思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」を開始しました!

思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」

前橋市・北上市・トラストバンクが連携し、自分のためでなく誰かのための返礼品<思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」>を立ち上げました。制度本来の主旨から離れて成長してきた「ふるさと納税」を、本来の社会貢献に着目して、地方の視点から「ふるさと納税×デザイン」(de=崩して、sign=構築)するプロジェクトです。社会貢献に繋がる返礼品を「思いやり型返礼品」とし、寄附のその先にある「繋がり」と「新しい価値の創造の取り組み」を、全国に広げていきます。

背景・目的

ふるさと納税制度は「生まれ育ったふるさとや応援したい自治体に、税(寄附)を通じて貢献する仕組み」として創設されました。しかし、メディアで取り上げられる「返礼品競争」の言葉が表すように、「地域の特産品がもらえる」「お得である」ということにフォーカスされ、寄附制度の主旨である「社会貢献」の色が薄まっています。地域を知ってもらうきっかけとなるため、返礼品から寄附先を選ぶことは決して悪いことではありません。しかし、選ぶことで誰かの手助けができる返礼品があるとしたら、選択肢の1つとして考えていただけるのではないでしょうか。
寄附制度の本旨に立ち返った「返礼品を選ぶことでできる社会貢献」を、前橋市・北上市・トラストバンクが連携し、「ふるさとチョイス」を通して、全国の寄附者に提案いたします。また、このプロジェクトへの参加を全国の自治体に呼びかけ、返礼品だけで終わらない「寄附のその先<きふと、>」を創出し、ふるさと納税創設時の本旨の1つである「納税者と自治体がお互いの成長を高める新しい関係を築くこと」を目的としています。
 

「思いやり型返礼品」とは

「思いやり型返礼品」とは、寄附をすることで「自分のためでなく誰かのためになる」返礼品や、「社会貢献に繋がる」返礼品のことです。この「思いやり型返礼品」は、H29年7月に前橋市が始めたもので、福祉作業所自主製品を返礼品とする「支援型」や施設等へ返礼品を寄贈する「寄贈型」があります。
また、北上市では、返礼品でこども食堂や養護施設等を支援する「あしなが型」やNPO団体等を資金面で支援をする「協賛型」など、様々な形態での社会貢献を「思いやり型返礼品」として寄附を募っています。
 

思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」とは

思いやり型返礼品きふとロゴ画像

思いやり型返礼品を通して「寄附とその先」を形にするプロジェクトです。「寄附と、〇〇(その先にある繋がり・新しい価値の創造の取り組み)」をイメージしており、寄附だけで終わらない関係づくりを目指します。

思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」参加要件(自治体向け)

1 自治体要件

直近の調査結果において、総務省通知を遵守していること

2 返礼品要件

以下、1または2を満たすもの。また、ふるさとチョイスに掲載する返礼品については、ふるさとチョイスの掲載基準を満たしているものであること。

  1. 自分のためではなく誰かのための返礼品であること(買い物が困難な親や知人など、困っている人の手助けをするものであること。お中元やお歳暮など、単なる贈答品を除く。)
  2. 社会貢献に資するもの

3 「きふと、」参加メリット

参加自治体は以下の手段で、思いやり型返礼品の告知ができます。

  1. ふるさとチョイス特設ページでの告知
  2. 「きふと、」共通ロゴの使用
  3. 「きふと、」共通コンセプトの使用

思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」を応援・参加するには

詳しくは、「きふと、」特設ページをご覧ください。(画像をクリックするとリンク先に移動します)

思いやり型返礼品一覧はこちら!(ふるさとチョイス)

思いやり型返礼品プロジェクトによる寄贈報告

前橋市内の施設へ車いすの寄贈がされました!

車いす寄贈画像

思いやり型返礼品「前橋市内の施設への車いすの寄贈」をお選びいただいた皆様からの寄附金を活用し、市内27か所の特別養護老人ホームへ車いすを寄贈いたしました。

皆様からいただいた寄附金は、ご意向に沿って、本市の事業の推進に有効活用させていただきますので、今後とも、ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

関連資料

この記事に関する
お問い合わせ先

未来創造部 政策推進課 政策連携係 ふるさと納税担当

電話:027-898-6641 ファクス:027-224-3003
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
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更新日:2021年04月07日