食中毒の原因(病原大腸菌)

病原大腸菌

病原大腸菌とは、人に経口的に感染して、腸炎や下痢を起こす大腸菌のことを指します。
家畜の腸管内などに常在(腸内細菌としていつもいること)しているため、家畜を食肉処理する過程で、生肉の表面が汚染されていることがあります。
病原大腸菌は、その種類(血清型)が多く、病原性や感染のメカニズムから大きく5つに分類されています。

  • 病原性大腸菌(EPEC)
  • 組織侵入性大腸菌(EIEC)
  • 毒素原性大腸菌(ETEC)
  • 腸管出血性大腸菌(EHEC)
  • 腸管凝集付着性大腸菌(EAEC)

これらの中でも、その症状や感染力の強さから、感染症法でコレラや細菌性赤痢とともに三類感染症に挙げられているのが、腸管出血性大腸菌感染症(以下のリンクをご覧ください。)です。

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更新日:2020年10月07日