令和7年度第2回前橋市みんなですすめる歯と口腔の健康づくり連絡会議

審議会名

前橋市みんなですすめる歯と口腔の健康づくり連絡会議

会議名

令和7年度第2回前橋市みんなですすめる歯と口腔の健康づくり連絡会議

日時

令和8年2月19日(木曜日) 午後1時30分 ~午後2時40分

場所

まえばし医療センター 2階共用会議室

出席者

(委員)
高松委員、道下委員、堀口委員、瀬下委員、瀬戸委員、鶴田委員、佐藤委員、木下委員、持田健康部長、大西保健所長、高松教育委員会教育次長

(関係課)
(社会福祉課)本間課長、(長寿包括ケア課)大嶋課長、神尾歯科衛生士、鴻田歯科衛生士、(障害福祉課)田村課長、(こども支援課)浜名課長、坂井主任歯科衛生士、(こども施設課)米谷係長、(保健総務課)三田課長、(国民健康保険課)生方課長、(教育委員会総務課)高橋課長、(教育支援課長)安藤課長

(事務局)関沼健康増進課長、市田課長補佐、唐鎌副主幹、関副主幹、亀山副主幹、安藤主任保健師、竹内主任保健師、中沢会計年度任用職員

(傍聴者)
なし

欠席者

(委員)田中委員、角張委員、鳥居委員、藤本委員
 

議題

1.議事

(1)令和7年度前橋市歯科保健年報追加(健康増進課)

(2)幼児期における口腔機能向上のための取組(こども支援課)

(3)前橋市保育施設における歯科検診結果について(こども施設課)

(4)前橋市小中学校での歯科刷掃指導実施状況について(教育委員会総務課)

(5)令和7年度成人歯科健診未受診者への受診再勧奨ハガキについて

外国人への成人歯科健診啓発活動について(健康増進課)

(6)オーラルフレイル予防普及事業についての取組と報告について(長寿包括ケア課)

2. 意見交換

「オーラルフレイルの認知度について」「高齢者の定期的な歯科受診向上について」

  3.その他

  4. 閉会

 

会議の内容

1 開会(司会:健康増進課長)

2 挨拶

(健康部長挨拶)

この会議は、平成26年に制定された前橋市みんなですすめる歯と口腔の健康づくり条例に基づき、歯と口腔の健康づくりを推進に取り組んでいる。今年度は成人歯科健診の対象に63歳、68歳を新たに追加し事業充実を図った。一方で受診率向上については課題がある。引き続きわかりやすい周知方法や受診勧奨に努めていきたい。歯と口腔の健康づくりは全身の健康の基盤であり、フレイル予防や生活の質を向上・維持にも直結する。この会議を通じて乳幼児期から高齢期まで切れ目のない支援を、委員の皆様と連携して進めていきたい。

 

(会長挨拶)

歯周病の中の細菌が全身の疾患と関連することは長らく言われている。また太ったことで健康になり長生きするというエビデンスもある。他にも噛む力がある方は長生きすると言われている。歯と口腔の健康が健康寿命に繋がっているため、皆様と意見交換しながら推進していけたらと思う。

3 議事

(1)令和7年度前橋市歯科保健年報追加

(議事(1)については、健康増進課から資料1により説明。)

(高松会長)

現在歯・喪失歯の状況で20本以上の歯を有する者の割合が77%。例えば10年前と比べて保有割合はどう変化しているかわかるか。

(健康増進課)

具体的な数値は手持ち資料にないが年々保有割合は増加していると思われる。

(高松会長)

全国的に60%と言われており年々増加している。これをいかに保持するかが課題。

(高松委員)

2歳児歯科健診の受診率が1歳6か月児健診や3歳児健診と比べて明らかに低い。現在の受診勧奨方法や周知方法、今後の受診率向上対策を聞きたい。

(こども支援課歯科衛生士)

2歳児歯科健診は国で定めた法定健診ではなく保護者の希望で受診する健診のため、受診率は他と比べて低くなっている。1歳6か月児健診受診者全員に2歳児歯科健診についてチラシで周知している。また市公式LINEにお子さんの生年月日等を登録している方には健診時期に受診案内がいくようになっている。

(高松会長)

1歳6か月児健診から3歳児健診の間でむし歯の保有率がかなり上がるため、2歳児歯科健診の受診率が上がればさらにむし歯の保有率を抑えられるだろう。

(2)幼児期における口腔機能向上のための取組

(議事(2)については、こども支援課から資料2により説明。)

(堀口委員)

昨年度、口腔機能発達の話をして今回の取組に繋がりありがたい。健診で口腔機能発達の異常を発見したり、個別指導についての対応はどうか。

(こども支援課歯科衛生士)

母子手帳にも咬合を見る項目が記載されており歯科医師の先生方に御協力いただいている。反対咬合等の咬合異常のお子さんには歯科衛生士による歯科指導でお口の体操を紹介している。またかかりつけ歯科医をつくるよう案内している。

(高松会長)

幼稚園の園医をしている。幼稚園における歯科健診は園児が泣いたり、周囲の環境音から診察が難しいところはあるが、歯科医師会でも口腔機能向上のため周知していく。

(佐藤委員)

あいうべ体操やぱたから体操について保護者に周知しているのか。

(こども支援課歯科衛生士)

こども支援課では、保護者へおくちの体操をお伝えし、お子さんと一緒に取り組めるように周知している。

(佐藤委員)

各家庭で子供と遊びながらできるとよい。

(高松会長)

保護者の方にもあいうべ体操は認知されつつある。保護者への周知もよろしくお願いしたい。

(3)前橋市保育施設における歯科検診結果について

(議事(3)については、こども施設課から資料3により説明)

(高松会長)

受診率が100%でないことは当日欠席しているからだと思われる。欠席児童への健診はどう対応しているか。

(こども施設課)

公立保育所について、健診当日に欠席した場合は内科・歯科ともに後日保育所職員が嘱託医のクリニックへ連れていき対応していただいている。私立園等は各園によって対応が異なるが、後日嘱託医を受診している場合が多いと思われる。

(4)前橋市小中学校での歯科刷掃指導実施状況について

(議事(4)については、教育委員会総務課から資料4により説明。)

(堀口委員)

中学校の刷掃指導については歯科医が出向いて具体的な病態知識として、歯肉炎予防を中心に説明してる。歯肉炎予防が歯周病予防に繋がるため、この時期に規則正しい生活習慣を身につけることと、自分の口腔状態を自分で確認できるような力を養ってもらうために活動している。

(佐藤委員)

ブラッシング指導の際の染め出しは中学生になると実施が難しいか。

(堀口委員)

中学生の場合は説明時間と合わせて染め出しとなると時間的に難しい。

(佐藤委員)

思春期になると口を開けたくない、見せたくないというものもある。特別支援学級の子供は学級の中に入れて一緒に指導しているのか。

(高松会長)

特別支援学級の子供もクラスにまとまって指導を受けている。

(佐藤委員)

障害のある人たちが成人になってから口腔の健康状態がよくない。そこから病気が始まると言われる。特別支援学級の時に指導を受けている人は大丈夫だと保護者から聞いたことがある。

(高松会長)

障害者は保護者の力が及ばない部分や本人の意識の問題もある。群馬県では障害者歯科診療を行っているが、この課題は今後も検討が必要。

(5)令和7年度成人歯科健診未受診者への受診再勧奨ハガキについて

外国人への成人歯科健診啓発活動について

(議事5については、健康増進課から資料5により説明)

(道下副会長)

成人歯科健診未受診者への受診再勧奨は明らかに効果が出ている。歯科健診は毎年ではなく節目で受診する健診のため受診勧奨を継続していただきたい。また日本語の通じにくい方も前橋市民であるため、今後もいい形で続けられるとよい。

(高松会長)

受診勧奨方法としてのSNSは登録している方への対応か。

(健康増進課)

まずインスタグラムは健康増進課アカウントに登録している方だけでなく、たまたま目にした方にも周知できるようになっている。LINE配信については前橋市公式LINEに登録している方への周知となっている。すぐーる配信は小中学校の保護者向けの周知となっている。

(高松委員)

通常の学校は健診が義務付けられていると思うが、日本語学校はどうか。

(健康増進課)

学校から聞き取る情報では、身体の健診は義務付けられていると思われる。歯科健診は義務付けられていないようで、歯を磨く習慣自体も様々だそう。日本語学校での周知啓発では歯磨き方法についても触れてほしいと先生から助言いただき実施している。

(高松会長)

学校保健法とは異なるかもしれないが是非受診してほしい。

(堀口委員)

外国の方で治療目的に来院する方は多い。話せる言語はわからないが、簡単な日本語はでき、なんとかコミュニケーションはできる。例えば健診結果が記載された健診票を学校にもっていけば、学校で結果を説明することは可能か。

(健康増進課)

学校にいる先生は多国籍で多言語に対応できる環境と思われる。学生宅に届く郵便物を先生が説明しているため、健診結果の説明も可能かもしれない。

(堀口委員)

コミュニケーションがとりにくい方が来院した場合、学校で説明を受けるように歯科医師会から伝えることは可能か。

(高松会長)

今後も外国の方は増加していくと思われるため検討が必要。歯科医師会からの働きかけも良いと思う。

(6)オーラルフレイル予防普及事業についての取組と報告について

(議事(6)については、長寿包括ケア課から資料6により説明)

(高松会長)

事業参加者の年齢はどのくらいの方が多いか。

(長寿包括ケア課歯科衛生士)

対象者は65歳以上で上限に制限はなし。60歳代もいれば90歳代の方もいらっしゃる状況。

(高松会長)

パタカ測定結果はやはり60歳代の方のほうがかなり良いのか。

(長寿包括ケア課歯科衛生士)

その通り。70歳代から低下してくる印象。

意見交換

(高松会長)

テーマを決めて意見交換をする。一つ目のテーマは「オーラルフレイルの認知度」について。オーラルフレイルは高齢者の健康寿命に大きく関わる重要な概念でありながら、市民の認知度はまだ十分と言えない。皆様の現場で感じる課題や取組効果的な周知方法についてご意見いただきたい。

(鶴田委員)

病院勤務だが、骨折で入院し歯が全くない方がいた。歯がないことを妻も知らなかったという事例だった。おそらく妻が作った料理を噛めていなかったのだろう。丸飲みしていたかもしれない。

(高松会長)

本人が痩せているなら栄養が取れていなかったのだろう。歯がないことを家族には知っていただいた上で、食事から栄養摂取するためには歯科の健康が必要だということを伝えてほしい。

(木下委員)

歯がなくなると食べ物もおいしくなくなる。健康維持も難しいということを伝えてほしい。中学生であれば咬合状態は見た目にも影響したり、歯を失うリスクにもなることを分かりやすく伝えてほしい。「保健推進委員だより」という地区で回覧する資料を作成するが、歯科は健康維持するための三本柱の一つとして周知している。

(瀬戸委員)

80歳代でも歯科の定期受診に行っている方にお会いする。オーラルフレイルの認知度は上がってきていると思われる。パタカサポーターが活動しているということなので、一緒に活動できればと感じた。

(高松会長)

地域包括ケアシステムはどこでも課題となっている。歯科も会議に出席しているが、ぜひ歯科にも目を向けてほしい。

(高松会長)

続いて二つ目のテーマは「高齢者の歯科受診向上」について。歯科受診を促進することで、咀嚼機能の維持、栄養状態の改善、誤嚥性肺炎や認知症の予防など、様々な疾患予防に関連している。市民へのアンケート調査では「痛くなったら受診する」「入れ歯が合わないが我慢して使っている」、「歯を抜いたままにしている」という意見がある。このような方にどのような受診勧奨の取組が効果的かご意見をいただきたい。

(佐藤委員)

障害をもった方の場合、受診しない方の中には本人以外にその周辺へ情報がいってないことがある。情報を伝える機会がない。どうしても自宅に引きこもりがちになる。

(高松会長)

地域包括支援センターでフォローしていただき周知していただけるとよい。

(道下副会長)

疾病に焦点が当たるため歯科の部分が抜けることもある。行政や歯科医師会から強いアピールがあったほうが医師会も受け入れやすい。

(高松会長)

全身麻酔による手術時の口腔機能管理は連携が取りやすい。それ以外の連携を病院群だけでなく医師会の先生方にも広めることで効果を出していきたい。

(瀬下委員)

高齢者が受診するためには交通手段、金銭問題等がある。一番大事なのは歯を失わないこと。今回、歯科衛生士会がパタカ測定に参加したが、地域の歯科医院に勤務する歯科衛生士も参加することで、その周辺の身近な存在にも受診勧奨することに繋がるのではないか。

(堀口委員)

昔は歯科医に怖いイメージがあったかもしれないが現在は受診しやすい雰囲気になっている。受診するきっかけができれば、歯科医も定期受診に繋げられるように対応したい。

(高松会長)

前橋市民の歯科口腔保健の推進に関しては歯科医師会として本日のご意見等を参考にしながら力を入れていきたい。今後ともご協力お願いしたい。

6 閉会(司会:健康増進課長)

以上

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更新日:2026年03月23日