されています。
 市民、企業・団体、行政の誰もが「ビジョン」を胸に抱きながら「政策方針」をエンジンにしてまちづくりを加速させます。

1 ビジョン

  前橋の未来に向かって、これまで大切にしてきたまちの誇りや可能性を受け継ぎ、磨き育て、新たな価値を生み出しながら、将来を担う子や孫たちの世代に未来への襷として繋いでいくことを、ここに暮らすすべての人で実現するという想いを込めて、『めぶく。~良いものが育つまち~』を地域全体で共有していくビジョンとして掲げます。  

2 政策方針

  「政策方針」では、まちづくりの目標(将来都市像)を掲げ、それを実現するために私たちが取るべき姿勢(行動指針)や、展開すべき政策別の指針(まちづくりの柱)などを示しています。   

2-1 将来都市像

 『新しい価値の創造都市・前橋』
 市民一人ひとりが個性と能力を生かし、個々に輝くことにより新しい前橋らしさ を創造するまち

 これからのまちづくりを進めるキーワードは「地域経営」です。
 市民、企業・団体、行政それぞれが、「他人ごと」ではなく「自分ごと」として、地域の課題を捉え、自主的・自律的に、また連携して課題解決に取り組むことが重要です。 

2-2 行動指針

 さまざまな人たちが連携し、課題解決や目標達成に向けて取組を進めるには、何を基準に、何を拠り所に行動していくが大切です。そこで、3つの姿勢を行動指針として位置付けました。

  1. 認め合い、支え合う
  2. つながり、創造する
  3. 未来への責任を持つ

2-3 まちづくりの柱

 将来都市像の実現を目指して、6つの柱に基づくまちづくりを進めます 。

  1. 教育・人づくり
  2. 結婚・出産・子育て
  3. 健康・福祉
  4. 産業振興
  5. シティプロモーション
  6. 都市基盤 

第七次前橋市総合計画

重点施策

概要版

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更新日:2021年04月19日