胸部(結核・肺がん)検診
肺がんとは
肺がんは肺の気管、気管支、肺胞の一部の細胞が何らかの原因でがん化したものです。肺がんは進行するにつれて周りの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパの流れに乗って広がっていきます。肺がんは喫煙との関係が非常に深いがんですが、たばこを吸わない人でも発症することがあります。周囲に流れるたばこの煙を吸う受動喫煙により発症リスクが高まることもわかっています。
近年、肺がんは日本人のがんによる死亡原因のトップとなりましたが、まだ増加する傾向にあります。
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原因
肺がんのリスク要因を考える上で、喫煙習慣を切り離して考えることはできません。
欧米では、喫煙者の肺がんリスクは、非喫煙者の20倍以上とされていますが、日本人を対象とした研究(2008年)では、喫煙者の肺がんリスクは男性で4.8倍、女性で3.9倍という結果でした。
症状
肺がんの一般的な症状としては、なかなか治りにくい咳(せき)、血痰(けったん)、胸痛、呼吸時のぜーぜー音(喘鳴:ぜいめい)、息切れ、声のかれ(嗄声:させい)などがありますが、これらは必ずしも肺がんに特有のものではありません。また、肺がんは進行の程度にかかわらずこうした症状がほとんどない場合が多く、検診などの胸部X線検査やCT検査によって発見されることもあります。
肺がんの一般症状はほかの呼吸器疾患の症状と区別がつかないことが多いため、なかなか治りにくい咳、血痰、胸痛、喘鳴、息切れ、嗄声、発熱などを認める場合には医療機関の受診をお勧めします。喫煙歴のある40歳以上の人は、特に注意が必要です。
前橋市で実施している・胸部(結核・肺がん)検診
対象者 |
40歳以上の市民 65歳以上の人は結核検診も兼ねていますので必ず受診してください |
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本人負担額 | 500円 なお、喀痰細胞検査は別途500円ご負担いただきます。 |
受診方法 |
以下のどちらかを選択し、受診しましょう。
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検診内容 |
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受診回数 |
お一人様、年1回 |
受診 期限 |
シール到着から令和5年2月末日まで |
持ち物 |
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注意事項
最近6か月以内に血痰のあった人はかかりつけ医または専門の医療機関へご相談ください。
検温とマスク着用をお願いします
検診を受ける方は、当日自宅で検温を済ませ、マスクを着用してください。検温の結果で平熱より体温が(1度以上程度)高い場合や風邪の症状が持続している場合は、受診をお控えいただくようお願いします。
この記事に関する
お問い合わせ先
健康部 健康増進課 健康づくり係
電話:027-220-5784 ファクス:027-223-8849
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号
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更新日:2022年04月01日