平成28年度第2回前橋市労働教育委員会
審議会名
前橋市労働教育委員会
会議名
平成28年度第2回前橋市労働教育委員会
日時
平成28年10月17日(月曜日)午前10時00分~11時00分
場所
前橋市役所 3階 33会議室
出席者
委員
(労働者側委員)
長岡委員、小見委員、新井委員
(使用者側委員)
中島副会長、降旗委員、山田委員、三田委員、狩野委員
(学識経験者委員)
三橋会長、中島(克)委員、岡部委員、菊間委員、石川(直)委員
事務局
岩佐産業経済部長、川端産業政策課長、若島課長補佐兼雇用促進係長、植木主事
欠席者
(労働者側委員)
鈴木副会長、羽鳥委員、山口委員、境野委員
(使用者側委員)
小暮委員、須田委員、石川(修)委員
(学識経験者委員)
三輪委員
議題
- 開会
- 会長挨拶
- 委嘱状交付
- 報告事項
女性活躍推進に関する提案・意見の取りまとめについて - 議題
女性活躍推進計画案の策定に向けての意見交換 - その他
- 閉会
会議の内容
1 開会
(川端課長)
定刻になりましたので、平成28年度第2回前橋市労働教育委員会を開催させていただきます。
皆様には、大変お忙しい中、ご出席いただきまして、誠にありがとうございます。
私は本委員会の事務局を務める前橋市産業政策課長の川端と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
2 会長挨拶
(川端課長)
それでは、委員会に先立ちまして会長の三橋様よりご挨拶をいただきたいと思います。三橋会長よろしくお願いいたします。
(三橋会長)
会を代表して、一言ご挨拶を申し上げます。
前橋市労働教育委員会はこれまで、地域の産業の発展に寄与することを目的として独自の事業を行ってまいりましたが、昨年度をもちまして事業運営団体としての役目を終え、今後は労働問題や前橋市の雇用施策等について提言を行う審議会として再出発することとなりました。
そこで早速、委員のみなさまには「女性の活躍推進」に関する提案・意見書を提出していただいたところでありますが、本日はそれらの提案に基づいた活発な意見交換ができればと考えております。
前橋市の産業の発展と雇用の安定のために、お力添えをいただきますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、挨拶といたします。
(川端課長)
ありがとうございました。
3 委嘱状交付
(川端課長)
続きまして、任期の途中ですが、委員の交代がありますのでご紹介いたします。
上毛新聞社の人事異動により、学識経験者委員の吉田典之委員が退任され、上毛新聞社総務局長の岡部道雄委員が後任となります。
市長に代わりまして、前橋市産業経済部長の岩佐より委嘱状の交付をさせていただきますので、岡部様、恐れ入りますが、その場でご起立をお願いいたします。
(委嘱状交付)
(岡部委員)
ご紹介いただきました、上毛新聞社の岡部でございます。この6月に総務局長を拝命いたしましてこの職に就きました。
実際に採用や人事の仕事をしておりまして、まず一つは弊社にも女性が多くなってきていることを肌で実感しております。
今回アンケートを回答するにあたりましても総務部に5人中女性が2人おりますので、女性の意見を参考に書かせていただきました。
例えば、事業所内保育所の話につきましても、弊社でも考えなければいけないほどの女性社員の数でございます。
ぜひこの委員会を通していろいろ勉強させていただいて、ご意見が言える機会があればと思いますので、よろしくお願いいたします。
(川端課長)
岡部委員さま、ありがとうございました。
4 報告事項
(川端課長)
それでは、引き続き議題に移ります。
前橋市労働教育委員会設置要綱第6条により会長が議長となることになっておりますので、これより先は三橋会長に議題の進行をお願いいたします。
(三橋会長)
初めに報告事項について、事務局より説明をお願いいたします。
(植木主事)
それでは、「女性活躍推進に関する提案・意見の取りまとめ結果」についてご報告いたします。
お手元の資料1をご覧ください。
前回の委員会で委員のみなさまにお願いした提案・意見につきまして、質問項目ごとに1ページずつ取りまとめをしたものになります。意見の内容で上から順に、社会の意識の改善が必要なもの、保育に関するもの、企業が実施できるもの、行政が行っていくもの、その他の5つに分類しました。また、右の欄については、同じような意見が複数あった場合○、特に多かった場合◎としました。
時間の都合上、全てを紹介することはできませんので、意見が多かったものを中心にご報告いたします。
まず1.女性の有業率向上についてです。今後訪れる労働力人口の減少に対応するには、いかに女性の有業率を向上させていくかが課題となります。
意見についてですが、女性が働くためには当然、子どもを預ける必要がありますので保育施設の充実についての意見が多くありました。それから、育児休暇制度について行政から企業への促進依頼、利用状況の報告など今まで以上に取得を促す必要があるとの意見も多くありました。また、行政が行っていくものとして、就職セミナー、職業訓練の実施等ありますが、特に、相談窓口の充実という意見が多くありました。
続いて資料を1枚めくっていただきまして、2.女性の正規雇用率の向上についてです。安定した生活の確保のためには有業率の向上に加え、正規雇用率についても向上させなければなりません。
意見について、こちらもやはり保育施設の充実についての意見が多くありましたが、その他、行政が行っていくものとして、子育てが落ち着いた女性や中高年の女性が正社員で働けるよう支援することなどがありました。また、働き方改革として議論されていますが、同一労働同一賃金、配偶者控除の見直しという意見も多くありました。
1.有業率と2.正規雇用率共通ですが、社会全体で出産、育児への理解と支援体制の整備をし、男性の育児への参加について、雇用主を中心に意識を持つことが必要であるとのことでした。
続いて1枚めくっていただきまして、3.女性管理職の割合向上についてです。これから女性の労働力を活かしていく中で、管理職に女性がいることで働きやすさにもつながり、さらに、意欲と能力に応じた活躍ができることで、地域社会が活性化していきます。
女性自身の意識の問題といった面もありますが、女性管理職にとってどのような条件が必要かを把握するべきといった意見がありました。また、女性管理職の割合を向上させて良かった事例を各企業向けに紹介したり、意識の高い女性に対してステップアップのセミナーや交流会などを開いたりしてみてはどうかといった意見もありました。
続いて1枚めくっていただきまして、4.ワークライフバランス推進についてです。労働力不足の問題に対応していくには、女性の活躍推進に限らず、すべての人が働きやすい社会を実現していかなければなりません。
意見について、職場環境の整備や管理職の意識改革など、企業が実施できることの意見が多くありました。また、企業が積極的に取り組んでいけるよう、行政が企業向けのセミナーや交流会を開催することも多くあげられました。
最後に1枚めくっていただきまして、5.女性の就職(再就職)支援についてです。企業が実施できることとして、一度子育てで退職した女性の再雇用についての意見がいくつかありました。また、女性の特性を活かした職域の創生や、女性起業家の育成など、女性がやりがいを持って働けるようにしていくことが就職につながるとのことでした。
また、企業誘致の強化や交通インフラの整備、駅前の整備など、市域内の環境整備について意見をいただきました。
その他1枚めくっていただきますと、自由意見として沢山の意見をいただきましたが、時間の都合もありますので、後ほどご覧ください。
以上で、「女性活躍推進に関する提案・意見の取りまとめ結果」について報告を終わります。
(三橋会長)
ありがとうございました。今報告が終わりましたが、この件に関して何かご質問・ご意見等がありましたら発言をお願いします。
(中島副会長)
この提案・意見書は何件くらい回答が集まったのですか?
(植木主事)
委員のほとんどのみなさまからいただきました。
(中島副会長)
依頼したのは委員だけということでしたか?
(植木主事)
そのとおりです。
(三橋会長)
他にございませんか。
ないようですので、報告事項はこれで終了とさせていただきます。
5 議題
(三橋会長)
続きまして、議題「女性活躍推進計画案の策定に向けての意見交換」について、事務局の説明をお願いいたします。
(若島課長補佐)
それでは、資料2の「まえばし女性活躍推進計画」(案)についてご説明いたします。
国の方針により、各地方自治体においても、女性活躍推進計画を策定していくことは前回の委員会でご説明いたしました。群馬県内においても、ここ1、2年の間に、各市町村で順次策定されていく予定でございます。
前橋市は資料8にありますように「前橋市産業振興ビジョン」というものを策定しており、このビジョンに基づき、産業振興に係る施策を実施してまいりましたが、今年度は改定の時期にあたり、今後の産業振興について見直しを行っております。現在、コンサルに委託をして、企業向けのアンケートなども実施しているところでございます。女性の活躍推進は産業面からも取り組んでいただくため、この「産業振興ビジョン」の中に「まえばし女性活躍推進計画」を位置づけ、計画的かつ効果的に推進してまいりたいと思います。
それでは資料2の「まえばし女性活躍推進計画」(案)をご覧ください。国及び県の女性活躍推進計画にならって、前橋市の推進計画案を示させていただきました。現在の段階ではあくまで案でございますので、今後の産業振興ビジョンとの整合性なども含めて検討・改善していく予定でございます。
まず、「女性の職業生活における活躍を推進するための支援」として働く女性の現状と課題を挙げております。
資料3及び4をご覧ください。前橋市においては余り結婚・出産におけるM字カーブは顕著ではありませんが、女性の非正規雇用率は男性に比べて高くなっております。これは、子育てが一段落して、再就職するに当たって非正規で雇用されている数が多いのではないかと思われます。賃金や社会保障制度において、不安定な非正規率を下げ、正規雇用を増やすことで、1世帯あたりの収入が増え、出生の数の増加につながっていければ、将来的な人口減の抑制になるのではないかとも思われます。
これについて、2の目的・目標を達成するための具体的施策では、前橋市で現在行っている施策を挙げております。
1.雇用機会の創出、2.就職支援について該当する具体的施策としましては、企業誘致、創業支援、各奨励金、ジョブセンターまえばしによるマッチング等ありますが、 ここでジョブセンターまえばしについてご説明いたします。
現在大渡町にあります勤労青少年ホームを改修して開設する若者・子育て女性に向けた就職支援施設でございます。資料5の事業イメージをご覧ください。前橋市は群馬労働局と昨年の8月に雇用対策協定を結び、相互に連携して市内の雇用の促進を図るということで事業を進めております。窓口では個別にキャリアカウンセリングを行い、今まで前橋市で行っていた若者や子育て女性への面接対策や就職セミナーについてもジョブセンターまえばしで行っていきます。それらの支援で醸成が図られたところで、併設するハローワークの窓口で職業紹介をし、就職まで結び付けます。また、現在若者の早期離職が問題となっていることから、定着支援のカウンセリングや、仲間づくり講座・スキルアップ講座なども行っていきます。
開設は平成29年4月を予定しております。資料6が1階のイメージ図となっております。前橋市の就職支援窓口とハローワークが同じフロアに一体的に設置されることになります。また、子育て女性の方がお子さま連れで来所できるように、キッズルームを設置します。
以上がジョブセンターまえばしの説明になります。
資料2に戻りまして、3.キャリアアップ支援について前橋市として実施している施策は、現在、女性の起業セミナーしかありません。ここの部分が薄くなっておりますので、委員のみなさまに前橋市がこれから行っていくべき施策についてご意見を頂戴できればと考えております。4.各団体との連携につきましては、雇用対策協定を結んだ群馬労働局やハローワーク、群馬県との連携、また労働教育委員会を通した企業経営者、労働団体等との連携を進めてまいります。
次に、「仕事と家庭の両立のための環境の整備」でございます。県都まえばし創生プランの人口ビジョンでは、少子高齢化により2040年には本市の生産年齢人口は30.6%減少すると推計されており、将来的に深刻な労働力不足に陥ることが懸念されます。
労働力の状況においては、依然として女性の多くは出産・子育てを理由として離職しており、介護を理由とした離職や転職者の数も増加傾向にあります。
今後、労働力を確保するためには、多様で柔軟な働き方を可能にし、女性を含めたすべての人が働きやすい職場環境を整備していくことで、ワークライフバランスを実現していくことが必要です。
これについて、目的・目標を達成するための具体的施策ですが、1.継続就業支援について、奨励金を交付しております。また、委員さんから保育所等の整備という意見を多くいただきましたが、今年度から企業主導型事業所内保育施設設置促進補助金を設立しました。企業が事業所内に保育施設を設置した場合に、設置の整備費について上限500万円で補助金を交付するというもので、早速今年度2箇所の事業所から問い合わせがあり、今後交付する予定でございます。
2.ワークライフバランスの推進について、各種法令の普及・啓発や奨励金の交付を行っておりますが、こちらについても現在薄い部分になりますので、みなさまからのご意見をいただければと考えております。
以上、「まえばし女性活躍推進計画」(案)の説明をさせていただきましたが、最後に、今後の推進計画策定スケジュールとなりますが、資料7をご覧ください。こちらに産業振興ビジョンの改定までのスケジュールが記載されております。現在市内企業へアンケート調査を行っているところでして、今後ビジョン協議会で意見の聴取をする予定でおります。今日みなさまからいただく意見を反映させた推進計画案を産業振興ビジョンの案の中に入れ込み、ビジョン協議会で協議していただくことになります。その後素案作成、パブリックコメント等を経まして、最終的には3月頃に完成ということで報告させていただきたいと考えております。
以上、女性活躍推進計画の策定について説明させていただきました。
(三橋会長)
ありがとうございました。以上で説明が終わりましたが、これからどのような施策を計画に盛り込んでいくべきか、意見交換を行います。ご意見がありましたら発言を積極的にお願いいたします。
(石川(直)委員)
ジョブセンターでハローワークと連携して進めていくということについてです。ハローワークに求人を出すと、個人の情報があまり入らずに面接をすることになり、採用をした後に条件面などでミスマッチとなってしまうことがあります。新しくできるジョブセンターではそのようなことも考慮に入れれば、より良いマッチングができると思います。
(川端課長)
ジョブセンターでは、若者も子育て女性も同じことですが、ハローワークの紹介一辺倒ですぐおつなぎするということは想定しておりません。できる限り、雇用者と面接のうえ雇用する側が採用するかを決定するという基本的な流れがありますので、先ほどお話されたことも考慮しながら、お互い良かったと言えるマッチングに努めていきたいと考えております。
(中島副会長)
履歴書の中身が限定されており、今のような話や、いろいろなキャリアを積んだ人の人柄などを知るのに限界がありますが、自発的に細かく書く分には構わないということですよね。
(三橋会長)
問題ないですね。
(中島副会長)
以前カナダ人を面接採用することがあったが、履歴書に本人の子どもの頃からのパーソナルレコードがびっしり書いてあり、本人の人柄がよくわかりました。履歴書の中身が限定されてしまうのは悪い環境だと思っているところです。
(三橋会長)
紋切り型ではなく、もう少し工夫をして就職支援を進めてみてはどうか。
(三田委員)
就職や起業をするのに気楽に相談ができる場があればと思っていたので、ジョブセンターは非常に良いと思うのですが、ハローワークとの違いが一般の市民にわかりづらいというところで、子育て女性就職支援窓口は、所得税のことや起業をする際の助成金などについても気楽に相談できる窓口であれば良いなと思いました。
(降旗委員)
起業を支援するにしても、失敗をすれば借金を背負うので、ただ応援するだけでなく、辞めさせる判断をすることも大事だと思います。
それから採用の話になりますが、2、3月頃に学校から紹介があって面接をした子が真面目そうだったのでいざ採用してみたら、学校のときの癖が出て遅刻・休みが多い子でした。先生としても就職をさせなければということがあるので、一生懸命推薦してくるのでしょうけど、履歴書などの話にもつながりますが、どうにかならないかと思っています。
また、国でどうこうではなく、前橋市で何ができるかが大事だと思います。
そういった面では、企業主導型事業所内保育施設設置促進補助金については良いと思いました。しかしこれについて、先日新聞に出ていた企業では社員に限らず外からも子どもを受け入れるとありましたが、例えば社員の子どもの人数を全体の受け入れ人数の2割に制限するなどして、外からの子どもを多く受けなければ、設置した企業にのみメリットが生じ、何のための補助金なのかと感じてしまいます。
また、学童保育の充実については、市の具体的な施策として今後も進めていけると思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。
配偶者控除の見直しなどの話は国が議論することですので、前橋市として何ができるか具体的なところから一つひとつやっていければと思います。
(中島副会長)
関連して、保育施設の補助金については、設置するうえでの一時的な補助金ですか?
それとも毎年の補助金ですか?
(若島課長補佐)
国の助成金については運営費を含めた助成となりますが、前橋市の補助金については設置する際の施設整備費を対象とした一時的なものです。
国の助成金に上乗せするものでして、国の助成金の対象外となった施設整備費について、上限500万円で補助します。
(小見委員)
総合的に私が考えていたのは、説明にもありましたがカウンセリングの部分でした。女性が働きたい、または起業をしたいといったところで条件は個々人で違うので、ジョブセンターで行うカウンセリングは大事なことだと思います。いろいろな女性に聞くと、偉くはなりたくないけど働きたい、働けるけど税金の問題で働かない、などと様々です。ぜひいろいろな事情を聞いてあげて、働きやすい仕事に結び付けるのが良いのかなと思います。
(中島副会長)
弊校にも様々な高校から生徒が集まりますので、高校に行って話を聞くことがありますが、昨年あたりからの傾向を見て、ひとり親家庭が非常に増えていると感じます。それに加えて中小企業では可処分所得としては増えていないのが実態です。そのため、子どもをなかなか進学させることができないといった状況が顕著に現れています。前橋商業高校では今年、就職率が50%を越えています。かつては3分の1でした。前橋工業高校では70%を超えています。ひとり親が働く環境を作ることが重要になってきています。
また、特に製造業では人手不足もあり無理やり説得して就職させているようですが、辞めてしまう率がかなり高いです。今の子どもたちは自由に育っている子たちですので、定められた時間・場所で働くことに耐え切れず、離職してしまうことが多くあります。
今社会では専門的な知識と技能がないと仕事にならないという面もある一方、ひとり親の家庭が増え、高校卒業後の就職率が増えているものの、その後の離職が多くあるということが重大な問題となっています。
そこで、学生が学びたくても授業料を納められない、働く場とすれば人手不足という状況の中、弊校も「学びながら働けるようにする」ということにいち早く取り組んでいかなければと考えています。例えば、歯科衛生士の学校は午後1時半に授業を終えているため、3時から歯科医院でアルバイトができ、そのアルバイト代を授業料に充てることができます。親に面倒を見てもらわなくても進学できて就職までつながるという時代になっていくということを感じています。
このような実態がありますことから、女性の就職支援について益々積極的に進めていかなくてはならないと考えております。
(三橋会長)
今回の委員会は「まえばし女性活躍推進計画」(案)について、審議会として意見を頂戴したいということが当初の目的でありましたが、一つ意見を挙げさせてもらうと、資料2の「仕事と家庭の両立のための環境整備」の具体的施策について、降旗委員さんも先ほどおっしゃいましたが、学童保育の充実を入れるべきだと思います。
(中島副会長)
そうですね。7時半~8時くらいまで学童保育が充実していなければなかなか働いていけないでしょうから。学童保育の要望はものすごく高いと思います。
保育の部署からも計画などは出ているとは思うが、こちらからも出しておく、それほど重要だということでお願いします。
(三橋会長)
それでは、学童保育の充実を加えて女性活躍推進計画の作成を進めていくこととしてよろしいでしょうか。
(委員全員)
異議なし
(三橋会長)
ご異議なしということですので、議題につきましてはこれですべて終了し、委員会を閉じさせていただきます。ご協力ありがとうございました。進行を事務局にお返しします。
(川端課長)
三橋会長、ありがとうございました。
6 その他
(中島副会長)
ここで若干お時間をいただいて恐縮ですが、先日開村したイングリッシュビレッジ(英語村)についてご紹介させていただきます。
旧嶺小学校が昨年3月に閉校し、その後は廃校となっておりましたが、市の事業者公募により中央カレッジグループが選定され、つい先日開村しました。廃校を活用した英語村は全国で初めてのものになります。学校では文法で学びますが、英語村では遊びやスポーツ、料理など、動きのあるプログラムを通じて英語を学びます。再来年からは小学校3年生以上で英語教育が必須になるということですが、小学校の英語教師は1校につき1人いるかどうかという実態があるようですので、英語村で体験させてカリキュラムにしようといった話も出てきています。
来年の4月に本格スタートとなりますが、それまでは見学会を開いておりますので、ぜひみなさん、お子さんやお孫さん連れで訪問していただければと思います。
7 閉会
(川端課長)
ありがとうございました。
以上をもちまして平成28年度第2回前橋市労働教育委員会を閉会させていただきます。
長時間にわたる、ご審議とスムーズな進行にご協力いただき、ありがとうございました。
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更新日:2019年02月01日