ヒトパピローマウイルス(HPV)予防接種のキャッチアップ接種について(平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子)

お知らせ

キャッチアップ接種(公費による無料接種期間)は令和7年3月31日までです。
接種は合計3回、接種完了までに標準的に6か月(最短4か月※)かかります。
※4価及び9価ワクチンを接種した場合
(注意)最短4か月で接種する場合においても、接種間隔に規定があります。年末年始等で医療機関が休診の場合や当日の体調不良で接種日の延期等もありますので、余裕をもったスケジュールで接種してください。

▼令和6年12月10日更新
今夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況を踏まえ、令和7年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるよう、国の審議会で検討しています。国からの正式な通知が発出され次第、改めてお知らせします。

あくまでも検討中の為、掲載内容が変更される可能性があります。ご容赦ください。
対象者1 キャッチアップ接種対象者のうち、令和4年4月1日〜令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
対象者2 平成20年度(平成20年4月2日〜平成21年4月1日)生まれの女子で、令和4年4月1日〜令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
接種期間

キャッチアップ接種期間(令和7年3月31日まで)終了後、1年間

厚生労働省HPVキャッチアップ10月以降のお知らせ

ヒトパピローマウイルス(HPV)キャッチアップ接種

ヒトパピローマウイルス(HPV)予防接種(以下、HPVワクチン)は、平成25年4月から予防接種法に定められた定期接種として実施されましたが、接種後の副反応報告が相次いだことから、同年6月以降、国の指示によって接種勧奨を控えることになりました。その後、令和3年11月に国の検討部会において「HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないこと」、「接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ること」が認められたことから、令和4年4月に積極的な接種勧奨が再開されました。接種勧奨を差し控えている期間に定期接種の対象であった、平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女子に対して時限的に「キャッチアップ接種」として接種機会を設けることになりました。なお、平成18年4月2日〜平成20年4月1日生まれの女子は、定期接種対象期間終了後はキャッチアップ接種対象者となります。

HPVワクチンキャッチアップ接種の概要

■HPVワクチンキャッチアップ接種
接種対象者

積極的な勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった、平成9年4月2日生まれ~平成20年4月1日生まれの女子


以下の1~2の方は、令和6年度キャッチアップ接種対象者です

  1. 令和4年度定期接種対象者(平成18年4月2日~平成19年4月1日生まれの女子)
  2. 令和5年度定期接種対象者(平成19年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子)
接種回数

3回(※過去に1回または2回接種した方は残りの回数)

使用ワクチン

2価、4価、9価のいずれか1種類

※交互接種について
HPVワクチンは、同じ種類のワクチンで3回接種を完了することが原則ですが、医師とよく相談したうえで2価または4価ワクチンで過去に1回または2回接種した方が、残りの回数を9価ワクチンで完了させることについては差し支えありません。過去に接種したHPVワクチンの種類が不明である場合は、接種医と十分相談したうえでワクチンの種類を選択してください。

「9価ワクチン(シルガード9)について」

接種期間

令和7年3月31日まで

接種間隔
スケジュール

3回接種が完了するまでに標準的に6か月かかります。

hpvessyukannkaku

(注意)年末年始等で医療機関が休診の場合もありますので、余裕を持ったスケジュールで接種してください。

【2価】標準的なスケジュールがとれない場合
◆2回目について
1回目接種後、1か月以上あけて2回目を接種
◆3回目について
2回目接種後、2か月半以上あけ、かつ1回目から5か月以上あけて接種

【4価・9価】標準的なスケジュールがとれない場合
◆2回目について
1回目接種後、1か月以上あけて2回目を接種
◆3回目について
2回目接種後、3か月以上あけて接種

標準的な接種間隔をとれない場合

予診票

【市内医療機関で接種を希望する方】

  • 医療機関に置いてあるものを使用してください(発行不要)

【市外の医療機関で接種を希望する方】

 

≪本市の接種勧奨状況について【参考】≫
■平成18年4月2日~平成19年4月1日生まれで3回接種が完了していない方
→令和5年4月に通知を送付しました。
■平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれで3回接種が完了していない方
→令和5年4月にはがき「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンに関するお知らせ」を送付しました。
■平成19年4月2日~平成20年4月1日生まれで3回接種が完了していない方
→令和6年4月に通知「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンのキャッチアップ接種について(ご案内)」を送付しました。
■平成9年4月2日〜平成20年4月1日生まれで3回接種が完了していない方及び転入者等で本市での接種履歴が確認できない方
→令和6年8月にはがきを送付しました。

接種場所(接種日時等は医療機関に直接お問い合わせください)

市内の医療機関
※実施医療機関は予防接種・各種健康診査が実施できる医療機関一覧(PDFファイル:480.7KB) をご確認ください。
※一覧に掲載されていない医療機関や掲載内容に変更がある場合がありますので、あらかじめ医療機関にお電話で相談・予約をお願いします。
※市外・県外の医療機関での接種を希望する場合はこちらをご覧ください。

接種費用

無料

接種当日の持ち物

・保健予防課から送付された通知又ははがき
※予診票に、通知又ははがきの氏名下に印字された8桁の番号を記入していただく必要があります。接種の度に記入する必要がありますので、3回接種が完了するまで大切に保管してください。

・母子健康手帳等過去の接種歴が分かる書類
・マイナ保険証又は資格確認書
・福祉医療費受給資格者証(該当者のみ)
・予診票(市外の医療機関で接種する場合のみ)

ヒトパピローマウイルス(HPV)予防接種の副反応

HPVワクチン接種後、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。痛み等の頻度が高いワクチンのため、接種の痛みや緊張のために、血管迷走神経反射が出現し、失神することもあります。
接種後は、少なくとも30分間は背もたれのある椅子に座っていただき、座位で様子をみてください。前に倒れる場合がありますので、注意して様子を観察してください。

HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(PDFファイル:18.8MB)

■各ワクチンの副反応について
発生頻度 2価(サーバリックス) 4価(ガーダシル) 9価(シルガード9)
50%以上 注射部位の疼痛・発赤・腫脹、疲労 注射部位の疼痛 注射部位の疼痛
10~50%未満 かゆみ、腹痛、筋痛、関節痛、頭痛など 接種部位の紅斑・腫脹 接種部位の紅斑・腫脹、頭痛
1~10%未満 じんましん、めまい、発熱など 頭痛、接種部位のそう痒感、発熱 浮動性めまい、悪心、下痢、発熱、疲労、接種部位のそう痒感・内出血など
1%未満 接種部位の知覚異常、感覚鈍麻、全身の脱力 下痢、腹痛、四肢痛、筋骨格硬直、倦怠感、接種部位の硬結・出血・不快感など 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、倦怠感、接種部位の出血・血腫・硬結など
頻度不明 四肢痛、失神、リンパ節症など 失神、嘔吐、関節痛、筋肉痛、疲労など 感覚鈍麻、失神、四肢痛など

サーバリックス添付書類(第14版)、ガーダシル添付書類(第2版)、シルガード9添付文書(第1版)より改編

キャッチアップ接種対象者でHPVワクチンを自費で接種した方への助成について

令和4年3月31日までにHPVワクチンを自費で接種(2価、4価に限る)したことがあるキャッチアップ接種対象者の方は、費用の助成があります。詳細は下記ページをご確認ください。

HPVワクチン理解促進のための群馬モデル事業(群馬県ホームページ)

群馬県が作成した動画や啓発用リーフレット、接種医療機関のマッピング(検索)サイト等の情報については下記からご覧ください。

関連サイト

この記事に関する
お問い合わせ先

健康部 保健予防課 予防接種係

電話:027-212-3707 ファクス:027-224-0630
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号 前橋市保健所2階
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更新日:2024年12月10日