前橋市の歌「赤城嶺に(吹奏楽版)」発表演奏会を開催しました
前橋市の歌「赤城嶺に」は、1982年(昭和57年)に前橋市施行90周年を記念し、交声曲として作られました。約30分にも及ぶ大作であり、歌詞のひとつひとつには郷土愛を育むメッセージが込められています。
この度、市政施行125周年を記念し、「赤城嶺に」が広く市民に利用され、より親しまれるように交声曲全曲を吹奏楽版に編曲し、吹奏楽と合唱による演奏用楽譜を作成しました。
新たに吹奏楽用に生まれ変わった「赤城嶺に」を初披露するため、中央公民館を利用している音楽団体と元気あふれる子どもたちの協力のもと、約1年間の準備期間を経て、平成29年12月9日(土曜日)昌賢学園まえばしホールにて発表演奏会を開催しました。
当日は、約1,000名の来場者を迎え、迫力のある演奏をお聴きいただくとともに、アンコールでは全員で終曲部分を一緒に歌っていただくなど、会場全体が一体となった演奏会を楽しんでいただきました。
第一部 伝えたい前橋市の音楽の力を
第一部は出演団体による発表です。
日頃の成果を各団体が持っている豊かな個性に乗せて存分に披露していただきました。
1.前橋市民吹奏楽団
オープニングを飾ったのは前橋市民吹奏楽団です。NHK大河ドラマ「篤姫」、「花燃ゆ」のテーマ曲を演奏しました。
重厚で輝きのあるブラスの響きが、会場いっぱいに響き渡りました。


2.ミュージカル劇団A-ile(エール)
次は、ミュージカル劇団A-ileによる華麗な舞台。「タイムトゥーセイグッバイ」、「翼をください」他をエールオリジナルバージョンにて披露。力強い歌声とダイナミックなダンスは来場者を魅了しました。


3.前橋高等学校・前橋女子高等学校音楽部
続いては、県立前橋高校、前橋女子高校両校の音楽部による合同合唱。「夜もすがら『方丈記』から」他一曲。
透明感あふれる女性の声と、柔らかく包み込む男性の声が溶け合う、見事な歌声に惜しみない拍手が送られました。


4.前橋市児童文化センター合唱団
第一部の最後を飾ったのは前橋市児童文化センター合唱団のみなさまです。「水の前橋橋のまち」など前橋にちなむ曲も演奏されました。子どもたちの澄み切った、はつらつとした歌声が心に真っ直ぐ伝わる素晴らしいステージでした。


第二部 交声曲「赤城嶺に」~吹奏楽と混声四部合唱のために~
第二部は、吹奏楽版として新たに生まれ変わった「赤城嶺に」全曲の演奏です。
指揮は編曲も手がけた市民吹奏楽団監督の山本佳弘さんです。総勢247名が前橋の豊かな自然と文化、そして戦災からの復興をとげた前橋市の力強さを、情感豊かに最後まで全力で歌い切りました。会場は大きな感動に包まれ、無事終演いたしました。



鳴り止まぬ拍手に応えて、児童文化センター合唱団が客席へ移動。終曲部分の前橋市の歌「赤城嶺に」を出演者、観客のみなさんで一緒に歌いました。会場は一体感に包まれ、素晴らしいフィナーレとなりました。


出演者
- 前橋市民吹奏楽団
- 前橋市児童文化センター
- 群馬県立前橋高等学校音楽部、吹奏楽部
- 群馬県立前橋女子高等学校音楽部、吹奏楽部
- 共愛学園前橋国際大学合唱団Manna
- ミュージカル劇団A-ile
撮影協力
- 前橋ビデオ研究会(撮影)
- 前橋カメラ部佐藤浩多(写真)
- 有限会社おんがくやSR企画(音声)
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更新日:2021年02月08日