あなたの周りに気になる人いませんか
「最近元気がない」「いつもと様子が違う」と気になる人がいたら
相談先
前橋市保健所 保健予防課 電話027-220-5787
(月~金 8:30~17:15 年末年始・祝日を除く)
こんなときに掛けてほしい ことば
「元気ないね。何か心配ごとあるの?」
← ■表情が暗く、元気がない
■頭痛や腹痛、肩こりなど体調不良を訴える →
「疲れているみたい。眠れてる?」
「話を聴かせて。一緒に考えよう。」
← ■口数が少ない。周囲との交流を避ける
悩みの原因は何ですか?
健康のこと、仕事のこと、経済的なこと、生活のこと、将来の不安・・・
悩みは誰にもありますが、そのことで心の健康を失ってしまうと解決の糸口さえ見えなくなってしまいます。
まずは専門機関に相談するように話してください。悩みは直ぐに解決しないかもしれません。しかし、相談するだけでも、解決への一歩となります。
悩みがあったらここへ
相談機関一覧のPDFはこちらです。 (PDFファイル: 128.4KB)
なお、電話以外では、下記のホームページへどうぞ。
働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト こころの耳
(URL) http://kokoro.mhlw.go.jp/
本市では自殺対策を推進しています
本市では、「前橋市自殺対策推進計画」を定めています。市民の皆さんを始め、保健・医療・福祉・教育・労働等関係機関との連携・協力を強化し、総合的な自殺対策を推進しています。
自殺の危機要因イメージ図(厚生労働省資料)
前橋市自殺対策推進計画の概要
計画の期間
平成30(2018)年度から平成40(2028)年度までの11カ年。
計画の目標
計画期間における当面の数値目標=自殺死亡率を平成28(2016)年の18.3から30%減らし、平成40(2028)年に12. 7以下を目指します。
計画の最終目標=前橋市は、自殺者ゼロを目指します
*「自殺死亡率」は、人口10万人当たりの自殺者数を表しています。
計画の体系
自殺対策の基本理念
誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指す
自殺対策における基本認識
- 自殺は、その多くが追い込まれた末の死である
- 年間自殺者数は減少傾向にあるが、非常事態はいまだ続いている
- 地域レベルの実践的なとりくみを、PDCAサイクルを通じて推進する
計画の具体的な取り組み
- 子ども・若者への支援を充実する
- 市民一人ひとりの気づきと見守りを促す
- 悩みに寄り添える人を養成する
- こころの健康づくりを推進する
- 社会全体の自殺リスクを低下させる
- 勤務問題による自殺対策を推進する
- 自殺未遂者の再度の自殺を防ぐ
各ライフステージの特徴と取り組み
自殺に至る過程では、様々な要因が複雑に絡み合っていますが、ライフステージごとに特徴があり、抱えている問題も違います。本計画では、一人ひとりのライフステージに着目し、そこで生きていく上での困難を少しでも減らすような取り組みを目指します。
命の門番ゲートキーパー
ゲートキーパーの役割
- Step1 気付き・声掛け
家族や仲間の変化に気付いて、声を掛けます。
- Step2 傾聴
本人の気持ちを尊重し、耳を傾けます。
- Step3 つなぐ
早めに専門家に相談するよう促します。
- Step4 見守る
温かく寄り添いながら、じっくりと見守ります。
話を聴くときの心掛け
- まずは、話せる環境をつくる
- 心配していることを伝える
- 悩みを真剣な態度で受け止める
- 誠実に、尊重して相手の感情を否定せずに対応する
- 話を聴いたら、「話してくれてありがとうございます」や「大変でしたね」、「よくやってきましたね」というように、ねぎらいの気持ちを言葉にして伝える。
*内閣府『誰でもゲートキーパー手帳 第2版』より抜粋
ゲートキーパーの入門講座
本市では、ゲートキーパーの入門講座を行っています。大切な人を自殺から守るための支援や、自らの心の健康を保つ方法を学ぶことができます。講座の開催は、市のホームページや広報まえばしなどで随時お知らせします。ぜひご参加ください 。
厚生労働省のゲートキーパー普及ページ
年代に応じたご案内、ゲートキーパーとして支援を受けられる団体を紹介しています。
こころの健康相談
市保健所では、保健師・精神保健福祉士の電話・面接相談や精神科医による面談を実施しています。また、ひきこもりの家族の教室も開いています。詳しくはお問い合わせください。(電話027-220-5787)
関連書類
この記事に関する
お問い合わせ先
健康部 保健予防課
電話:027-220-5785 ファクス:027-223-8856
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号
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更新日:2024年06月28日