移住者インタビュー
ここでは、前橋市に移住した先輩移住者の暮らしぶりや活動の様子、生の声をご紹介します。
移住者それぞれにストーリーがあり、移住のきっかけやその後の暮らしぶりは十人十色です。新たな暮らしを送る移住者にスポットを当てて、お話を伺ってきました。
移住者インタビュー(動画)
こちらは先輩移住者のインタビュー動画です。
※タイトルを選択すると、前橋市公式YouTubeチャンネルの動画に移動します。
前橋市移住者インタビューVol.1 西村直明さん(前橋市公式YouTube)
前橋市移住者インタビューvol.2 日向野美登利さん(前橋市公式YouTube)
移住者インタビュー(記事)
こちらは、先輩移住者のインタビュー記事です。
※お名前を選択すると、インタビュー記事に展開します。
前橋市への移住時期はいつですか。また、以前の居住地を教えてください。
2021年8月から住み始めたところで、まだ移住して間もないです。もともとは、茨城県で暮らしていました。
移住のきっかけを教えてください。
赤城神社
兄が東京で暮らしているのですが、初詣で赤城神社を訪れました。兄弟そろってパワースポット巡りを良くやっていて、赤城神社(三夜沢町)に参拝したのが前橋に訪れたきっかけです。それまでは移住のことは漠然とも考えていなかったですね。
兄が移住コンシェルジュの鈴木さんとつながりがあって、前橋を訪れた際に、移住コンシェルジュの鈴木さんと檀原さん、そして、先輩移住者の武藤さんなどとお話をしました。
その時の結束感だったり、人と人とのつながりが強いということを肌で感じました。
もともとは理学療法士として介護老人保健施設で働いていましたが、もっと高齢者に寄り添ったことをしたいという想いはありました。
人と人とのつながりが強い前橋市であれば、もっと高齢者に寄り添った支援ができるのではないかというのが移住を考えたきっかけですね。
そこから実際に移住するまではどのような動きがあったのでしょうか。
中山さん
初詣で前橋を訪れた後は、移住コンシェルジュの鈴木さんと連絡を取り合っていました。
僕は畑をやりたいと思っていて、加えてキャンプ好きということもあり、赤城山に近いエリアで住みたいと思っていました。
僕の意向を鈴木さんにお伝えしたところ、ちょうど市役所の建築住宅課に空き家の相談があった物件が条件的に折り合うのではというお話をいただきました。
そこで、実際に物件を見たところ、立地条件や家の状態がいずれも僕好みで、とても気に入りました。所有者の方ともお会いしましたが、老人ホームに入居していて、空いてから1~2年くらい経っている状況だったので、使ってもらえるなら是非ということで話がうまくまとまりました。
その後8月に移住してきたので、移住を思い立ってから半年経たずに越してきたということです。
今住んでいるお宅について教えてください。
中山さんのリビング
一軒家で、農地付きで月4.5万円で借りています。最初はもとの居住者の荷物を整理するのが大変でしたが、1か月かけて大体片付いてきました。洗濯機は置いてあるものをそのまま使わせてもらったりしていて、助かっています。
DIYが好きで色々と自分で作ったりしています。所有者の方も好意的でよくしてくれてます。
あと、庭や畑の草刈りも結構大変でしたが、知り合いに声をかけたところ、移住コンシェルジュの鈴木さんや市の移住担当者も手伝ってくれてありがたかったですね。
畑も形になってきたので、家庭菜園を始めたところです。あと、庭先でBBQができるように準備を進めています。やることが色々とあって、楽しいですね。
移住してきた感想を教えてください。これからやりたいことなどがあれば、併せて教えてください。
住んでいるのは富士見地区ですが、近くにスーパーがあり、生活には困らないです。
群馬は車社会なので、車があるとどこでも行けますね。
あと、赤城山が良く見えますが、雄大で見ていて力がもらえる気がします。
これから訪問リハビリを始めますが、ほかにも若者同士の集まれる場所が欲しいと思っています。例えば若者が気軽に集まれる「大人の学校」を通年で実施したり、訪問販売など、色々とやってみたいことはあります。
人と人との距離感が近い前橋で、色々な人とつながりを持ちつつ新しいことにチャレンジしてみたいですね。
最後に、移住を考えている方へのメッセージをお願いします。
玄関先の中山さん
今の時代はどこに住んでいても仕事で不自由しないと思いますので、そこに住む人だったり、やりたいことができる環境かどうかで選んでみるのも良いと思います。
あと、あまり考えこまずに、前橋に来てみる、移住コンシェルジュに相談してみるなど、早めに動いてみることをお勧めします。
移住のきっかけを教えてください。
もともとは東京で20歳からフレンチレストランで修業し、いくつかの職場を経験しました。ホテルで和食も携わったのち、実家を改装して2014年に創作料理のお店として独立しました。
ありがたいことにお店は繁盛していましたが、実家を改装したため、どうしても手狭であることが課題となっていました。そんな折、妻と「思い切って地方に行くか!」と盛り上がったのがきっかけですね。
そこから実際に移住するまではどのような動きがあったのでしょうか。
店先の武藤さん
東京にある「ふるさと回帰支援センター」へ行ってみました。たまたま「ぐんまフェア」があるので行ってみたというところです。移住の候補は、海か山あいかそのくらいで、群馬に決めていたわけではなかったですね。
その相談を経て、群馬への移住を本格的に検討することとなりますが、最初は前橋に限っておらず、県内のいろんな自治体を訪ねたり、お試しで宿泊したりしていました。
移住コンシェルジュの鈴木さんとも相談し、家族の介護がしやすく、優良物件が見つかったということで前橋市への移住を決めました。
今のお住まいや、開店したお店(我ん家)について教えてください。
「我ん家」の内観
今の家には2020年4月から住んでいます。土地込みで月8.5万円で借りています。2年くらい空いていたようです。
また、家族の介護がしやすいようにお店を敷地内に建築し、2021年2月にオープンしました。お店(我ん家)の内観にはこだわっていまして、東京のお店で使っていたものも多く持ち込みました。
家もお店もだいたいイメージ通りで快適ですね。
移住してきた感想を教えてください。
提供している料理の例
粕川地区は桐生市とも近くて、買い物にも不自由しません。
東京では、渋滞が多く、家は狭く、駐車場の確保が難しいですが、それと比べて前橋は暮らしやすいです。自然豊かで、子どもは育てやすいと思います。
地域の皆さんとも仲良くなってきて、人との交流も楽しいですね。
最後に、移住を考えている方へのメッセージをお願いします。
武藤さん
「思い切って来ちゃった方が良いよ」と言いたいです。
移住前から入念に調べるのも良いですが、動いてみて、そこで生活する人と交流しながら、移住先を決めていくのが良いと思います。
実際に、移住コンシェルジュの鈴木さんを通じて、人とのつながりがすごいできました。それが面白かったです。
移住のきっかけを教えてください。
移住のきっかけは結婚です。
結婚して8年になりますが、結婚当初は自分が東京に住み、妻が群馬に住むという遠距離婚のような状態でした。
妻も現在の仕事(コナリエ:生パスタの製造販売)を始めたところだったので、3年間その状態が続きましたが、5年前に市内にある妻の実家に引っ越してきました。
移住にあたって、転職をしたのでしょうか。
中村さん
移住にあたって転職はしませんでした。
職場は東京にあるのですが、妻の実家が新前橋駅から徒歩圏内にあって、毎日新前橋駅から東京へ通勤していました。
妻の実家が駅に近かったことが、転職せずに移住できた理由でもあると思います。
高崎駅から新幹線にも乗り継げるので、東京も通勤圏内だと思います。
「通勤していました」と過去形ですが、現在は通勤していないのでしょうか。
今は通勤していません。
2020年4月の緊急事態宣言以降、在宅ワークが中心となりました。
仕事柄、海外とのやり取りが多いことから、夜に出勤して、朝に帰宅するという生活スタイルでしたが、通勤がなくなったことで、余った時間を有効活用できるようになり、生活にメリハリが出ました。
コロナウイルスの感染拡大は心配ですが、在宅ワークができるようになったことは自分にとってプラスに働いていますし、同じように感じている前橋の方もいると思います。
余った時間はどのように使っていますか。
中村さん
仕事から帰宅した後の午前中は、妻の仕事(配達や食器洗い)を手伝うことが多いですね。
最近は、障害者を支援するボランティア活動にも興味が出てきていて、安中市にある障害者でも楽しめるペンション(松井田 森の家)の運営をお手伝いしています。
走ることが好きなので、視覚障害者の伴走ランナーになることが今後の夢になっています。
本当は施設に入所している妻のお母さんのところにも、もっと面会に行きたいのですが、コロナウイルスによる制限があって、コロナ禍になってからは1度しか会えてないので、とても寂しいです。
仕事は奥様の職場(コナリエ)を利用しているそうですが、なぜでしょうか。
在宅ワーク中心になってから、会社に出勤するということはほとんどなくなりましたが、何となく生活する場所と住む場所は分けたいなと思って、妻の職場を借りて仕事をしています。
2階建ての一軒家に住んでいるので、環境的には自宅でも仕事をすることはできますが、将来的に妻のお母さんともう一度一緒に暮らしたいという夫婦の希望があることも理由になっているかもしれません。
最後に、移住してきた感想を教えてください。
コナリエ前の中村さん
出身は鹿児島県なのですが、豚肉が美味しいところや街並みが似ていて、最初から親近感がありました。
桜島の火山灰の代わりにからっ風が吹きますし、車社会であるところも鹿児島に似ていますね。
海がないところが唯一残念ですが(笑)
妻が前橋出身なので、妻の地元コミュニティのおかげで知り合いは増える一方で、楽しく暮らせています。
コナリエの生パスタは、前橋市ふるさと納税の返礼品です。(ふるさとチョイス・外部リンク)
移住のきっかけを教えてください。
HOTEL1-2-3前橋マーキュリー
移住のきっかけは仕事の関係です。
エフェックスという会社で、企画コンサルタント事業部に所属しており、コンサルタント業務全般が守備範囲ですが、エフェックスではホテル運営も行っています。
HOTEL1-2-3前橋マーキュリー(以下「前橋マーキュリー」)の運営に携わる中で、週の半分は前橋に来たりしていました。
何年も通っていると前橋に知り合いが増えてきて、前橋が好きになっていきました。
あと、新型コロナウイルス感染症の影響で移動が制限され、窮屈な思いをしていたというのも、移住を決める後押しになりましたね。
新型コロナウイルス感染症で何か気づきがあったということでしょうか。
新型コロナウイルス感染症が拡大するまでは、やはり東京が便利で暮らしやすいと思っていました。地方で仕事をすることも考えていなかったと思います。
コロナを契機に暮らしや働き方が変わってきて、このまま東京にいて良いのか、自問自答するようになりました。
特に、前橋マーキュリーから見る赤城山の景色が好きで、東京にいたら味わえないという思いが強くなりました。コロナ禍だからこそ気づけたことですね。
テレワークの普及により、本社に出社する必要が少なくなったことも大きいです。
今住んでいるお宅について教えてください。
2LDKのマンションを月8万円で借りて妻と生活しています。2021年8月に転居しました。
東地区を選んだのは、ホテルから近かったということが大きいですね。
東京に長く住んでいたこともあり、車で職場に通勤するという感覚がなかったので、自転車で行ける範囲で物件を探しました。
これからどんなことをしていきたいですか。
ホテル内のコワーキングスペース
まずは、前橋マーキュリーを軌道に乗せることがミッションだと思っています。
群馬の食文化をよく理解して、群馬のお客様にご納得いただけるようなコースを提供したいと思います。
また、ホテル内をコワーキングスペースとして改装したほか、サテライトオフィスとして客室の活用も始めており、宿泊以外のサービスも充実しているところです。
こうした仕事のミッションをこなしつつ、前橋の美味しいものを食べたり、人の縁を大切に、前橋の暮らしを楽しんでいきたいですね。
最後に、移住してきた感想を教えてください。
前橋マーキュリー前の福田さん
暮らしてみて不自由だと思ったのは、飲食店が少ないことと、夜暗いということくらいでしょうか。前橋のサイクリングロードは、夜暗くてびっくりしました。
買い物は、大型ショッピングモールのおかげで不自由しません。
あと、豚は美味しいです。これは全国に誇れると思います。
新型コロナウイルス感染症が落ち着いても東京に戻るつもりはありません。
「I LOVE 前橋」です!
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更新日:2024年01月20日